デジタル撮影で正確な色再現を!「CBLレンズ」レビュー | THE MAP TIMES 
Select Language



デジタル撮影で正確な色再現を!「CBLレンズ」レビュー

[ Category:etc.|掲載日時:2010年09月01日 21時30分]


皆さんこんなモノをご存知ですか?

CBL Lens 110mm
nullnull


世の中には写真撮影を補助する用品をというものが多数存在しますが、
これはその中でも色彩等に多大なる影響を及ぼす、
デジタルカメラの「ホワイトバランス」の設定に使います。
マニュアルセットで徹底的に色被りをとり、
白が本当に真っ白に表現できる…というイメージですね。

完全に色被りをとるということで撮影用途を選びますが、
商品撮影や複数種の光源が混じっていている「ミックス光」の状況で真価を発揮します。


グレーカードというものが普及していますが、使い方は変わりません。
いわゆるそれの高級・高性能版と言ってしまっていいかもしれません。


高級感漂うこのパッケージ!
null

中には本体と説明書・キャリングケース
・ストラップ・専用カラビナ

null
注※写真はメーカーサンプル品のため、
製品版とは同梱内容が異なります。



≪使用方法≫




1.カメラの設定

メーカーによって設定方法は多少異なります。
今回はすいません、手持ちの機材のNikon D700での例にさせて頂きます。

まずホワイトバランスはマニュアル設定「PRE」を選択。
null
さらに「d-0」「d-1」「d-2」「d-3」と項目が選べますが、
「d-0」以外に関してはメディア内の撮影画像のホワイトバランスデータを
読み出して保存し、次の撮影に使用するものになります。
今回は新規にホワイトバランスデータを取得するので「d-0」を選択。
一度WBボタンから指を離します。






2.CBLレンズを撮影しホワイトバランスデータを取得します。





カメラの「WB」ボタンを1.5秒以上長押します。
null


すると肩部液晶の右下に大きな[PrE]という表示が点灯し始めます。
null



そして[PrE]点滅状態中にCBLレンズをカメラの前に配置し、撮影をします。
null



この際の注意事項としては、
・ファインダーの7割以上をCBLレンズの円形の白色部が占めるように撮影する。
・フォーカスは合っていなくても良い。
・直接光源がCBLレンズの白色部に反射し、ギラついた状態でないこと。




問題なくホワイトバランスデータが取得できると、
null
「Good」の点滅表示となりホッとします。
※万が一「Err」表示になった場合は再度やり直します。


「Good」が表示されれば次回のレリーズからはこの作業で取得した
ホワイトバランスで撮影が可能です。



よく使う照明下で撮影したデータを上で挙げた「d-1~3」に登録しておけば、いつでも呼び出して切り替えが可能で便利です。
※詳細書ききれないので割愛します。




では実際に撮影した画像を並べてみます。

nullnull
(左)CBLレンズでマニュアルセット・(右)オートWB

nullnull
(左)太陽光・(右)タングステン光  


基準となる[太陽光]を見ると凄まじい色被りをしているのがわかります。
それをCBLレンズを使用するとその実力は一目瞭然ですね。



続いての画像はスイーツです。
普通に家の中の撮影ですが、蛍光灯だけでは単一で難易度が低いので
斜め右後ろからワイヤレスのストロボも直射してみました。

nullnull
(左)CBLレンズでマニュアルセット・(右)オートWB

nullnull
(左)太陽光・(右)蛍光灯



我が家の蛍光灯は昼白色タイプなので、[太陽光]の設定でもやや黄色味を帯びる程度でした。
驚いたのはオートWBの優秀さ!
ストロボ光がミックスされた際の色の再現性にはいつも驚きます。
今回のケースではCBLレンズに匹敵してます。


続いてはこんな状況(我が家の玄関です)
null
※この写真もCBLレンズでWB設定してます。




向かいにワイヤレスでストロボ置き、色付きの天井にバウンス。
さらにカメラの内蔵ストロボも直当てしてみます。
(もう仕上がりのイメージはさっぱりわかりません…)


