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【メーカーインタビュー】 Panasonic 新製品 「LUMIX DMC-LX100 / GM5 / GM1S」 について

ただいまMapcameraでは本館5階にて新製品のタッチ&トライを実施しております。
メーカーのスタッフもフロアにおりますので、製品についての詳しい説明を聞きつつカメラに触れることができますので是非ご体験ください。

今回はPanasonicの「LUMIXエキスパート」ともいえる田所さんをお招きして今回の新製品の魅力をより多くの方へ知って頂くために、WEB上でも製品についてのインタビューを掲載させて頂きます。

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Panasonic社の田所 芳文さん(左)と、当店マップカメラ本館5階担当 宮崎(右)

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現時点では世界初となるフォーサーズ規格と同じ4/3型MOSセンサーを採用したレンズ一体型カメラ。
過去の「LX」シリーズの1/1.7型センサーと比較して実に面積で約4倍以上、1画素あたりの受光面積も拡大。
広いダイナミックレンジによってハイライトからシャドウまで微妙な明暗差を確実に描き分けるとともに、
高ISO感度時にもノイズの少ない滑らかなトーンを再現。
またLEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズの優れた光学性能を引き出し、浅い被写界深度において被写体をより立体的にとらえる。

—製品の特徴、一押しのポイントはどういった点でしょうか

(田所さん)
製品の一押しポイントとも言える特長は大きく2つございます。
それは当社のデジタルカメラ“「LUMIX」シリーズにおいて最高画質を実現できるスペック”を投入してある点、“アナログ感”となります。
まず画質という点においてはさらに3つのポイントに分かれまして、まずは“レンズ”ですね。
こちらは表記されております通り大口径のライカレンズとなっておりますが、他社には現状できない点としまして“小型化”と“ボケ味”の両立があります。
小型化を推進するために非球面ガラスを多用した光学系にしますとどうしてもボケが煩雑なものになってきます。
この“小型化”と“ボケ味”の両立という部分は当社が秀でている点となりまして、立体感と柔らかいボケ味を楽しめる、F1.2の大口径レンズ「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 ASPH.POWER O.I.S.」で培った技術が活きています。
二つ目に“センサー”ですね。マクロフォーサーズのミラーレス一眼のセンサーとして最新世代となる「GX7」のセンサーを採用しております。
最後に“画像処理エンジン”ですね。こちらは当社のフラッグシップモデルと呼べる「GH4」と同じものを採用しておりますので、光学部からデジタル心臓部まで当社の技術の粋を集めたモデルと言えます。

—なるほど、標準ズーム域の焦点距離での撮影を一台でまかなうという点においては、数あるカメラの中でもかなり高い水準にあるということですね

(田所さん)
はい。これ以上の望遠域や、超広角域での撮影も考慮しますと、レンズ交換式モデルの汎用性が活きてきます。

—高性能を謳うファインダー(EVF)について

(田所さん)
ファインダーに関しては「LUMIX」シリーズ全体で力を入れている部分となりまして、特に“色”ですね。
忠実な色再現という点に徹底的にこだわっています。
色の領域に関してもAdobeRGBに対応しておりますし、ファインダー表示自体の色味や明るさなど細かなチューニングが可能な部分も他社製品のファインダー(EVF)に対しての大きなアドバンテージとなっております。
これによりキャリブレーションを済ませたPCモニターの表示や、プリント出力にこだりのある方にはプリント色に合わせてファインダー表示色を合わせこんでいくといったこともできます。
こういった点が魅力ではないかと考えております。

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—4K動画撮影も可能になりましたが、その実力について

(田所さん)
当社のこだわりとしては4K(3840×2160)の高解像な映像を高ビットレートで収録が可能な点、
またその高ビットレートの階調性が高く破綻のない映像データをカメラ内のSDカードに収録が可能な点が他社の4K動画撮影対応製品にはない魅力となっております。

—静止画切り出しについて“4Kフォト”という表現が目立つようになりました

(田所さん)
人の目の感覚についてまず申し上げますと、秒間12コマ。現時点での一眼レフカメラの連写の最高スペックとなりますが、実はこれが人の目の動体視力で認識できるコマ数となっております。
ご存じの通り“4K”は30フレーム、つまり秒間30コマとなっています。これにより撮った後で撮影者の目にもとまらないような瞬間が収められているという可能性が出て参ります。
さらに言えば“4K”、写真で切り出せば1/30秒ごとに約800万画素相当のデータが「LX100」であれば15分間も連続で撮影することができます。

