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【秋、色撮りどり】Panasonic GM1と行く日本の名車ヒストリー

【秋、色撮りどり】Panasonic GM1と行く日本の名車ヒストリー

【秋、色撮りどり】といえば紅葉!しかし今年は軽井沢など避暑地と呼ばれるような場所でも夏を感じる気候が続いています。そのため、夏らしい気候と夏休みが終わり落ち着きをみせた9月ならではの「お台場」に足を運びました。交通手段は往復自転車!70キロメートルちょっとの長旅です。

余談ですが、「春休み」「夏休み」「冬休み」には学生さんなどお若い方でお台場はとてもにぎわいます。ゆっくりお台場で過ごすなら「秋」がおすすめです。

芝浦地区に到着するとほんのり潮のかおりが。

いつもは自動車で橋の上を走行しておりますが、下からみるととても迫力があります。

徒歩で約30分程度でアクアラインを徒歩で渡ることができます。

高所恐怖症の私には、この橋を歩いて渡るという事は辛く険しい道のりでした。

お台場に来たのは何年ぶりでしょうか。本日の目的は「ゆっくり世界のクラシックな名車を見たい!」ということでこの時期を選んだ次第です。

世界的に大ヒットした映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にも登場した名車 デロリアンの実写です。

ジウジアーロデザインの美しいフォルムとこの独特な塗装仕上げが実に美しい。

柔らかそうなレザーシートはアメ車ならでは。特徴的なウィンドゥ形状も時代を感じさせる造形美。

この時代のアメ車はどこか優雅さを兼ね備えた、とても素晴らしいデザインです。

この様なデザインをみるとサンダーバードという人形劇を思い出してしまいます。

そして私たち日本人が誇るべき名車たちをご紹介しましょう。まずはフェアレディZ 432。

昭和40年代の名車となります。現在ではLEDを採用したテールライトが主流ですが、電球の光をうまく広がらせるためのレンズ内部の造りがとても新鮮に感じます。

フェンダーミラー、そしてこのロングノーズ。今見ても美しいデザインであると感じます。

そしてドイツのメルセデスベンツ 280SL。

当時は現在のメルセデスとシリーズの呼び方が事なります。現在はSLクラスやEクラス、Cクラスなどと呼びますが当時は排気量の2800ccから280をとり280SLなどと呼ばれていました。

かぶとむしの愛称で親しまれたVWのビートル。少しアンダー目に撮影することで特有の造形美を写しだしています。今見ても美しいデザインであると感じます。

アンティークカメラのコーナーも発見しました。カメラを普段から仕事で扱っている為『懐かしい!』という感情は抱かないのですが、改めて考えればこれらの自動車と同じ時代を生きてきたカメラ。毎日触れていると馴染み深さでついつい時代の感覚が鈍くなってしまいます。

そしてトヨタ自動車の「いつかは〇〇〇〇」。お若い方はこのキャッチフレーズをご存じないかもしれません。いつかはクラウンと憧れを抱いたものです。

リアウィンドウに設置されたリアスピーカー。今では薄いカバーでスピーカーが覆われていますが、当時はまるでお風呂場の換気扇の様なプラスチック素材で保護されていたようです。

この存在感のあるグリル。最近ではグリルの大型化が自動車業界では流行っています。アルファードやヴェルファイヤ、レクサスなどでも迫力のあるデザインが人気ですがこちらはまさに「元祖」でしょう。丸いヘッドライトユニットに大きく開いたグリル。細かく見てゆくとグリルの造形にもとてもこだわりを感じることができます。

そしてここにはあのスポーツの祭典エンブレムが!

2020年ではありません。1964年当時のエンブレムになります。

最後はKPGC10 ハコスカの愛称で親しまれているスカイライン。

色褪せることのないこの美しいテールデザインは非常に魅力的です!現在ではレストア済みでは数千万の値段が付くことも珍しくありません。まさに昭和の名車です。

車とカメラをこよなく愛す私にとって、とても素晴らしい時間を過ごすことができました。そんな幸せな思いに浸っているともう夕暮れ時!豊洲市場を眺めながら帰りの35キロのルートを確認します。

昭和を満喫したあとは、令和に戻りタワーマンションが立ち並ぶ光景を見ながらまた来る日まで。

[ Category:Panasonic | 掲載日時:20年09月05日 18時59分 ]

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