
夏の暑さがずっと続いていたかと思えば、ここ数週間で一気に涼しくなってきました。嬉しい反面、近年はその変化の度合いがちょっと極端になっているとも感じます。過ごしやすいこの時期は、できるだけ外出して撮影を楽しみたいと思います。今回は、CanonのRF50mm F1.4L VCMレンズを使って自宅近くの公園を散策してみました。季節の移り変わりの様子をいくつかフレームに収めたのでご紹介します。ボディはEOS R6 Mark IIです。

現在、20mm,24mm,35mm,50mm,そして85mmの5本のラインナップになったVCMシリーズ。VCM(ボイスコイルモーター)というAF駆動方式を採用することで、静止画では静かで高速な、また動画撮影では静かで滑らかなオートフォーカスで撮影できるように設計されています。
またこのシリーズのレンズには、主に動画撮影中に絞りを操作できるアイリスリングも搭載されています。静止画で使うには現在対応しているカメラがEOS R1とEOS R5 Mark IIのみなので、このリングに関してはまた別の機会に試してみます。

焦点距離50mm は我々人間の視野に近い画角です。これまでにも一眼レフ機や他メーカーのカメラ等でも使ってきた50mmのレンズは、私にとって好きな画角です。単焦点レンズということでズームレンズでの撮影時よりも運動量は増えますが、寄って撮るのも引いて撮るのも良し、距離感もつかみやすく使いやすいという印象です。

池に来ました。多くのカモはお休み中のようです。アオサギが1羽いたのでシャッターをきりました。大きなアオサギも50mmで撮るとこんなに小さく、かわいくなってしまうのが妙に新鮮です。

水が勢いよく流れ落ちるところと、その直前の滑らかな水面の部分を上手い具合にとらえていると思います。レンズの描写性能の高さを感じます。
下の2枚の写真は背景のボケ具合を撮り比べてみたものです。


被写体に可能な限り寄ってみました。1枚目の写真は絞り値5.6で撮影しました。なんとなく背景の様子がわかるようなボケかたです。
一方、2枚目のそれは開放絞り値1.4で撮ったものです。背景が溶けるようなボケです。
もちろん、レンズと被写体の距離、または被写体とその背景の距離によってボケかたも当然変わってきます。開放F値の明るい単焦点レンズの最大の魅力と言えるのが、ボケを活かして被写体を強調した撮影を楽しめるところです。

鯉がいたのでカメラを向けてみるとさっそくポーズを撮ってくれました。以前、似たようなシチュエーションで望遠レンズを使った時はかなりの迫力の表情で撮れていて、ちょっと怖さを感じました。私にとってはこれぐらいの距離感がちょうどいいみたいです。

公園内にはちょっとしたキャンプ場もあります。葉っぱが色づいてきているのがわかります。またこのように建物を正面から狙うと50mmの画角だと感じられるような写りになります。

次の被写体を探しながら公園内を歩いていると、飛行機の音が聞こえてきました。木々の間から見えたのでとっさにシャッターをきりました。どんよりとした曇り空なのであまりきれいな写真ではないですが、レンズのオートフォーカスの速さを実感した1枚です。


曇り空の中での撮影でしたが、秋色の雰囲気が思いのほか肌寒さをやわらげてくれているように感じられるショットもあり、楽しい撮影になりました。
シャープな画質とボケの美しさを同時に楽しめるCanon RF50mm F1.4L VCMは軽量、コンパクトで持ち歩くのにぴったりのレンズです。これからの季節におススメのアイテムです。
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