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【FUJIFILM】片手持ちでも軽々と。フジノン XF16mm F2.8 R WR と歩く冬

【FUJIFILM】片手持ちでも軽々と。フジノン XF16mm F2.8 R WR と歩く冬

ここ数日でぐっと冷え込んできたのでやっとロングコートを引っ張り出してきました。
朝晩がもっと冷え込んできたら追加でマフラーと手袋を出そうと考えています。

とはいえ街中ではあまり感じない冬も植物の多い公園では到来を感じます。木々には葉が少なく、訪れる人影も春夏と比較すれば少ないようです。のんびり散歩するというより、健康のためのジョギングやランニングをする人、冬鳥目当てなのか長いレンズを装着したカメラを持つ人など明確な目的のある人が多いように見受けられます。
いつもはそれこそ野鳥撮影で望遠レンズか、もしくはのんびりスナップで標準や中望遠レンズでの撮影が多いのですが、この日は「フジノン XF16mm F2.8 R WR ブラック」と、35mm判換算で24mm相当の広角単焦点レンズを選びました。わずか155gという小型軽量なレンズながらよく写り、長さ45.4mmと携帯性抜群な点が魅力です。

寒くなると厚着をせざるを得ませんが、そんな時こそ小型軽量の組み合わせに助けられます。
飛行場が近くにある公園なのでよく頭上を見上げるのですが、目当てとは別におそらく旅客機が飛んでいました。
広角レンズらしく広々とした空に白い雲が画角いっぱいに広がり、画面の端に少しだけ写る木々が見上げていることを演出してくれているようです。

つぼみなのか実なのか分かりませんが低木に連なっていました。

木漏れ日がきらきらとした玉ボケとなってくれています。

最短撮影距離17cmとかなりの近接撮影が可能なレンズでもあります。
木製の橋に冬とは思えないほど元気な蔦がのぼってきていたので思わずぐっと近づいて撮影していました。これだけ近づければテーブルフォトにもおすすめできます。

時刻はちょうど13時半過ぎくらいだったと思いますが、もう日が傾いているような気がしました。

さっと逆光での撮影ですがちょっとしたゴーストが出ているくらいで驚いた1枚です。

こちらは木の中央にあるNo.34が思わず気になった1枚。
木の番号なのかその区画の番号なのか、周囲に同じような看板は見当たらなかったので大まかな区画かもしれません。
木の陰から太陽がのぞき、右側の植物の葉に光が当たっています。明暗差も大きかったと思いますがあまりそういったことを感じさせません。

帰り道、いつもなら一部にフォーカスして撮影するような場面でも広角レンズなら一気に1枚に詰め込めます。下から少し見上げるような形でシャッターを切りましたが四方から植物が迫ってきているような1枚となりました。

落葉も多いなか形の綺麗な葉に思い切り寄ってみました。
少し背伸びをして片手での撮影となりこの日最も小型軽量の恩恵を感じた場面だったかもしれません。

16mmといえば同じくFUJIFILM から開放F値1.4の明るいレンズもありますが、今回ご紹介したレンズはその半分ほどの重さで長さも約3cmほど短く取り回しやすい点が魅力です。また防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用と、この冬の時期におすすめしたい1本です。

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[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年12月20日 19時02分 ]

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