【Canon】中古EOS Rシリーズは今が買い時!~EOS R6と四半世紀愛され続ける中望遠レンズ 編~
CanonCanon L lensEOS R6キヤノンフロアスタッフが選ぶおすすめ機材スナップ光の世界単焦点を楽しむ厳選アイテム
2022年12月15日、キヤノンから「あたらしいオールラウンダー」なミラーレスカメラ「EOS R6 Mark II」が発売されました。
この時期になると新製品を購入しようか、既存のRシリーズを選ぼうか、どうしよう…と悩まれる方も多くいらっしゃるかと思います。
特にEOS R6 Mark IIの登場後は、前モデルからお買い換えされる方もたくさんいらっしゃいます。
同じくオールラウンダーに位置づけられるモデルでEOS R6やEOS Rのお求めやすい中古が豊富な在庫からお選びいただけるようになりお得。
新製品が登場した今が中古の買い時です!
そこで今回の連載ブログでは、現在発売されているRシリーズのカメラにスポットを当てて、購入を検討されている方や今現在使用されている方にもお楽しみいただけるよう、キヤノンフロアスタッフが実際に触れて良かったおすすめ機材をさまざまな組み合わせ、使い方でご紹介いたします。
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さて、今回ご紹介するおすすめ機材はこちらです!
「Canon EOS R6」「Canon コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R」「Canon EF135mm F2L USM」です。
1996年に発売した中望遠レンズである「EF135mm F2L USM」は開放F値2という明るさを誇り、発売当初から屋内でのスポーツ撮影やポートレート撮影に最適なレンズとして重宝されてきました。発売から約26年と四半世紀を過ぎた現在でも優れた描写性能や美しいボケ味から購入されるお客様が多いレンズです。
筆者は普段お散歩スナップが多く、小さいものを大きく写せるマクロレンズが好きなので「RF85mm F2 マクロ IS STM」をよく使用しています。
ただ最近はポートレート撮影に興味が出てきたところで、いくつかのレンズを比較している中で気になったレンズである「EF135mm F2L USM」を組み合わせてみました。
冬晴れのなか太陽の光をいっぱいに浴びた小さな花を続けて2枚。
冬の色味の少なさのなか鮮やかなイエローがパッと目をひきます。
1枚目が開放F2、2枚目が少し絞り込んでF5での撮影ですが、ピントの合った部分の解像力の高さに驚かされた1枚です。
光の当たる部分を探しながらシャッターを切っていきます。
しばらく訪れていなかった近所の公園に木製の遊具が何種類か。
周囲に人気はなく、公園ながらも静かな空間となっていました。
どんぐりから芽が出たのか落ち葉の中から生命力溢れる若木が顔を出していました。
日当たりもよい環境でしたが管理された公園のなかでこのまま成長するのは難しそうです。
ターザンロープの滑車部分も背景から見事に浮かび上がります。
F4まで絞って撮影した1枚ですが、縄の毛羽立ちや金属の質感、金具上部の蜘蛛の糸まで描きだしてくれています。
公園からすぐ近くを流れる川は増水していなければ下まで降りることができます。
なかなか透明度が高く周囲に植物もあったのでもしかしたら水鳥の姿を見ることができる川なのかもしれません。
最後の1枚は思い切り逆光の中での撮影。
最新設計のレンズと比較すれば盛大なフレアやコントラストの低下が窺えますが、そこがかえってノスタルジックな雰囲気を感じさせ、あえてこういった条件下でポートレート撮影をしてみたい気持ちになります。
使いやすい画角とピントが合った部分の高い解像力、ふわっとしたとろけるようなボケ味、最新設計やコーティングでないからこそ得られる絵に、四半世紀が経過した今でも現役であり”指名買い”のお客様がいるほど愛されている理由が分かるレンズでした。
来年1月には気になる存在である「Canon RF135mm F1.8 L IS USM」が発売となりますが、こちらもずっと愛されるレンズになってほしいものです。
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さて、ここからは写りの比較として普段使いの「RF85mm F2 マクロ IS STM」を使用して撮影した画像を何枚か続けます。
それぞれ最短撮影距離0.35mで撮影した蝶、たくましい植物、仕事を終えたミニショベルカー、秋の名残りです。
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筆者の好きな中望遠レンズでの撮影ということもあり、普段よりも作例多めでご紹介しました。
改めて EOS R シリーズの前モデルの魅力を伝えたい!と連載ブログとして様々な時間帯や被写体でおすすめの組み合わせを提案していますが、II型が登場した今だからこそお求めやすい価格の中古品を豊富な在庫の中からお選びいただければと思います。