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【HASSEL BLAD】はじめまして、503CX

[ Category: HasselBlad|掲載日時:2019年12月11日 18時00分]



503CX


近頃めっきり冷え込むようになりました。
新宿の街は、いたるところでクリスマスソングが流れており、令和を迎えたのも束の間といわんばかりに、あっという間に師走になってしまいました。
皆様にとって、今年はどのような一年だったでしょうか。
私にとっては、元号が変わることに託けて、いろいろと新しいことに挑戦してみた年でもありました。
例えば、「ハッセルブラッド」のカメラを買ってみたり。

・ハッセルブラッドVシステムって、なんだろう

私がカメラを趣味として初めてから、かれこれ7年ほど経ちます。
継続して趣味とする中で、カメラを使うことは、同時に様々な疑問に直面することでもありました。
表面的に文献を読んで知ったようになったつもりでいても、実際にその状況に直面した時に、初めて納得できることがたくさんあると、この職に携わる身としてよく感じます。
まさに、百聞は一見に如かず、ということです。
そんな折、私がお下取のご案内をしていた際の話です。
お客様が、ハッセルブラッドのCレンズをお持込なりました。
お恥ずかしい話ですが、7年カメラをやっていながら、ハッセルブラッドのVシステムに触れたことが無かった私は、上司に手取り足取り教えてもらいながら、ようやくそのレンズの見積もりを行いました。
ハッセルブラッドVシステム用のCレンズは、一見、なにやらよくわからないレバーやら指標やらが並んでおり、初見では、おおよその意味は理解できても、動かし方や、いわゆるハッセルブラッド的な「お作法」が全く分からなかったのです。
大判カメラや135サイズのカメラは馴染み深く、一通りの見識があるので、初めて触れる機種でもなんとなく動かせたりするものでしたが、このレンズについては、どうにもサッパリでした。
私はこの世に様々ある種類のカメラの片鱗に触れ、自身の無知を知るわけですが、感覚的には「未知との遭遇」でございました。
しかし同時に、洗練されたデザインで、いかにも「システムカメラ」といった具合の趣を持つVシステムのカメラに、私は非常に強い興味を抱いたのでした。

・はじめまして、503CX

ハッセルブラッド・Vシステムのカメラは、おおよその場合、レンズ、ボディ、フィルムバックといったパーツによって構成されております。
場合によっては、そこにさらにプリズムファインダーを装着したり、ワインダーを装着したり、グリップを装着したりなどするわけですが、時代の進歩に伴った拡張が行われたカメラらしく、機種によって装着可能なアクセサリーの可否があり、自身の欲しい機能を持たせるかどうかというのを見極める必要があります。
一言で申し上げるならば、非常にアクセサリー類が多いということなのですが、ここは私の性分で目移りして一向に答えが出せないので、おいおい考えるということにいたしました。
とにもかくにもカメラを買わなければ始まりません。
悩み悩んで、弊社地下フロアをうろついていた際に一目ぼれした、503CX + CF 80mm F2.8 + A12のセットで購入しました…。(またの名を衝動買いとも言います。)


503CX + CF 80mm F2.8
(CF 80mm F2.8 + kodak Ektar100)


先ずは一本、フィルムを通してみます。
A12のフィルム装填も、慣れるまでは一苦労です。
撮影をしてみると、6x6cmの情報量もさることながら、カールツァイス製CFレンズの描写能力に驚かされます。


503CX + CF 80mm F2.8
(CF 80mm F2.8 + kodak Ektar100)


ツァイスの写りに魅了されれば、次のレンズを買うまでにそう時間はかかりません。
直ぐにCF 50mm F4 FLEとCF 120mm F4を買い足したのでした。
しかし、うっかりしているとこんな手振れカットが…。
撮るときは、呼吸を止めて。


503CX + CF 80mm F2.8
(CF 80mm F2.8 + kodak Portra400)


3:2比率に慣れ親しんだ私からすると、スクエアフォーマットは今一つつかみどころがわからなくも思えましたが、それもすぐに慣れること。シカクい構図の中にいかにして被写体を納めるか、じっくり考えながら、レリーズします。


503CX + CF 120mm F4
(CF 120mm F4 + kodak Portra400)


構図が決まると、気持ちがよい。
慣れ親しんだ3:2で撮影する際よりも、そのように感じるのは不思議です。
ほとんど露出も勘で撮っているので、ちゃんと写っているのかどうかは、現像してからのお楽しみ。


503CX + CF 120mm F4
(CF 120mm F4 + FUJIFILM Provia100F)


現像した写真を自宅のスキャナーでスキャンする間、コーヒーを入れてのんびり待つ。そんな時間も贅沢でいいかもしれません。
そういったプロセスを経た写真たちではありますので、紙焼きに比べれば情報量は減少するのでしょうが、それでもこれだけ写ってるのですから、フォーマットの大きさとはすばらしいものです。


503CX + CF 50mm F4 FLE
(CF 50mm F4 FLE + ILFORD HP5)


CFレンズは現代的とも感じるようなニュートラルな描写をし、像も端正です。
かっちりとした描写のレンズには、かっちりとした描写をするフィルムがよく似合います。


503CX + CF 80mm F2.8
(CF 80mm F2.8 + kodak Ektar100)


ウェストレベルでフォーカシングスクリーンを覗きながら、じっくりとピントを追い詰め、「ここだっ」と思う瞬間にレリーズする。「決定的瞬間」とまではいきませんが、スナップをするのも趣があります。


503CX + CF 120mm F4
(CF 120mm F4 + FUJIFILM Provia100F)


幻想的な薄暮の湘南の街並みを切り取ってみます。
ゆっくりと日が落ちていく中で、特徴的なミラーボックスの作動音が静かに響きました。


・今や愛しの503CX
前述した事情があって、半ば好奇心から購入したような503CXですが、今や手放せない愛機になりました。
他の、似たようなカメラもたくさんあるのでしょうが、私にとって、このフィーリングで、こうも楽しく写真を撮れるカメラは503CXしかないようにさえ思えます。
今は、どんなアクセサリーやレンズを買い足していこうかなんて、悪だくみで頭がいっぱいです。
とはいえ、先ほど申し上げた通り、ボディ、レンズ含め、様々な関連製品が発売されたハッセルブラッドVシリーズ。
貴方に最適な一台のお問い合わせは、是非弊社スタッフまで。

よろしければ、当社スタッフがハッセルブラッドを紹介するこちらの記事もご参照ください。→とりあえず、ハッセル!!



↓今回ご紹介したカメラはコチラ↓









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[ Category: HasselBlad|掲載日時:2019年12月11日 18時00分]

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