Select Language

見上げる町ー1丁目

[ Category: SONY|掲載日時:2019年10月01日 10時30分]



SONYα7RⅢ + Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

空は、誰の頭上にも等しく覆いかぶさります。

時に、うららかな日差しを投げかけ。
時に、幾万の水の粒を落とし。
時に、空色のキャンバスに雲で絵を描き…

SONYα7RⅢ + Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

神無月の一日目。
八百万の神々が出雲の地へ会議へ赴き、不在になることから名づけられたこの10月、神無月。
本日『見上げる町』と銘打って、頭上の景色を写しながら書かせて頂きます。

此度見上げる秋空は、東京都のとある場所。
見上げた視界には、この街の見慣れない表情が垣間見えます。
一階はいつものコンビニ、お寿司屋さん、はたまたデパート。
街の歴史を物語るのは我々が普段見上げない、かつてのままの上層階だったりするのです。

SONYα7RⅢ + Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical


SONYα7RⅢ + Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2.0 Aspherical
今回使用したこのレンズは以前のブログでも“空が映える”と紹介させていただきました。
ここ最近は他のレンズにうつつを抜かしていたため、しばらくぶりではございますが、この色、この写り、是非お楽しみください。
解像感にはやはり目を見張るものがありますね。

SONYα7RⅢ + Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

ところで、街の電光掲示板では、22度の表記をよく見かけるようになりました。
「暑い」と「寒い」の中間にあたる季節は、春も秋も、同じ“22度”を経験するはずですが、
どうにも私には、寒くなってゆく22度が心地よく感じられます。
わくわくした気分になるのですが…単に暑がりなだけでしょうか。

SONYα7RⅢ + Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

そんな秋の天気は変わりやすいと聞いたことがあります。
快晴だった空もじわりじわりと薄雲がかかり、透明度の高い厚みを感じる空はすぐに臨めなくなってしまいました。

SONYα7RⅢ + Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

雨が降るでもなく風が吹くでもなく、ただすり抜けるように移ろう空を眺めながら…
おしゃれな街を、おしゃれだな、と当たり前に独り言ち、欠伸の涙を流さぬよう、幾度もファインダーを覗いては空を仰ぎ見ます。

SONYα7RⅢ + Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

陽の光を浴びるには特等席のこの場所から、緑が見下ろしていることはきっと、この町の人もあまり知らないでしょう。

SONYα7RⅢ + Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回見上げた町は東京都武蔵野市、吉祥寺周辺です。
駅の周りには、長い時間を感じさせる建物が立ち並びます。
頻繁に歩き回るこの町ですが、見上げて初めて見える景色も多くありました。
規則的に並ぶ窓、風に揺れる草花、見慣れないビル装飾…
元はと言えば秋空に魅せられて見上げた視界です。
こんなにも楽しい世界が広がっていたとは、まだまだ私の視野も狭いことを実感いたしました。

関東は紅葉にはまだ早く、行楽シーズンも始まるかどうかといった時期ですが、秋空は今日も綺麗です。
「空を見上げてみては?」などと無粋な事は申しません。
ただ、このブログを見ていただくために見下ろしたそのスマホ、一度スリープにしてみてはいかがでしょうか。
見上げるべき広い広い世界は、見下ろす先にもきっと。

SONYα7RⅢ + Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

私は、毎日息をし、パンを食べ、写真を撮り、寝ます。
そうして生きる日々は常に更新し続け、全てを知り、記録することは不可能です。
その莫大な情報の中で、自分が歩んだこの街を、自分が気づいたその視野で、切り取ることは永遠の宝物です。

「明日、何処で写真撮ったろかなぁ」
ぜひ見上げる町ー2丁目にいらしてください。
首を痛めながら空を撮り続ける人が居たら、きっとそれは私でしょう。

それではまた。



〓〓タイムズフォト〓〓〓〓商品ピックアップ〓〓

[ Category: SONY|掲載日時:2019年10月01日 10時30分]

面白いと思ったらコチラをClick!27票


【SONY】初心にかえる50mm 「APO-LANTHAR 50mm F2」

【SONY】初心にかえる50mm 「APO-LANTHAR 50mm F2」[2020年02月03日]

SONY α7RⅣ + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 焦点距離:50mm 絞り:F8 シャッタースピード:1/2500秒 ISO:100 「最近50mmで写真を撮っていないなぁ・・・。」 カメラを始めて間もないころは、35mmのフィルムカメラに安い50mmのレンズをつけて、なんでもかんでもシャッターを切っていた。 そのうち、画角の違いを覚えて、いろんな焦点距離のレンズを試した。 ...
続きを読む
コツメカワウソ×SONY α6600 + E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS

【SONY】コツメカワウソがかわいい!【α6600×超望遠ズーム】[2020年02月02日]

「SONY α6600」と「SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS」を組み合わせて、動物園へ撮影に行ってきました。 70-350mmといえば、35mm換算で105-525mm。 これがまた、動物園の撮影でちょうどいい長さなのです。 私のお気に入りの動物の中から(動物はみんな好きですが!)、今日はコツメカワウソの写真をご紹介します。 まずはとても可愛い「へそ天」姿からどうぞ! 「ガオー!」 可愛い写...
続きを読む
α7II

【SONY】小さなゾナーレンズ[2020年02月01日]

α7IIを使い始めて数ヵ月が経ち、カメラと仲良くなってきた頃。 マウントアダプターという魔法のようなアクセサリーを使いMFレンズを使用して撮影を楽しんでいるのですが、やっぱりAFのレンズを カールツァイスのレンズを使いたい。 使いやすい焦点距離で、小振りな単焦点レンズが良いなぁと思い選んだのは Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z ボディに装着してみると、本当に小さいです。...
続きを読む
【街で見つけた形にフォーカス】名前のないかたち【SONY】

【街で見つけた形にフォーカス】名前のないかたち【SONY】[2020年01月28日]

写真を撮るとき、被写体の形を意識するのはどんな瞬間ですか? 被写体を見つけたとき。 フレーミングして、構図を考えているとき。 シャッターを押す瞬間。 はたまた、撮り終わって、今日の思い出を眺めるときでしょうか? 私はシャッターを押す瞬間に被写体の形を意識しているように思います。 撮影の準備は全て終わり、あとはこの人差し指で快音を鳴らすだけ。 その瞬間に、散漫していた...
続きを読む
Shinjuku

【街で見つけた形にフォーカス】NikonのライカLレンズをSONYで撮る[2020年01月27日]

ボディ:SONY α7RIV / レンズ:Nikon W Nikkor 3.5cm F2.5 (L39) マウントアダプター:K&F Concept KF-LME - Voigtlander L/Mリング 35/135用  NikonのLレンズ?と思った方もいると思います。今回使用したのは、NikonのL39マウントレンズ、Nikkor 3.5cm F2.5です。今回は、コンパクトながらも準広角レンズであり、F2.5とスナップとしては十分な明るさをもつ、『W Nikkor 3.5cm F2.5』を使用して撮影を...
続きを読む