—高速連写がウリの他社デジタル一眼レフカメラに関してもバッファメモリの容量の問題でここまで静止画の連続記録は不可能ですよね
 メリットを感じて頂けるのではないかと思います

(田所さん)
ただ「LUMIX」シリーズで動画性能に最も秀でているといえる「GH4」に関して言うとメディア・バッテリー容量の限界まで収録が可能ですので、多様なファイルフォーマットが選べる点も含めて本格的な業務クォリティでの運用にはやはり「GH4」を推奨します。

—デザインや操作系のコンセプトや特徴について

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(田所さん)
先ほどの製品の特長として“アナログ感”を挙げましたが、アナログのフィルムカメラを使用されていた方が扱いやすいような操作系とレイアウトを両立したデザインを心掛けております。
写真・カメラの愛好家の方にお手に取って頂ければそのあたりをご理解頂けるのではないかと思っております。

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(田所さん)
絞りリングについては絞りがオートとなるAポジションのクリックストップを少し固めにし、不用意にオートとならないように直感的にコントロールできるよう配慮してあります。

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(田所さん)
またレンズの一番手前にあるアスペクト比を変更するレバーは、一般的な一眼レフカメラやフィルムと同様の「3:2」とコンデジやフォーサーズ製品の「4:3」よく設定されるであろう二つをそれぞれ端にすることで、手元を見ずとも設定ができるようにしてあります。

—最近は流行ともいえるスタイルの直感操作系ですが、想像以上に撮影時の手元の動きを考慮して煮詰められてますね

(田所さん)
マニュアルフォーカスも専用のピントリングが搭載されましたし、任意の部分を拡大表示、ピーキング表示などのマニュアルフォーカスを補助するような機能も充実しております。

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無駄な装飾を省いたシンプルな外観ながら、
質感にこだわったボディ細部までにこだわって精密に加工された金属パーツが“本物”の上質感を醸成。
ファインダー(EVF)を搭載したレンズ交換式カメラとしては世界最小となる、
撮る悦びだけでなく持つ悦びも深く味わえる小型プレミアムカメラ。

—デザインや特徴的ともいえるカラーバリエーションについて

(田所さん)
「GM5」に関してはこれからのトレンドを作っていこうという強い意志を持って、カラーの提案をしております。また中でもこだわったのが革のデザインですね。やはり皆様が憧れるような高級レザーを複数海外より取り寄せまして研究を重ね、GMシリーズに合うテイストのものをセレクトしております。また、革にはカラーごとに異なった質感持たせてあります。
特に好評を頂いているこちらのグリーンカラーのモデルは“オーストリッチレザー”を採用しました。
通常の“オーストリッチレザー”では凹凸の間隔が広く「GM5」のデザイン・サイズには合いませんので、こだわりを持ってより目の細かい“ベビーオーストリッチレザー”を用意致しました。

—「GM1」から新たに搭載されたファインダー(EVF)について

(田所さん)
前のモデルである「GM1」を発売してから一年間、幅広い方にお買い上げ頂けました。想定していたメインターゲットとしましては若い世代の女性と、デジタル一眼レフカメラのサブカメラとして使われるようなコアな写真・カメラ愛好家の方です。
中でも後者の方の製品に対するご意見、期待を寄せて頂いた点として“ファインダーの搭載”さらに“ダイヤル操作”となります。
こちらの意見をストレートに反映しまして、ファインダーの搭載となりました。

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—ファインダーに加えホットシューも追加しつつも若干高さとファインダー分の厚みが増えただけなのはすごいですね

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(田所さん)
サイズを肥大化させないため、相当な努力をしております。とはいえ実際にはフラッシュは外付けなりましたし、「GM1」と並べてみると背面液晶のサイズが変わっているのにお気づき頂けると思います。

