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【タイムズフォト】「ヨーロッパの香り?フェラ二ア ソラリス100 FG PLUS」

「ヨーロッパの香り漂うカメラ女子必携フィルム?フェラ二ア ソラリス100 FG PLUS」

晴天が続き、目で見るかぎりは去年と同じうららかな春です。
ここ新宿は桜もその盛りを過ぎ、ともすると「初夏」の雰囲気すら感じさせる今日この頃。
皆様にはいかがお過ごしでしょうか?

さて前回に続き今回も試して行きます「豊饒なるフィルムのせかい」を!
今回は何にしようか?とフィルム売り場に足を運んだりしながら考えたのですが、
一度「コレはいつか試したい!」と思いながら最近その存在をすっかり忘れてしまっていたあるフィルムを思い出しました。

「まだ売っているのかな・・」

ちょっと目を離すといつの間にやらなくなってしまっている商品も多いのが最近のフィルムの世界。
DNPセンチュリアの時のように惜別企画になってしまうのは悲しすぎます

あたりをつけていたお店一軒目「ない・・・」でも二軒目で無事見つけました!
「カメラ女子必携の一本。 ヨーロッパの香り?フェラ二ア ソラリス100 FG PLUS」です。


Ferrania Solaris100 FG PLUS

フィルムカメラに再びはまり始めた頃、他の人の楽しみ方をいろいろ覗けるのが楽しくて、フィルム写真愛好家の方のブログを読みあさっていた事があります。
そこでよく見かけた「ソラリス」という耳慣れない名のカラーネガフィルム。
イタリア製?EU製?
そしてオーバー気味で淡い感じの写真。

「へえー最近はこういう感じの写真が流行りなのか。でもこのフィルムだと必ずこうなるのかな?カラーネガプリントってオペレーター次第な部分が大きいからなぁ」。
そのとき感じた疑問、確かめてみます。
特に自分でスキャンした場合はどうなるのか?気になります。

今回も使用カメラはキヤノン。
キヤノンレンジファインダー中でもバランスのとれた人気の一台。
バルナックコピーからの脱却を図ったシンプルモダンなデザインが特徴の「VIL(ロクエル)」
レンズはNikkor H.C 5cm F2とElmar 9cm f4です


Ferrania Solaris100 FG PLUS

お昼休みにソラリスを装填したVILを持って撮影へ。
手持ちのNikkor H.C 5cmは前玉にほんのりと拭きキズが入っています。順光ではきわめてシャープですが、逆光や強い光源があるとふわっと軽くフレアが。
それを逆手にとってソラリス的「淡い感じ」の表現には合うんじゃないかと考えての選択です。
9cm「ティンエルマー」も同様。よく写るレンズですがコントラストは低めです。

時間帯は午後の2時から3時くらい。方向は事務所から西の方、都庁、新宿中央公園方面へ。太陽にむかって歩く、基本逆光となるルートです。

撮り終わったらそのまま現像へ。仕事帰りに受け取って、帰宅すると取るモノもとりあえずホルダーにセットしスキャン。
さて期待の一枚目・・


Canon VIL Nikkor H.C 5cm f2 (L)
Ferrania Solaris100 FG PLUS


Canon VIL Nikkor H.C 5cm f2 (L)
Ferrania Solaris100 FG PLUS

「淡い・・・」
たしかに逆光で木漏れ日でむずかしい条件ではありましたが、なんだか大分オーバー気味。
そして青い!まさにイメージ通りの「ソラリス写真」ではあります。

他にも続けてスキャン。うーんどうも特性として「白トビ」しやすいフィルムのようです。
そしてとんだ部分は青みがかる傾向があるようです。さらにISO100の割には粗粒子(ザラザラ)

「飛んで、青くて、ザラザラ」これらが渾然一体となって独特の白日夢のような世界を創り出しているようです。


Canon VIL Nikkor H.C 5cm f2 (L)
Ferrania Solaris100 FG PLUS


Canon VIL Nikkor H.C 5cm f2 (L)
Ferrania Solaris100 FG PLUS


Canon VIL Nikkor H.C 5cm f2 (L)
Ferrania Solaris100 FG PLUS


Canon VIL LEITZ Elmar 9cm f4 (L)
Ferrania Solaris100 FG PLUS

しかし「淡い」とはいうものの、白トビしていないコマは意外なほどこってりとした色乗り。なんだか二面性のあるフィルムです。

はじめて使ってみたソラリスは、なかなかピーキーでじゃじゃ馬のようなフィルムでした。

特性を理解して「狙って」淡い絵にしたり、こってりとした描写にしたり・・。
そうやって使いこなすにはもっと使い込まなければならないようです。

いや、難しいことを考えずに、どうなるかわからない結果を楽しむフィルムなのかもしれません。

世の中にはまだまだいろいろなフィルムがあるようです。
使い慣れているはずのカメラ・レンズでも、フィルム一つでがらっと印象が変わってしまう。そして結果はその場ではわからない。

いやぁ やっぱりおもしろいですフィルム写真。
「フィルム写真は死なず。未だ消え去りもしない。」です!

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[ Category:etc. | 掲載日時:11年04月18日 12時39分 ]
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