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【Leica】ぼくらのズミクロン日記Vol.4「50mmノ比較 その①」

[ Category: Leica|掲載日時:2019年11月05日 16時00分]








We are Summicron!!

この連載は、マップカメラライカブティックのスタッフそれぞれがズミクロンへの愛を語るものです。
1954年に発売され、その性能の高さと描写力で世界のレンズ設計の基準を引き上げたとすら言われるLeicaレンズのレジェンド、ズミクロン。
今ではライカMマウント以外にも、Rマウント、Lマウント、Sマウント等様々なズミクロンが存在します。
十人十色ならぬ十本十個性の色々なズミクロンに対し、様々な角度でスポットを当てていきたいと思います。


今回ご紹介するのはズミクロン50mmF2。
「ライカ レンズ おすすめ」などと検索すると上位にヒットするレンズなのではないでしょうか。

たくさんありすぎて選べない…!そんなあなたに。
「50mmノ比較 その①」では開放F2での各レンズの描写を比較していきます。

We are summicron!!
まずはズミクロンM50mm F2 沈胴(ちんどう)です。
1954年生まれ、65歳のレンズですがその描写力は今なお多くのライカファンに愛されています。最短撮影距離は1m。
「沈胴」といってレンズがコンパクトに収納できる仕様になっています。固定鏡胴のモデルもあり、それは後期型とも言われたりします。
海外ではそれぞれ「Collapsible」「Rigid」と呼ばれています。

ズミクロン M50mm F2 沈胴
ズミクロン M50mm F2 沈胴(F2 SS1/1000 ISO200)
今回はうっすらとクモっている弊社コンディションでいう薄クモリの個体で撮影しています。


続いてズミクロンM50mm F2 2ndです。1969年-1979年まで製造されました。最短撮影距離が0.7m(70cm)まで短縮。
ズミクロン M50mm F2 2nd
ズミクロン M50mm F2 2nd(F2 SS1/1000 ISO200)
カラーフィルムの使用を意識した設計になりました。先程のレンズと比べると少しコントラストがついています。
固すぎず、優しさの残る描写にファンが多いレンズです。

続いてズミクロンM50mm F2 3rdです。ピントリングにノブが付きました。個人的には一番形が好きです。
ズミクロン M50mm F2 3rd
ズミクロン M50mm F2 3rd(F2 SS1/1000 ISO200)
画は少しキリッとした印象。実はこの時代から設計にコンピューターが用いられるようになり、
周辺減光(四隅が暗くなってしまう現象)や歪みを適切に補正できるようになりました。

続いてズミクロンM50mm F2 4thです。1994年から現代まで製造の続けられている現行タイプです。
レンズ構成などは3rdと殆ど変わりませんが、フードを組込むために後群のレンズを少しずらしています。
ズミクロン M50mm F2 4th
ズミクロン M50mm F2 4th(F2 SS1/1000 ISO200)※諸事情により撮影環境が変わっています…。
コーティングが良くなり、コントラストの向上、逆光耐性が良好になっています。
私がこのレンズを初めて使った感想は「F2でこんなに写るのか」でした。

…一通り撮り終えたあとにピントをPCで確認していたら4thだけ少し前ピンになっていました。とほほ。
せっかく同じ環境で撮ったのでボケ味などを確認して頂ければと思いますので、お恥ずかしいですが公開致します。

こちら。
ズミクロン M50mm F2 4th
他の写真と比べるとすこ~しだけぼやけて見えます。
その分ピント面がものすごくシャープなのでしょう。


続いてアポズミクロンM50mm F2 ASPH.です。
APO-Summicron50mm F2 ASPH.

アポズミクロンM50mm F2 ASPH.(F2 SS1/1000 ISO200)
一目見て思ったことが「後ろのボケが綺麗!」
スカッと抜けていて端麗な印象。
こんなコンパクトなレンズにフローティング機構や、組込フード等
ありとあらゆる技術が使われています。

続きまして【番外編】
ズミクロンC40mm F2です。ライカとミノルタと共同開発された、
Leica CLというフィルムカメラの為に作られたレンズです。
1973-1977年製造。最短撮影距離0.8m
C40mmF2

※距離計に「傾斜カム」というM型レンズとは異なる形状を採用しています。個体により異なりますが、私の使っている40mmはM6使用時に無限遠が合わないです。今回使用したM10ではライブビュー機能を使いピントを合わせました。
個人的な感想だと無限でなければ大体ピントが合うと思います。
フィルター径はS5.5という少し変わったサイズ。専用のラバーフードをつけ、11251というリングで挟み込む形でフィルターを装着します。また、サードパーティではS5.5→39mm(E39)へのステップアップリングなどもあり、それを使えば39㎜フィルターを装着させることも可能です。
※装着時にきつく締め付け過ぎると前玉が回ってしまう場合がございます。ご注意くださいませ。

いかがでしたでしょうか。
その②では初代ズミクロンでは最大の解像力になると言われたF4とF8での作例をご紹介!

現在、鋭意制作中。次の更新をお待ちください。

ちなみにこの植物は塊根植物の「ステファニア・エレクタ」です。
夏はこのぽやっとした雰囲気の葉っぱがすくすく育ちます。
寒くなってくると葉っぱが枯れてジャガイモのような出で立ちになります。
それがまた…。長くなりそうなのでここまでにします。


ご覧いただきありがとうございました。

それではまた。

ぼくらのズミクロン日記


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[ Category: Leica|掲載日時:2019年11月05日 16時00分]

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