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マップカメラスタッフの防湿庫大公開!vol.4

マップカメラスタッフの防湿庫大公開!vol.4

デジタル一眼レフカメラ、フィルム一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ…

どのカメラでも、共通して言える大切なことは、日々の保管方法やお手入れ、クリーニングです。

 

毎週連載してお送りしてきました防湿庫大公開ブログですが、最終回の今回はお手入れ方法などをご紹介したいと思います。

皆さま、カメラを机の上に置きっぱなしやカメラバッグの中に入れっぱなしなどになっていませんでしょうか?

湿気が多い梅雨の時期は特に、そのままにしておくとカビが生えやすい危険な時期です。

一度カビが生えてしまうと、簡単に取り除くことが出来ません。出来るだけカビを生やさないように保管することが重要です。

ですので、カビを生やさないために、これまでマップカメラスタッフが紹介してきました防湿庫やドライボックスに入れて保管をするのですが、

ただそのまま保管しておくだけでは、カビの発生や故障の原因を防げない可能性があります。

撮影をしたら、カメラやレンズに油脂や汚れが付着してしまうので、クリーニングをしてから保管いたしましょう。

 

まずは、レンズのクリーニングです。

用意するものは、フロアーとレンズ用クリーナー液、ペーパーになります。

はじめに、大きなゴミをブロアーで吹き飛ばしてから、クリーニング液とペーパーで拭き取る手順がおすすめです。

(大きなゴミがある状態でペーパーで拭くと、レンズ本体を傷つけてしまう可能性があるためです。)

レンズの中央から、らせん状に外周に向かって拭き取ります。拭き残りがないように注意してください。

 

レンズ鏡筒部分をペーパーもしくはクロスで拭き、最後にレンズキャップについているホコリをブロアーやブラシで清掃したら完了です。

ブロアーでおすすめが、ベルジョンのNo.5733です。こちらなんと、簡単に自立してくれますため、机の上にいつも置いてあります。

すぐに取り出せるので手入れがしやすく、大変便利です。大きさも丁度よく、愛用しております。

 

また、先ほど使用した、MapCameraオリジナルパッケージのクリーニングキットは、信頼性の高い蔵Curaのクリーニング液とペーパーセットです。

ペーパーが非常に高品質で、柔らかく、拭き跡が残りにくいのでおすすめです。クリーニング液も汚れを簡単に落としてくれます。

ぜひ、使ってみてください。


その他おすすめのクリーニング液やペーパーとなります。


ちなみに、カメラ内部を清掃するときは、Kenkoのパワーブロアーショートノイズタイプを使用しております。

(※カメラ内部・イメージセンサーは非常に繊細ですので、はじめての方はおすすめできません。一歩間違えればカメラが壊れてしまうので、クリーニングをする際は十二分に注意をして下さい。)

こちらのブロアは、空気の出口が細くなっているので、狙ったホコリを拭き飛ばしやすいので便利です。

カメラを下向きにし、ブロアーを本体に近づけすぎずに、優しく、優しくブロアーでゴミを吹き飛ばしてください。

(※ブロアーを使用しても写ってしまうゴミは、センサーが汚れている場合がございます。よろしければ当店のアフターサービスをご利用くださいませ。)


その他おすすめのブロアーとなります。

最後に、カメラボディをクリーニングしていきます。

このように、本体とレンズをつけっぱなしのままでクリーニングしても構いません。

レンズのフロントキャップを必ずつけたままで、クリーニングを行います。

(ボディとレンズを別々でクリーニングする場合は、ボディキャップやレンズのフロント・リアキャップは必ずすべてつけてください。)

 

全体にブロアーを吹きかけて、大まかなホコリやチリを吹き飛ばしてから、ブラシでクリーニングしていきます。

最後に、クリーニングクロスで拭きあげ、すべてのクリーニングが完了となります。

 

いつも使用しておりますおすすめのブラシは、蔵Curaの熊野筆です。

ダイアル部分やホットシュー部分など、細かいところにも毛先が綺麗に入り込み、チリやホコリを優しく除去してくれます。

2種類の毛が配合されている高品質なカメラボディ専用のクリーニングブラシとなります。

(※ブラシは、カメラボディ専用となります。レンズ前面に使用はできませんので、ご注意くださいませ。)


その他ブラシのおすすめとなります。


おすすめのクリーニングクロスとなります。

また、今回ご紹介いたしました蔵Curaクリーニングキット一式が入っておりますセットとなります。

ご自宅は勿論、持ち運びにも便利ですので、レンズ等が汚れてしまった際のクリーニングのお供にいかがでしょうか。


そして、カメラボディ・レンズ共にクリーニングを終えた後に、カメラを保管します。

すべての機材を防湿庫に保管するのが理想ですが、防湿庫は値段が少々高いため、 今回は今までも時折紹介をさせていただいておりましたHAKUBAのドライボックスをおすすめいたします。

置く場所に困らず、手軽に購入でき、機材の数や大きさに合わせて選択することができます。

 

蓋の裏に乾燥剤を入れ、愛機をカビから防ぎます。乾燥剤の袋が膨らみ、中の音がカサカサしなくなってきたら交換時期です。

開封後8ヶ月程度使用できますが、梅雨の時期はすぐに交換時期がやってきてしまいます。

固くなってしまって使用時期を過ぎた乾燥剤を長く入れていると、逆効果になってしまうため、定期的に乾燥剤の様子を確認してください。

 

また、デジタルカメラを長期で使用しない場合は、バッテリーの液漏れを防ぐためにカメラからバッテリーを抜いて保管してください。

(私は次いつ使うかに関わらずいつもバッテリーを抜き、そのままドライボックス内で保管しております。)

防湿庫やドライボックスに保管しておけば安心ではありますが、万が一のカビや故障を防ぐために、月一度程度カメラの電源をつけて軽く操作することがおすすめです。

HAKUBAのドライボックスは5.5L、9.5L、15Lの3種類の大きさがあります。

上記の写真は9.5L。中に入っている機材はSONYα7RⅡ+FE24-70mmF4をつけた状態で保管しております。

このセットだと、まだまだ上にスペースはありました。私はボディに対して1つのレンズしか持っていないため、いつもカメラにレンズをつけっぱなしで保管しております。

単焦点レンズや小型ミラーレスカメラ、コンパクトカメラを入れるときは5.5L、ある程度の大きさの望遠レンズを入れるときは9.5L、2.8通し望遠レンズなどの長めのレンズや大きめなボディを入れるときは15Lを選択すると良いと思います。

(5.5Lのドライボックス使用例→Vol.1Vol.2)(9.5Lのドライボックス使用例→Vol.3



いかがだったでしょうか。

繰り返しになりますが、クリーニングをしないでカメラを保管してしまいますと、手の油や汗などがカメラについてしまい、カビや故障の原因に繋がってしまう可能性があります。

梅雨の時期は特に、少し油断をすると、すぐにカビが生えてしまい、取り返しのつかない状態になってしまいます。

 

正しいクリーニング方法と正しい保管方法で、長く愛用して頂けるために、カメラをカビから守ってあげましょう!

お付き合いいただき、誠にありがとうございました。

 

▼カビ対策お済みですか!?梅雨から愛機を守る特集ページです▼


 

[ Category:Canon etc. FUJIFILM Nikon SONY | 掲載日時:20年07月12日 11時30分 ]

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