【Canon】新たな息吹を宿した7~APS-Cハイエンドモデル「EOS R7」本日発売!~
本日6月23日、キヤノンから待望の新製品 “ EOS R7 ” が発売いたしました!
キヤノンのEOS Rシリーズとしては初となるAPS-Cサイズのセンサーを採用するミラーレス一眼カメラ。
Canonで「7」といえばEOS 7やEOS 7Dシリーズを思い浮かべます。
Canon機の中でも中核を担い、幅広いユーザーに愛されていた「7」はついにミラーレスの世代へ向かっていきます。
2014年に発売されたEOS 7D Mark II以来、ミラーレス機としては初めて「7」というナンバーを持つAPS-Cのハイエンドモデルです。
ミラーレスならではのコンパクトな造りをしておりますが、中身はかなりの本格派な仕様です。
それではさっそくEOS R7を観察してまいりましょう。
最初に目に留まるのは銀色に輝く「R7」の文字。
APS-C EOS史上最高解像性能と謳われるEOS R7は、新開発の有効画素数最大約3250万画素のCMOSセンサーを採用。映像エンジンDIGIC Xとの組み合わせにより、高速連続撮影やノイズの抑制や階調表現、解像感の向上など高度な画像処理を可能にしました。
EOS R7のAFは、高性能なフルサイズミラーレスEOS R3ゆずりの「デュアルピクセルCMOS AF II」システムを採用。高性能な被写体検出性能とトラッキング性能の組み合わせにより、画面全域で動体を追尾しながら撮影できるようになっております。
EOS R7は、メカシャッター/電子先幕時にEOS Rシリーズで最速となるAF/AE追従で最高約15コマ/秒、電子シャッター時にはAF/AE追従で最高約30コマ/秒の高速連写が可能です。
背面のダイヤルやボタンの配置を見てみましょう。
ファインダーの横には、まるでお花のような形をした見慣れないダイヤルがあります。こちらは使用頻度の高い「マルチコントローラー」と「サブ電子ダイヤル」を同軸に配置したものです。
ファインダーをのぞいたまま露出設定やAFフレームの移動など、最小限の動きでさまざまな操作ができるようになりました。
上部のダイヤルとボタンはこのような配置です。
「M-Fn」と表記されているマルチファンクションボタンが非常に便利な機能で、使用頻度の高い設定を割り当てることができます。
静止画撮影時の初期設定は「ISO感度」「ドライブ」「AF動作」「ホワイトバランス」「露出補正」、動画撮影時も「ホワイトバランス」の設定が可能です。
カメラ本体(前面)には、オートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)を切り替えるスイッチ「フォーカスモードスイッチ」が配置されております。
EOS R7はUHS-II対応のデュアルSDカードスロットを採用しております。またバッテリーはEOS R5などでも採用されている「LP-E6NH」で、USB Type-Cポートによる充電/給電も可能です。
グリップはちょうどよい深さで、握り心地抜群です。
EOS R7はボディ内手ブレ補正を搭載。対応レンズとの組み合わせで、最大8段の補正が可能です。
またボディ内手ブレ補正ユニットを活かして水平をキープする「自動水平補正」も搭載しております。
液晶モニターは3.0型バリアングルの162万ドット。電子ビューファインダーは236万ドットのOLEDタイプ。
ボディはマグネシウム合金製で防塵防滴構造を採用。高耐久のシャッターユニットは、電子先幕の標準的な撮影を想定したキヤノンの試験において、20万回の作動テストをクリアしております。
EOS R7のレンズキットで登場したRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMは、1本で幅広いシーンに対応する高倍率ズーム。
質量は約310g。EOS R7の質量約612gと合わせても1Kg以下という非常に軽いレンズキットです。AFがとても素早く使い心地のよいレンズです。
こちらは同日にレンズ単体で発売されたRF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STMです。
携行性に優れた小型・軽量設計。質量は約130gで本当に軽いです。
EOS R7に装着すると、普段使いに最適なサイズ感。コンパクトに行きたい方はこちらのレンズもオススメです。
今回発売されたEOS R7は、野鳥や動物、飛行機、鉄道、スポーツといった、本格的な動体撮影に適したカメラです。
さらにAPS-C専用のRF-Sズームレンズも2本登場し、これからますますRFシリーズのラインナップが盛り上がっていくことでしょう。
来月7月には、EOS Rシリーズの2台目となるAPS-C機エントリーモデルのEOS R10も登場します。
こちらも乞うご期待ください!
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