【Canon】RFマウントでFDレンズを。
突然ですがみなさま、お使いのボディもしくは購入を検討しているものは一眼レフカメラでしょうか。それともミラーレスカメラでしょうか。
私はEVF(電子ビューファインダー)だと画面酔いをしてしまうので一眼レフ一択と考えていましたが、
最近ミラーレスへのシステム変えを検討しています。
沢山の魅力があるなかでアダプターを介して様々なマウントのレンズが使えることに一番惹かれています。
そんな中、今回はCanon EOS R5にFD 55mm F1.2 S.S.C.をあわせて撮影してみました。
レンズのS.S.C.とはスーパー・スペクトラ・コーティングのこと。太陽光を徹底的に研究し理想の色再現を追求したもので
その後ISOによって定められたCCI(Color Contribution Index)が業界基準となりましたが、
数値はCanon独自のものとほぼ同じ、むしろキヤノンの方が許容幅が狭く厳しい基準となっていたそうです。
1973年発売のオールドレンズは最新機種とあわせるとどんな写りをするのでしょうか。
近所を散歩しながら撮影したかったのですが、雨が降っていたためモデルはいつものうさぎさんです。
普段はカメラに気が付くと逃げるか、近寄ってくるかの何かしらのアクションを撮ってくれますが今日は無反応。
マニュアルフォーカスのレンズなのでじっとしていてくれると助かります。
片耳をどこかに紛失したうさぎです。
もふっとした毛並みがレンズのふんわりとした写りとマッチしています。
機嫌の悪そうな顔をしていたので、撫でました。
ピントを最短にあわせてあるのでうさぎが動いても、合わせて距離をとれば片手でも問題なく撮影できます。
うちの子うさぎというよりプレーリードッグのような顔をしています。
お友達をと思いぬいぐるみを与えたのですが、気に入ったのはついているタグみたいです。
がんばって立っている姿がたまりません。
外へ出て植物を撮影しようと思った組み合わせだったので、
室内のペット撮影になってしまいあまり良さが出ないかと思いましたが
うさぎの目はビー玉のように綺麗に、かつ毛質を柔らかく再現してくれる写りにとても満足でした。
昔のレンズながら癖のないなめらかなボケと、解像感があり驚きました。
開放での撮影でもピントの芯がつかみやすく扱いやすかったのもポイントが高いです。
すべてのカット開放での撮影だったので、絞っても撮影すればよかったと後悔しています。
また機会があればリベンジしたいです。