【自機一体】マップカメラスタッフこだわりの逸品 Vol.41
自機一体。
自身と一体になるほどの愛機、こだわりの逸品。
子供の成長と、家族の思い出を残すために購入したLeicaQ
筆者のこだわりの逸品です。
しかし購入してから数か月、一体になるほどの愛機か。と問われるとまだまだコミュニケーション不足の逸品。
ですので今回ご紹介させていただく筆者の逸品は『GODOX AD200』です。
フラッシュチューブヘッドに広角ソフトフォーカスシェードを付けた状態。
筆者はポートレート撮影やコスプレ撮影をカメラの醍醐味として楽しんでいます。
スタジオでの撮影はもちろん、イベントなどにも参加しています。
と言うことで普段の撮影方法を自宅で、かつ自撮りを行ってみました。
まずはカメラ側から見て左側、被写体から1m離れた所にAD200を配置し斜め前から照射。
正面ではなく少し角度を変えて照射するだけで立体感が生まれます。
特にコスプレ撮影ではしっかり光を当て、さらに開放での撮影ではなく数段絞って撮影することで衣装やアクセサリー、手持ちのアイテムなどがシャープに写ると筆者は考えています。
もちろん顔に影が出ないことや白飛びしない様に調整することも必要かと思います。
カメラ側から見て右側。筆者の背後に光が当たるようにAD200を配置し斜め後ろから照射
差を分かりやすく見て頂けるようにあえて正面から光は当てていません。
コスプレ撮影をする際に、たとえばバトル系のアニメや漫画などの雰囲気を出したい時など、炎であれば赤色、水であれば青色、雷であれば黄色など、カラーフィルターやホームセンターでも買えるカラーセロハンなどを使用し、ドレスやマント、羽などに光を当てることで雰囲気が一段とアップします。
※今回はフラッシュチューブヘッドのフラッシュヘッドで撮影を行いましたがカラーフィルターなどを使う際はスピードライトヘッドに付け替えます。
雰囲気を変える!と言えばハニカムグリッドも活用しています。
スピードライトヘッドに付け替えることでハニカムグリッドなどが装着できるのもAD200の良い所。
クールなイメージ、ダークなイメージなどのスタジオやキャラクターなどの撮影に使用すれば被写体がより強調されます。
200 W/sとモノブロックに相当するパワー。バッテリー1つでフル発光500回分と充電の手間も省けますし長時間の撮影も安心。
スピードライトヘッドのGNは52(ISO 100・m/@35mm)、フラッシュチューブヘッドのGNは60(ISO 100・m/@28mm)
さらにフル発光時のリサイクルタイムは2.1秒と、スタジオなどではフル発光することはほとんど無いため、ストロボが発光せず撮影中にテンポが悪くなってしまったり、モデルさんを待たせて気まずい、と言うことが無くなりテキパキ撮影できます。
カメラをはじめ本や花、時計などの物撮りにも最適。
今回使用した機材はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark III+M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PROにワイヤレスコマンダーX2T(Otyp)を装着しGODOX AD200を発光させ撮影しました。
ちなみにGODOX AD200本体の写真は、このLeicaQ+SF24Dの組み合わせで撮影を行いました。
今年5月に開催予定だった夏コミC98も中止。そして年末の冬コミC99は2021年に延期。
ラグコスは9月に開催するものの、東京でのイベントはほぼほぼ中止や延期、スタジオなどでの撮影も自粛ムードとなっています。
そんな中でも、より一層ポートレート撮影などを愉しめるように自宅での練習や調整を行い、自身が撮影したいイメージやストロボの使い方を研究してみてはいかがでしょうか。