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【FUJIFILM】コブのギターを撮る

【FUJIFILM】コブのギターを撮る

最近は涼しく過ごしやすい季節になってきました。私は暑がりのため普通の人はだいぶ寒いのかもしれません。私は今までギターを弾くときはアンプシミュレーターにヘッドフォンを繋いでいたのですが、久々にアンプから大きい音を出したいなと思い実家から30キロ以上あるアンプを運んできました。腰が砕けるかと思いました。「楽器シリーズVol.17」は最近そのアンプに繋げて弾いてみて一番気持ちよかったギターを「FUJIFILM X-T4」に「フジノン XF 35mm F1.4 R」を付けて撮ってみました。

「Bizen Works」というブランドのもので2016年に愛知県でオープンしたギター工房です。新進気鋭で豊富な木材と高度な木工技術でとても素晴らしいギターを世に出しているブランドになります。このギターはそちらのフラッグシップに位置する「Grain Arched」というモデルになります。Gibson社の「LesPaul」をオマージュしたようなルックスですが、かなり拘りに拘り抜いたギターです。

まずはトップの木材、「バールメイプル」というちょっと特殊な木で根っこ近くにできる「瘤(コブ)」のところを採用されています。人間で「瘤」というと「動脈瘤」とか「静脈瘤」とか病気のイメージがありますが、実は木も一緒らしく木の病気らしいです。木材でもまれにこういう症状が起きます。そしてそれはとても独特な杢目を出すのでレアな木材として珍重されています。


根っこの近くなので導管(水が通る場所)の穴も大きく、ギターとして使う場合はその穴を埋めるために他の木材の粉や樹脂などで埋める手法が取られます。

通常のメイプルの杢目とは違って、とても荒々しくダイナミックな印象を受けます。

このギターは2021年に作られたもので「サウンドメッセ大阪」に出展するために特別に製作されたSHOWモデルです。そのため特別にエボニー材(黒檀)で製作されている指板、ビックガード、テールピースにTree Of Lifeのインレイが白蝶貝で入れられています。見ていてうっとりするぐらい美しいです。コロナ禍ということでこのイベントは直前で開催中止されてしまいましたので、大々的なお披露目はされなかった幻のSHOWモデルになります。

指板のインレイはこんな感じです。漆黒のエボニー材だからこそ真っ白な白蝶貝が映えてとてもエモいです(使い方あってますかね)。

ヘッドトップにはボディトップと同様の「バールメイプル」が採用されております。ボディと同様に外周は黒いラインが引かれてナチュラルに塗装されておりバインディングのような見せ方になっています。もちろんトラスロッドカバーもペグボタンもエボニー材が採用されており、本当に木材への拘りが強いブランドだなと痛感します。

ボディバックとネックには「ホンジュラスマホガニー」が採用されています。綺麗な柾目の木材で質量もとても詰まった材になります。これだけでも白飯3杯はいけます。

モノクロでも撮影してみました。フイルムシミュレーションの「ACROS」での撮影、杢目の陰影がよりはっきりしたようにも思います。これはこれでかっこいい・・。

最近はどんな被写体にも「アルプスパンチ」のフィルターを付けて撮影することもマイブームだったりします。このフィルターはこれだけで一気にタイムスリップしたような写真が撮れることです。一気に1970年代のJapanVintageのようなギターに早変わり、とてもノスタルジックです。恐るべし「アルプスパンチ」です。おすすめのフィルターです。

 

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[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年10月23日 11時00分 ]


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