【2022年上半期使ってよかったもの】Canon EOS R3と最高のボケ感を誇るズームレンズ〜RF 28-70mm F2 L USM〜
そろそろ下半期という言葉も馴染んできました。
半年が過ぎるのがとても早く感じます。
この季節になると巷で話題になるのは「上半期使ってよかったもの」
今回はマップカメラスタッフが上半期に使ってよかったものをご紹介したいと思います。
スタッフの個性あふれるベストバイアイテムをお楽しみください。
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今回ご紹介するのはCanon EOS R3とRF 28-70mm F2 L USMです。
EOS R3は大幅な値上げが実施されることとなっているため、ご検討中の方は多いのではないでしょうか。
合わせるレンズはRF 28-70mm F2 L USM、なんとF2通しのズームレンズです。
このレンズが発表された時、「.8」の記載が漏れているのではないかと文章をよく見返したのを覚えています。
さっそく写真をご紹介します。
きれいな光の入るカフェで1枚。
この日はとても暑い日だったと記憶しています。
ピントが合っているグラスの水滴はまるで浮き上がるような立体感を感じさせます。
瑞々しいサラダです。
毎日野菜を摂ろうと思ってもなかなか手が回らず野菜ジュースで済ませてしまうのですが、明日からはしっかりと食べていこうという意気込みで撮影したことを思い出しました。
しかしこの文章を書く頃にはそんなことは忘れており、いまだに野菜ジュース生活は続いています。
レンズとしては非常に大きいですがテーブルフォトも撮影できないわけではありません。
R3を含めると手が震えるような重さですが、この魅力的な写りを見ると病みつきになります。
ハンバーガーも頼んだのですが、おいしそうすぎたため写真も撮影せずに即食べました。
これがハンバーガーであるとカメラに言い聞かせながら食後のコーヒーを記録に残しました。
細かな泡で舌触りが滑らかで午後も撮影をがんばろうという気分になりました。
RF 28-70mm F2 L USMの描写ですが、緩やかにピント面から自然にボケが広がっていき非常にきれいだと感じます。
食後は公園へと足を運びました。
かなり陽射しも強かったためモノクロでコントラスト強めに撮影。
スケートボード場を眺めるのがこの公園を訪れた時の楽しみです。
友人曰く、練習したらした分だけケガをしてその傷が癒える前に新たなケガをするのだとか。
しかし技を決められた時の爽快感はすさまじいんだと、たくましい筋肉を備えた友人が語ってくれたことを思い出します。
最大限寄った状態で猫じゃらしを収めました。
ピント面から奥にいくにつれて、なだらかにとろけるようなボケ感がきれいです。
試行錯誤して撮影しているとまるで自分が猫じゃらしに遊ばれているのではないかとさえ思います。
猫じゃらしにはどんな生き物でもじゃれつかせてしまう性質があるのではないでしょうか。
こちらは70mm側での1枚。
木の幹の解像感が素晴らしいです。
草むらにはバッタもはねており写真に収めたかったのですが見失ってしまい断念。
草むらを引きで撮影することでバッタを内包した草むらの撮影に成功しました。
この公園にはスケートボード場だけでなく、サイクリングロードも敷かれています。
レンタルもする事ができ、いろいろな種類の自転車を楽しむ事ができます。
肌で感じる風はバイクや車とはまた違った優しいもので気分転換で乗ることがあります。
同じコースをぐるぐると回るというのも無心になって気持ちの整理を行う事ができ、考え事が立て込んでいる時におすすめです。
この1日楽しんで感じたことは撮影を行うプロセスで全くストレスがなかったという事です。
優秀な動体認識、高速連写が可能なEOS R3ですが、その性能はスナップ撮影をより豊かにしてくれるものでした。
縦グリップ一体型のカメラを久しぶりに使用し、縦構図での対応力、圧倒的なグリップ感がたまらなく下半期も変わらず使っていたいと思わせてくれました。
ミラーレス用レンズとしてはかなり大きい部類ですが、その大きさに見合ったこのレンズにしかない写りを見せてくれます。
EOS R3は11/4から大幅な値上げが予定されており、狙っている方は今がチャンスです。
RF 28-70mm F2 L USMは据え置きのためゆっくり悩むことができそうです。
スナップ、ポートレート、風景、幅広いユーザーに優雅なボケと圧倒的性能をもたらしてくれる組み合わせです。
ぜひこの機会に。
今回使用してはいませんが、少し小ぶりなRF 24-70mm F2.8もおすすめです。