【Canon】再びパンダの親子に会いに、桜満開の南紀白浜へ。
今回で5回目となりましたパンダブログ。
昨年10月、和歌山県白浜町のテーマパーク、アドベンチャーワールドを訪れ、親子パンダを撮影しました。
それから半年後の今年4月、仔パンダの成長も順調な事から、母パンダ良浜/らうひんと仔パンダ楓浜/ふうひんが親子離れする事になりました。
掲載時期が遅くなりましたが、偶然にも親子離れの1週間前、桜の時期にアドベンチャーワールドへ行く予定を立てていたので、今回はその様子です。
2022年4月4日と5日にアドベンチャーワールドへ、桜も今を盛りと咲いていました。
父パンダ 永明/えいめいと桜
主に永明が使用する運動場の近くにある一本の桜の樹、いつの頃から誰が名付けたのか、
この桜を「永明桜」と呼ぶようになりました。
春は桜の晴れ舞台
日本を代表する桜、それとパンダとのコラボをショットできる貴重な場所です。
春の陽の中をのんびりとお散歩の永明、私はゆっくり眺めていました。
サファリエリアではライオンも桜の下でくつろいでいました。
出掛けた2日間はいい天気に恵まれました。
そして親子パンダの所へ。
昨年10月に見た時は体重約25キロだった楓浜。
この時、半年が経過して40キロを超える大きさになっていました。
でも可愛さは相変わらずです。
じゃれ合う親子、周囲からは笑いと歓声が絶えません。
鬼ごっこのように、楓浜を追う良浜。
楓浜の毛繕いをする良浜。
大きくなったとはいえ、ちゃんと世話をしています。
お母さんの脇で。
おっぱいを飲む姿も、もうすぐ見納めです。
やっぱり、お母さんが好きなんですね。
でも別れの日が近いのを察しているようにも思えました。
親子離れの訓練時期でもあったので、午前で親子展示は終了、午後は楓浜一頭でのみの展示とし、段階的に親離れの時間を増やしていく方法が採られていました。
背後の桜がそんな楓浜にエールを送っている様でした。
桜をバックに見る夢はどんな夢か。
翌、4月5日。
2頭のパンダが並んで顔を見せるのは、なかなか難しいです。
2日目の親子展示も終了のアナウンスが
「残念、撮れなかった・・・。」と思った時、バックヤードへ戻る1分前でした、奇跡が!
2頭の顔が並びました、こちらを向いてくれて。
数秒でしたが立ち止まってくれたのです、悲願達成の瞬間でした。
これが私の親子のラストショットになりました。次回来る時、もう2頭は離ればなれです。
親子離れは成長の過程で通らねばならない道。
でも楓浜はこの時 1歳半、人間ではまだ3歳程度の幼児です。
飼育下とはいえ、野生動物の生態の厳しさを毎回感じます。
「頑張れ楓浜。無事に育ててくれた良浜、ありがとうお疲れ様。」
ファインダー越しに願い、東京に帰りました。
また会いに行くからね楓浜!
使用機材
Canon (キヤノン) EOS R
Canon (キヤノン) コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R
Canon (キヤノン) EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM