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【Canon】 EOS R7を使って考えたCanon人気の理由に関して

【Canon】 EOS R7を使って考えたCanon人気の理由に関して

「カメラが欲しかったから”なんか良いらしい”Canonのカメラを買ってみた」
最近、カメラを購入した友人たちは口をそろえてそう言いました。
そうでなくとも、Canonのカメラをまず使ってみる人が多いようです。

最初に白状してしまうと、私自身はNikonのカメラを愛用しています。
家族もNikonを使っていたこともあり、最初のカメラのメーカー選びで迷うことなくNikonを選びました。
だからこそ、気になります。
なぜ、私の友人たち含め多くの人にCanonは選ばれているのか。
Canonを使ってみて、その理由を考えたいと思います。


今回選んだボディはEOS R7。レンズは迷いましたが、まずは基本のレンズキットを使ってみようと思いました。
R7のレンズキットには、「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」のレンズがついています。
R7はAPS-Cのカメラのため、35mm判換算で29-240mmとなります。広角から望遠までカバーしているため、このレンズさえあればほとんど撮りたいものは撮れてしまう焦点距離のレンズです。
「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」のレンズの名称の意味について簡単に説明しますと、「RF-S」はCanonのミラーレスのRFマウントの中でもAPS-C用に作られたレンズのことです。EFレンズとは異なり、フルサイズボディにもクロップはされますが装着することが可能です。
「IS」は手振れ補正が搭載されていること、「STM」はステッピングモーターが搭載されているとう意味です。静音のモーターが特徴のモーターです。
レンズについている英字は意味を抑えてしまえばレンズ選びの頼もしい味方になってくれます。

まず、このカメラを使ってみて驚いたのがとにかく軽いということ。
R7自体は612gですが特筆すべきはレンズの重量です。レンズは310gしかありません。
レンズのマウントをプラスチック製にすることで軽量化を実現しています。
今回は、片手にカメラを持って撮影していますが一度も重さを感じたことはありませんでした。

Canonのカメラは、どのスペックのものでも同レベルの他メーカーのカメラと比べると軽さが際立つものが多いと思います。
カメラを選ぶ決めては色々ですが、まずは持ち運びしたいと思う軽さであるか、という点も重要だと思います。ここもCanonの人気の一助だと思われます。

モーニングでも食べようと思い、カフェに行きました。
ラムバターを挟んだバゲットが美味しそうだったので注文してしばらく待ちます。
到着して、まず食べる前に一枚写真を撮りました。

このレンズは最短撮影距離が0.17mのレンズです。例えば、SONYの似た焦点距離のAPS-C用レンズであるE 18-135mm F3.5-5.6 OSSは0.45mですので、かなり近くまで寄れるレンズであることが分かります。
このバゲットは皮がパリパリで中はしっとりで非常においしいものでした。
写真に写すと、その皮のパリッとした質感がしっかりと表現されています。
軽いレンズとなると、描写は今一つなのではないか…そのようなことは全くありませんでした。

用事があったので久しぶりに実家へ帰りました。
知り合いから冷凍しらすを1キロもらったとのことで、この日のランチはしらすたっぷりのランチでした。
実家で作ってもらったごはんは、当たり前のように食べてしまいますが年々食べる機会は減っていくものです。
いい機会なので写真に撮りました。

EOS R7は、新開発の有効画素数最大約3250万画素APS-Cサイズ CMOSセンサーを搭載しているハイエンドモデルとなります。
機能が最先端のカメラであることは間違いありませんが、まず最初に使ってみて感動したことはカメラを使う人が使いやすいようなデザインになっていることです。

一つ目は、グリップです。
手にしっくりくる形状をしているため、力を入れやすく握りやすい形になっています。
なぜ、こんなに手にしっくりくるのか。グリップを握りながら考えてみました。
グリップとカメラ本体が直角90度になっていることが分かりました。
90度にたっていると、中指・薬指・小指といったカメラ前面に出てくる指に力が入りやすくなるように感じました。
グリップとカメラ本体がなだらかになっている場合、中指や薬指などよりも親指を中心としてカメラを持ちます。
そのため、他のカメラと比べて親指の自由度が高くなっています。

