
【FUJIFILM】35mmに始まり、35mmに帰る。APS-Cで撮る紫陽花
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
6月にも入り、だんだん夏が近づいてきました。
今回はFUJIFILM フジノン XF23mm F1.4 Rで撮影に行ってきました。
23mmは35mm換算で35mmという、いわゆる人間の視野に近い画角を有した汎用性の高い単焦点レンズです。
私にとって単焦点35mmは写真を始める第一歩でもあり、また写真と長く向き合った時に35mmという画角に戻ってくる、そんな切っても切れない縁のようなそんなレンズだと思います。
ボディはFUJIFILM X-T5 を持って紫陽花の撮影に向かいました。
今回使用した機材は
・FUJIFILM X-T5
・フジノン XF23mm F1.4 R
X-T5 ボディ特長
・有効画素数 4020万画素
第5世代の裏面照射型APS-Cセンサー「X-Trans CMOS 5 HR」
画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載
・センサーサイズ APS-Cサイズ
・メモリーカードスロット SDカード × 2
・液晶モニター 3方向チルト式
・質量 約557g(電池込み)
2022年11月25日発売
フジノン XF23mm F1.4 R 特長
・レンズ構成:8群11枚(非球面レンズ1枚)
・最大径: 72mm
・質量: 300g
・最短撮影距離:28cm
2013年10月12日発売
今回、選んだカメラボディは、2022年11月に発売されたFUJIFILM X-T5。
その中身は、フラッグシップ機X-H2と同等の機能を惜しみなく詰め込んだ性能となっています。裏面照射型 約4020万画素センサーをはじめ、最大7.0段の強力なボディ内手ブレ補正機能、そしてディープラーニング技術を用いた優れた被写体検出AFを搭載。それでいて、外観は前機種のX-T4からコンパクトなボディと3ダイヤルをメインとした伝統的なオペレーションをしっかりと継承しています。


センサーが4020万画素になった最大の恩恵は、条件さえ揃えばフルサイズの高画素機に匹敵するほどの、圧倒的な解像感で世界を切り取れるという点にあります。今回の紫陽花のように、微細なディテールを持つ風景を高精細に、そしてお気に入りのフィルムシミュレーションを使って表現したいユーザーにとっては、これ以上ない大きな魅力です。


スナップをさらに快適にしてくれるのが、静止画派待望の3方向チルト液晶モニターです。
縦位置撮影や、上から垂直に撮影したい場合など幅広い撮影シーンでより自由なアングルをサポートしてくれます。さらに、X-Tシリーズ伝統のセンターファインダースタイルにこのチルト液晶が組み合わさることで、レンズ・カメラ・撮影者の3つが常に光軸上で真っ直ぐに重なり、画面構成にどこまでも集中できる快適な静止画撮影をもたらしてくれます。


高画素化に伴って位相差画素数が増加したことで、高周波な被写体へのAF合焦性能も向上しました。風景やポートレートなど、AFを多用するシチュエーションで、より正確で確実なピント合わせが可能です。
そして、X-T5には高い信頼性を誇る、防塵・防滴・耐低温構造を採用。天候の急変や小雨の降るシチュエーションでも、機材への心配を忘れて、あらゆるシーンへ自信を持ってX-T5を連れ出すことができます。


フジノン XF23mm F1.4 Rは画角35mmという、スナップ撮影において最も汎用性が高く、扱いやすい王道の画角。F1.4という圧倒的な明るさを誇りながらも、歪みを極限まで抑えた高い光学性能は、ファインダーを覗いた瞬間にそのポテンシャルの高さを確信させてくれます。
絞り開放から非常にシャープな芯がありつつ、ボケ味はどこまでも滑らかで自然。背景のうるささを感じさせない豊かな階調表現は、被写体を立体的に、そしてドラマチックに浮かび上がらせてくれます。また、大口径レンズでありながらカメラを構えたときのバランスが良く、直感的なピント合わせを可能にするフォーカスクラッチ機構の小気味良い操作感が気に入っています。

今回、紫陽花の撮影を通して改めて感じたのは、35mmという画角の奥深さでした。
広すぎず、狭すぎず。目の前の景色を自然に写し出しながらも、自分がその瞬間に感じた空気や感情をそっと写し込むことができる。だからこそ、多くの写真家に愛され続けているのだと思います。
写真を始めた頃、初めて手にした35mm。そして写真と長く向き合った先で、また自然と手が伸びる35mm。
35mmに始まり、35mmに帰る
そんな言葉がふと頭に浮かぶほど、この画角には不思議な魅力があります。
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