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【11月30日はカメラの日】私の愛機 Nikon D810

[ Category: Nikon|掲載日時:2019年11月28日 10時00分]


私がD810を手にしたのは2016年の3月。
当時、大学生で写真部に所属していた私。カナダのトロントへの留学を目前としていた時期でもありました。
その頃使用していた機材はNikonのDXフォーマットのD7000。

このブログでは私の愛機であるD810について書きたいと思います。


Z6 + NIKKOR Z 24-70mm F4 S



まず、Nikon D810の仕様を簡単に確認したいと思います。
発売日は2014年の7月17日。
有効画素数3635万画素のFXフォーマット。
D810はD800Eに続くローパスレス機であるため、この画素数を実現しています。
また、3年間悪天候での撮影など、酷使していましたが、堅牢なボディのお蔭かこれといった故障などはありませんでした。
勿論、撮影後にはメンテナンスをし、ドライキャビンの中で保管していました。


搭載エンジンはEXPEED4、ISOは64-12800。
高速連続撮影は約5コマ/秒。マルチパワーバッテリーパックMB-D12を付ければ、撮像範囲の設定や電源の種類次第で連続撮影速度がD810でDX時最大約7コマ/秒に向上します。
高画素のフラッグシップモデルとして申し分ない性能です。
また、D810はNikonの高画素のフラッグシップモデルとしては最後となる内臓ストロボ搭載機。
ストロボが無いといった状況でも瞬時に対応できる便利な機能です。


Z6 + NIKKOR Z 24-70mm F4 S



私とD810の出会いは今でも鮮明に覚えています。
私が家に帰宅すると部屋に大きな段ボールが置かれていました。
しかし何かを注文した記憶が全くないもので、荷物を受け取った父に確認をしても知らないとの一点張り。
段ボールを開けてみると、中には金色の箱が入っており、Nikon D810の文字が書かれていました。
それは、カナダでしっかり写真を撮って来いと、父から私へのプレゼントでした。


Z6 + FTZ + AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G IF-ED


D810にはD800やD800Eになかった「i」ボタンが新しく搭載されました。
背面にある「i」ボタンではinfo画面でのメニューから設定項目を選択することができる使用になっています。
メニュー画面を開き、各項目の中から設定を探す手間が省かれ、高感度ノイズ低減などの設定を瞬時に変更することが可能となりました。
初めて手にしたときはボタンの多さと設定の細かさに圧倒され、あまり操作することはありませんでしたが、撮影を重ねるに連れてあれこれと設定変更することが多くなりました。


D810 + AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR



私のフルサイズデビューとなったD810。
フルサイズのカメラを触った時、最初に感じたのは広角側の広さでした。
APS-Cサイズのカメラでは画角が1.5倍になります。
フルサイズ対応レンズのおいしい部分のみ使えたり、より望遠を効かせられるなどの利点がありますが、広角が使いにくいという点があります。
次に感動したのはカメラの持ち易さでした。
D7000に望遠レンズやNコートのある重いレンズを付けていた時、握りにくさを感じていました。
D810になり、小指余りがなくなりしっかりとホールドできるようになったのは嬉しいことでした。
グリップの形状はD800Eの直線的なものとは異なり、曲線で指にフィットするように改良され、望遠レンズの装着時の安定性は勿論、自然に掴むことができ、片手で持ち歩いても安心できる握り心地です。


D810 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED



また、写真展示でA3ノビに大きく引き伸ばしてプリントした際、ピント部分は勿論、高画素機の鮮明な描写には驚かされました。
このようなグラフィティーアートの写真も壁の質感や色味などをしっかり再現しています。
写真の撮影後に画像を確認する液晶モニターですが、大きさ自体は800EとD810では3.2インチと同じです。
しかし、D800EはRGB配列ですが、D810はRGBW配列といった白が足されたモニターを搭載しています。
これによりコントラストが高く、鮮明な画像を見ることができるようになりました。
モニターの解像度もD800Eの92万ドットから122.9万ドットになっています。



D810 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED



D810は静音化させるためにミラーアップの駆動方法がバネ駆動ミラーアップ方式からモーター制御での駆動方式に変更されました。
バネ駆動ミラーアップ方式ではバネによるミラーの跳ね上げでミラーアップをしていますが、衝撃を吸収する緩衝材と接触する際に振動や音が発生するという問題があります。この振動は画像ブレを引き起こす原因にもなるもので、高画素機の改善する課題の1つでもあります。
D810はこのモーター制御になったことで音と振動を軽減することができています。



D810 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED


さらに、D810には電子先幕機能が搭載されました。
D810のシャッターユニットは最高速度で1/8000秒、フラッシュ同調の最高速度は1/250秒の電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター。このシャッターに電子先幕機能を付けることで先幕が動く時の音と振動を軽減しています。
三脚に乗せ、ミラーアップ撮影する際によりブレを無くすために使用していました。


D810 + AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G IF-ED



D810の特徴の1つに最低感度がISO64と低く設定されたことがあります。
拡張感度による疑似的な設定では白トビや黒つぶれが発生したり、コントラストが高くなり画質が悪化することがありますが、D810ではISO64がセンサーのダイナミックレンジを活かした状態で使うことのできる常用の最低感度となっています。
また、ハイライト重点測光の測光モードもD810に新搭載された機能でした。この測光モードでは、画面のハイライト部分を重点的に測光し、ハイライト部分の白とびを軽減して撮影する場合に適したものです。明暗のコントラスト差をつけて撮影したい時によく使用していました。


D810 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED


私をより写真にのめり込ませたのがD810。
マクロレンズでの小さな世界を大きくプリントできるようになったのが嬉しかったのを覚えています。
また、有効画素数3635万画素には撮影後にある程度ならトリミングできるということで何度も助けられました。
また、高画素機の真の実力はプリントに表れると思います。
現在、自宅でA3、A3ノビなど大きくプリントされる方は少なく、スマートフォンの画面で写真を見る方が大半だと思います。
私がプリントの面白さを知ったのもD810のお陰です。


Z6 + NIKKOR Z 24-70mm F4 S



D850が発売され、1世代前のカメラとなったD810ですが、その性能は十分に高いものです。
シャッターの耐久回数が20万回というのも頼もしく、長く使える良いカメラでしょう。
発売された当時はNikon一眼レフカメラ史上最高画質を謳っていたD810。
解像度を最大限に引き出すために静音化、低振動化されました。
一眼レフカメラとしての完成度を高めた素晴らしいカメラです。

写真を本格的に楽しむきっかけとなったD810。これからも大切に使っていきたいと思います。
皆様もこの機会に愛機との思い出を振り返ってみてはいかがでしょうか。


今回使用した機材はこちら














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