【Canon】私だけの色で~Picture Style Editor~

Canonのカメラには、様々な被写体、シーンに対応できるように
数種類のピクチャースタイルがプリセットされています。
私もCanonユーザーになってしばらくは「スタンダード」で撮影を楽しんでおりました。

ですがある程度自分の撮影スタイルや画の好みが確立されてくると、
「もうちょっと青空を深く出したい」
「イチョウの黄色だけ彩度を上げられないだろうか」
といった望みが出てきます。
通常であれば撮影後にPhotoshop等で現像処理をするかと思いますが、
私が目を付けたのはCanonの純正ソフトウェアPicture Style Editorです。
その名の通り自分でピクチャースタイルを作れる素晴らしいソフトウェアです。
作成したピクチャースタイルはカメラに登録し、撮影段階で適用することが可能です!

今回の作例は、全て筆者が作成したオリジナルのピクチャースタイルを使用しております。
また、RAW現像はCanon純正現像ソフトウェアのDigital Photo Professionalで行い、
ホワイトバランスを変更する程度の処理に留めています。
使用したカメラはCanon EOS 60Dです。

こちらは伊豆大島の元町港です。
本土では決して味わえない圧倒的な青!
この島に赴くたび、今日よりも鮮やかに明日を生きるための力を貰っている気がします。
青空と海の深みが特徴的な仕上がりになりました。

枝ぶりも見事なこのイチョウは、茨城県の西連寺にある樹齢1000年の巨木。
この黄色は通常のJEPG撮って出しではなかなか出せないのですが、
自作のピクチャースタイルなら簡単に楽しめます。

山手西洋館でのテーブルフォト。
破綻しないぎりぎりまでマゼンダを持ち上げてあります。
透明感を出すために、ハイライト側の各色域にも一工夫。

今までとは打って変わり、重苦しい威圧感のあるスナップ。
こちらのスタイルは破綻してしまうこともままあるのですが、
うまくはまった時にはゾクゾクするような描写になります。

黄金色の稲穂がゆれる田園風景の中で、大好きな愛車のインテリアを。
車外との輝度差でゴーストが出ていますが、
暖かな午後の光が持つ優しさを再現できたと思います。

最後は千葉県の鵜原理想郷です。
純正色ではありえない水色の出方をしていますが、輝きと華やぎが表現できたでしょうか?

最後にPicture Style Editorの編集画面をご覧いただきましょう。
編集元にしたいRAWデータを読み込み、基準となるピクチャースタイルを決めたら、
カラーホイールにて各色をHSLで編集できます。
HSLとは、H(色相)、S(彩度)、L(輝度)の事で、画面を見ながら直観的に色の編集が可能です。

その後はスポイトツールで画面上の特定色を抽出し、同じくHSLを使用して色に対する反応の強さ等を決めていきます。

こちらでの編集は、ひとつ前のカラーホイールでの編集に較べて非常に破綻しやすいので、
あまりいじりすぎないのがコツです。とりわけ注意すべきは彩度。持ち上げる場合は、+2程度までに抑えるのが
オススメです。

如何でしたでしょうか。
自分で色を作るということは、自分だけの世界を作るということ。
写真という極めてパーソナルな趣味の醍醐味とも言えるでしょう。

Picture Style Editorの操作自体はとても簡単ですので、
皆様も是非オリジナルのスタイルを作ってみてはいかがでしょうか。
きっと、色を育てる楽しみが待っています!



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[ Category:Canon | 掲載日時:18年12月18日 10時30分 ]
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