説明書によるとストロボ光を直で当てる場合は、
CBLレンズの裏面のグレーの部分で同じようにホワイトバランスデータを取得するそうです。

null


そして撮影画像がこちら。


nullnull
(左)CBLレンズでマニュアルセット・(右)オートWB

nullnull
(左)太陽光・(右)タングステン光


…わかってはいましたが、裏面を使えばいかにCBLレンズと言えど、
普通のの反射率18%のグレーカード並みですね。



今度は先ほどのセッティングから内蔵ストロボの直射は省いて撮ってみます。


null
ホワイトバランスデータの取得は表面の白色部で行うので期待が持てます。


nullnull
(左)CBLレンズでマニュアルセット・(右)オートWB

nullnull
(左)太陽光・(右)タングステン光



CBLレンズを使用した際の色再現にもうクラクラです。



やはりCBLレンズの真価は表の白色部分を使ってこそだとわかりました…。



しかし、どういう仕組みでこんな優れたWBセットが行えるのか。
文章も長くなってしまったので、手短に。


null



「ホワイトバランス」ならぬ「フルカラーバランス」……!!!
まさに脅威の新概念。恐るべしCBLレンズ。



興味を持って頂けましたら、ご購入はこちらから!!



[ Category:etc.|掲載日時:2010年09月01日 21時30分]



≪前の記事 記事一覧 次の記事≫

Motorsports photo #8 【増税前にデビュー】Motorsports photo #8 2019年09月23日
「ミラーレスカメラでモータースポーツデビュー」 筆者は6年ほどNikon D4でモータースポーツを撮影しておりましたが、ここ1年ほどはミラーレスカメラで撮ることが多くなっています。 筆者がミラーレスカメラに移行し始めた理由は、機材の軽量化とファインダーが見やすいという点から。 サーキットでは1日中、様々なコーナーから撮影をするので、ボディが軽くなることはとても助かります。ですが筆者が移行を決めた1番の理由は小型軽量よりも、ファインダーの見やすさなのです。このことだけでミラーレスカ...
続きを読む
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 【増税前にデビュー】ヨコハマワイドスナップ 2019年09月22日
筆者は神奈川県出身で、横浜は何度も訪れたことはある地なのですが、 気が付けばいつも人との用事で赴くことばかりで、撮影のために訪れるのは初めてでした。 今回使用するレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0です。 購入してから何か月か経ってしまい、撮影に使用するのは初めてとなります。 普段、望遠系のレンズで一部を切り取る撮影に慣れているせいか、 自分の影や通行人の姿など、余計なものが写りこんでしまうことがありました。 そのためお見せできるショットは少し...
続きを読む
【SONY】α7RIV:第4世代の真価 × 動物瞳AF 【SONY】α7RIV:第4世代の真価 × 動物瞳AF 2019年09月21日
α7RIV + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS / 400mm F5.6 SS 1/4000 ISO 1600 SONY α7RIV × 超高画素&動物対応瞳AFの実力 今年のαシリーズはハードウェアの進化とともに、ソフトウェア面でも大幅な進化がありました。 その中でもミラーレス業界初の動物対応 リアルタイム瞳AFに驚かれた方も多いと思います。 私も犬を飼っており、動物瞳AF機能の恩恵を受けたユーザーの1人でした。 α7IIIに搭載された動物瞳AFで撮影した愛犬はどれも目元にびしっとピントが合っており、衝撃を受けた事を良く...
続きを読む
はじめてのマクロレンズ 【増税前にデビュー】はじめてのマクロレンズ 2019年09月21日
雨の雫を撮影してみたかったんです。 世の中には素敵な雫写真が沢山あるので、 真似したくなりました。 そうはいっても雨の日にカメラを持ち出す気にはなれず。 雨上がりでの撮影チャンスにもなかなか出会えず。 ということで無理やり庭に水をまいて撮影することにしました。 くつろいでいた虫達が逃げ回っております。 今回使用した機材はこちら。 『PENTAX KP』 『PENTAX HD DA35mm F2.8 Macro Limited』 「HD DA35mm F2.8 Macro Limited」は、 小型で携帯性もよく「KP」との相性も抜...
続きを読む
【増税前にデビュー】Canon RFレンズ必須の1本!? 【増税前にデビュー】Canon RFレンズ必須の1本!? 2019年09月20日
ようやく過ごしやすい気温になってきました。 個人的に夏は好きなので名残惜しいですが、秋は紅葉などの風景写真を撮る楽しみがあります。 とは言うもの、私はまだ夏気分を捨てきれないので、 少しばかりですが涼しい金魚たちを使用したカメラと共にご紹介させてください。 Canon RF35mm F1.8 マクロ IS STM 何やら怪しげな雰囲気を漂わせる作品です。 よく見ると金魚が泳いでいます。 今回使用したレンズは「Canon RF35mm F1.8 マクロ IS STM」です。 選んだ理由は全ての要求を満たしていたから、...
続きを読む

[↑TOPへ戻る]