これが、二つ目のデザイン性に繋がると考えられます。
使いやすいと感じたデザインの二つ目は、コントロールホイールがファインダー近く、親指の伸ばした範囲にあることです。
コントロールホイールでは、F値やシャッタースピードの変更などが可能です。
さらに、中心部ではピント位置の移動を行うことが出来ます。
そのため、ファインダーを覗き撮影を行いながら親指で露出の調整、ピント位置の調整を行うことが可能なデザインとなっております。

この写真はファインダーを覗きながら親指で露出を調整し、少しアンダーにして撮影しました。


季節柄、お雛様を飾ってくれていました。
私が小さいころから飾られている思い出のお雛様です。
こちらもファインダーを覗いて一枚写真を撮りました。
お人形の肌がつやつや輝いているところや、着物の布の手触り、髪の毛の一本一本まできめ細やかに描写されています。
手を伸ばせば、届くのではないかと思ってしまうほどです。

これまで、きままにスナップや食べものやお雛様の写真を撮っていきました。
写真を見返してみると、「生活」がきちんと写真に写り込んでいることに気が付きます。
モーニングを食べてしみじみと美味しいなあと思ったことや、久しぶりの実家で羽根が伸びていく感じがしたこと、そういった空気感を肩ひじ張らずに写真に取り込んでいくようです。
暖かみのある写真が他のカメラと比べて得意なようです。
一般的に、Canonはポートレートなど人肌の写真を得意としている、と言います。
それは赤系統の色の出方が得意である、ということもあるかと思いますが、このような暖かい空気感まで撮り込めることも人物の写真を得意とする所以かと思いました。

この出てくる写真の暖かさをみてもCanonの人気の理由が分かります。

R7の特徴として、CanonのフルサイズハイエンドモデルEOS R3と同等のAF被写体検出技術を継承していることが挙げられます。
片手ですっぽり収まるコンパクトなカメラながら最高レベルのカメラと同じAFが使えてしまう、ということです。
AF検出では、人物の瞳・顔・頭部・胴体、犬・猫・鳥の瞳・顔・全身、乗り物の検出に対応しています。

小さい鳥を見つけたため、さっそく撮影してみます。
お米一粒よりも小さい瞳にも瞬時に対応。鉄橋を散歩する鳥の撮影に成功しました。

先ほどのデザイン性と重なる部分にもなりますが、R7では撮影画像の再生や削除、撮影設定が出来るINFOボタンも全てカメラの右側にあります。
そのため撮影した後で画像を確認したり、という動作がすべて右手で完結させることが可能です。
また、R7より電源のON/OFFボタンもカメラ右上部に移動されました。
さらに動線がコンパクトとなり、撮影に集中できる仕様となっています。


R7はメカシャッター使用時、AF/AE追従で最高約15コマ/秒の高速連写が可能です。
シャッターボタンも軽い押し心地のため、簡単に押しただけで連写をすることが可能です。

連写モードへの変更も背面液晶をタッチすることで簡単に変更可能です。
今回はスナップ撮影をする目的でこのカメラを持ち出してみましたが、かわいい鳥を見つけた時など急遽連写モードにして野鳥撮影を行うことも出来ます。
幅広い使用用途に瞬時に切り替えが出来るカメラです。


ここまで、Canon EOS R7を使ってみました。
どこにでも持っていきたい軽く、コンパクトなボディ。
自然で暖かい描写が大切な思い出をどんどん残していきたくなります。
撮影者のことを考えたデザイン性の高さ。
ハイエンドモデルに遜色ないAFと連写機能。
多くの人が魅了されていくのも納得です。

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[ Category:Canon | 掲載日時:24年02月22日 12時00分 ]

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