—機能面での魅力について

(田所さん)
これもやはりさきほどのご質問から通じる部分もございますが、“ファインダーを覗きながらの操作性”となっていおります。
デジタル一眼レフカメラをお使いの方がミラーレス一眼を実際に使われた際に、操作性とレスポンスといった点でストレスが生じる部分があると思います。
「GM5」ではこういった点を考慮しまして、背面液晶のタッチパネルを併用したオートフォーカスができる仕様としました。
具体的にいいますと、ファインダー(EVF)を覗いている最中は背面液晶は消灯するカメラが多いと思いますが、
この消灯した状態の背面液晶を直観的に指でなぞることで、フォーカスポイントの移動が可能となっています。

実は以前から「G」シリーズなどで使えた機能でもありますが、今回このボタンレイアウトに制約のある超小型ボディで操作系を高めるという点において真価を発揮してくれました。
これに関しては言葉で説明しても伝えきれない快適さがありますので、是非実機を触って確かめて頂ければと思います。

—アクセサリーやレンズについて

(田所さん)
さまざまなユーザーの方よりご意見を頂いた結果、やはり拡張性を持たせて欲しいという内容が目立ちました。それを踏まえてホットシューを追加した部分が大きいと思います。
また、ボディサイズのとにかく小さな「GM」シリーズという世界をさらに拡げるために、デザイン・サイズ感の合った交換レンズを増やしてほしいといった意見も頂戴しております。
ですので専用という訳ではございませんが、キットレンズに採用している「LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」と先日発売した「LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.」に加えまして、今回新発売をさせて頂きます「LUMIX G 14mm F2.5 II ASPH.」「LUMIX G X VARIO 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.」をご用意致しました。

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なんとこの4本のレンズと、バッテリー・メモリーカードを入れた「GM5」と一緒に持ち運んでも約590gと、600gにも満たない点はかなり魅力的です。

デジタル一眼レフカメラになりますと、カメラと付属のレンズを含めてこの重量を越えてきますので、システムとしても圧倒的な携行性を持たせられたと感じております。

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—こちらは「GM1」のマイナーチェンジモデルとなりますが、進化点はどういった部分でしょうか

(田所さん)
こちらは男性・女性問わず若い層の方により選んで頂けるよう、機能強化を図っております。
まずはスナップムービーモードですね。スマートフォンから利用されているSNS(ソーシャルネットワークサービス)などで投稿される動画に関しましては、実はほとんどがショートムービーとなっているのが実情です。
大型センサーや明るいレンズによる被写界深度の浅い映像表現など、一眼ならではの映像を2秒、4秒、6秒、8秒の動画を記録。
スマートフォンに転送し、結合してショートムービーが作れます。また“フェード”機能も追加しました。
動画の始まりやシーンの切り替わり時に、徐々に映像や音声が現れるフェードインや、徐々に消えいていくフェードアウトの効果を加えることが可能となっています。
白画面からフェードインや黒画面へのフェードアウトを駆使すれば、より強く印象付けるような演出も可能になります。
スマートフォンとの無線接続時の編集機能なども充実しましたので、合わせてお楽しみ頂きたいと思います。

—鮮やかなブルーが印象的な今回のカラーバリエーションについて

(田所さん)
ブルーという、他社に見られないカラーを採用しました。アパレル業界などでも常にブルーはトレンドカラーであると思います。
若い層の方の目を引くようこういったカラー展開としました。今回は涼しげで清潔感があるブルーと、温もりや安らぎの印象を与えるブラウンとの2色展開としました。

—Panasonic LUMIXミラーレス一眼の今後の展望について

(田所さん)
当社のミラーレス製品の冠する「LUMIX G」の“G”とは“Generation”新しい世代を築けるような革新的な機能を備えていると自負しております。
今注力している機能としては“4K”動画とその先を見据え、まずは“4K”での表現としては現時点の30Pまで対応から60Pのフレームレート対応へと進化していくということはお約束できると思います。
次代の8K収録まで視野に入れておりますので、写真を撮るという行為自体も変貌していくのではないかと考えております。
その先陣を切るのは「LUMIX」であれというのが、メーカーとしての思いでございます。

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この度は製品について詳しい解説を頂きありがとうございました。この場を借りましてお礼申し上げます。

[ Category:Panasonic | 掲載日時:14年10月11日 18時50分 ]
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