
連載中の「カメラを愉しむ」vol.98は「ポケットにFUJIFILM X-M5、毎日に彩りを」をご紹介いたします。
『FUJIFILM X-M5』は、Xシリーズ最軽量となる質量約355gの小型軽量ボディが魅力的なミラーレスデジタルカメラ。
筆者も発売日に購入してからお気に入りのカメラとして日々持ち歩き多くの写真を撮影してまいりました。
日々愛用していると、カメラ本体の画質や性能に対しては不満が一切なく最高のデイリーユースカメラだ!
と満足しておりましたが、組み合わせる「レンズ」のサイズ感にもっと良い選択肢はないか?と自問自答するように。
そこで今回チョイスしたレンズは『VILTROX AF 28mm F4.5 AIR VCM ASPH ED(フジフイルムX用)』。
Viltroxの中で最も軽量かつ薄型のレンズ。フジフイルムのカメラと組み合わせても軽快で、携帯性に優れています。コンパクトな鏡筒設計ながら、優れた描写性能を実現。オートフォーカスも高効率で正確です。滑らかなレンズデザインは、クラシックとモダンが融合した美しい仕上がりです。全長 約33mmのコンパクトなレンズと『FUJIFILM X-M5』との相性を早速 作例を交えてご紹介いたします。

『FUJIFILM X-M5』に実際に装着するとこのようなルックスに。
まるでこのカメラのためにつくられたのではないかと感じるほどの絶妙なバランス。

このルックスからは「トイレンズ」的な位置付けの商品に感じられる方も多いと思いますが、
開放から中心部はシャープな描写、周辺部分はこのレンズの味付けと捉えていただくのが良いでしょう。

一般的にこのサイズでリリースされている商品の多くはマニュアルフォーカスやパンフォーカスで撮影するものが多いでしょう。

しかしながら本レンズは静音性に優れたViltrox VCMモーターをこの小さなボディに搭載しているのです。
実際に使用してみると純正レンズを使っているのかと錯覚してしまうほど、高速かつ正確なオートフォーカスを楽しむことができました。


クラシックネガをベースに粒状感と彩度をプラス側に設定することで、よりフィルムカメラを彷彿とさせる雰囲気に仕上がるので、撮影していて「私はデジタルカメラを使っているのか、フィルムカメラを使っているのか」錯覚してしまう不思議な感覚を覚えました。



クラシックネガから筆者お気に入りのクラシッククロームをベースに、彩度をプラス側に。
シャドゥを引き上げ、粒状感を演出する設定で撮影しました。
日常の記録から作品づくり、ポートレート撮影まで幅広く活躍してくれるセッティングです。

最後は「夜間撮影」はどうなのかという点。正直F4.5の明るさが故、照明がない場所ではオートフォーカスが迷ってしまいますがネオンサインや照明を上手に配置することで撮影は十分愉しむことができます。時々ピント精度が甘くなることもありますが、これも味だと思える愛おしさ。
レンズとボディの組み合わせ、わずか「約 415g」でこの世界観を体感できるのは本当にサプライズといっていいでしょう。
特にデジタルカメラでフィルムカメラを彷彿とさせる作品撮影をしたいかたにとってはネガティブな要素ではなく「味があって良い写り」として遊び心をくすぐるレンズだと思います。
上手く「グレインエフェクト」を活用してあげることで、昭和を思わせるその表現力にワクワクが止まらないこと間違いありません。
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