
【FUJIFILM】何気ない日常を特別な時間に変えてくれるカメラ、X-E4
早朝、4時。カーテンを開ける。
そこにはまだ陽の昇らない世界が広がっている…
いつものように身支度をし、車へと向かう。
エンジンをかけ、カーラジオをローカル放送局に合わせる。
今日の波はどうだろうかと想像を働かせながら、波の情報をチェック。
そして助手席にはFUJIFILM X-E4を乗せながら車は暗い夜道を海へと走り出す。
何一つ変わらない日常がそこにはある…
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今回使用した機材
FUJIFILM (フジフイルム) X-E4
FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF23mm F2 R WR
FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF50mm F2 R WR
FUJIFILM (フジフイルム) レンズフード LH-XF35-2 ブラック
7時過ぎに目的地に到着し、車から1歩足を踏み出すと凍てつくような寒さがカラダを包み込みます。
この時間になると水平線から朝日が顔を覗かせます。
冬の空気は澄んでいて透明感があり、その空気の層を通ってきた陽はクリスタルのように眩い光になって差し込んできます。
その一瞬を切り取ろうとカメラを構える。
構えるといっても大層なことはせず、スマートフォンで撮る感覚で。
そんな何気ない1枚も作品になってしまう不思議なカメラを持ち歩きながら…

東の空から降り注ぐ眩い光を正面に受け、黄金色に輝く海辺を散歩します。
コントラストが強い状況下でもAPS-CセンサーのX-E4であれば極端な白飛びや黒潰れをすることなく撮影できます。
砂辺のシャドウ部も諧調豊かで砂浜の凹凸を感じさせてくれますし、水際のハイライト部の光の反射も綺麗に描写されています。

普段から何気なく見ている消波ブロックもなぜこの形になったのか考えてみると奥深いものです。
写真を撮っていると物事の本質をあれこれと考察してしまいます。
XF23mm F2はフルサイズ換算で約35mmと使いやすい焦点距離のレンズです。
人の目に一番近い画角のレンズなので、そこまで構図を気にすることなく撮影が楽しめます。
またF値がF2で筐体もコンパクトにまとまっているため、小型軽量のX-E4に付けても気になるようなサイズ感ではありません。
そのためスマートフォンをサッと構えて撮影ボタンをタップするような感覚で気軽に撮影ができます。
ちなみに重さはX-E4が364g、XF23mm F2が180gで総重量は544gとなっており、スマートフォン約3個分と持ち運びはとても快適です。


X-E4のように小型で軽量だからこそ撮れてしまう写真(もしくは「撮ってしまう写真」)もあります。
コンパクトでどこにでも持ち出すことができ、大きくて重いカメラを使っていたらスルーしてしまう被写体でもこのカメラであれば何気ない日常を気軽に切り取ることができます。
今ではスマートフォンで誰でも簡単に撮影することはできますが、FUJIFILMのカメラを使うと「カメラで撮ることの意味」を再認識させてくれますし、何よりも所有欲を満たしてくれます。
FUJIFILMの小型軽量カメラはこちらもチェック
【FUJIFILM】軽量級Xの話

ようやく陽も昇り始め、目の前の景色が優しい光に包まれました。
目の前には冬の清々しい空気の中にそびえる雄大な富士山が姿を現し、山頂に積もった雪は眩い朝日を浴びていました。
この日は富士山頂付近に笠雲がかかっていて、とても珍しい気象現象を写真に収められました。
これも早起きをした恩恵なのかもしれません。
ここからレンズをXF50mm F2に付け替えて撮影に臨みます。
フルサイズ換算で約76mmのレンズは、先ほどのXF23mm F2と比べて撮りたい被写体をより際立たせることができます。
そのため主題となる被写体にフォーカスした撮影が楽しめます。


XF50mm F2の最短撮影距離は39cmとそこまで寄れるレンズではありませんが、ボケが綺麗に出るため最短付近を使って撮影したくなるレンズです。
またXF23mm F2と同じく重量も200gと軽量コンパクトな設計のレンズのため、X-E4に付けても違和感なく撮影が楽しめます。

FUJIFILMのカメラ全般に言えることですが、FUJIFILM独自のフィルムシミュレーションによって日常の風景もまるで絵画のような特別な景色に彩ってくれます。

こちらも海辺を歩いている時にふとノーファインダーで撮影したものですが、淡いエモーショナルな色合いと光の反射とが混じり合い、心の奥底にある琴線を揺さぶります。
小型軽量のカメラを持っていくと、こうした偶然の出会いに恵まれることが多いと感じます。
それは単にシャッター回数が増えるという物理的なことではなく、心に余裕を持ってシャッターを切れているからなのではないかと毎回自問自答しています。


X-E4は限りなく無駄を削ぎ落としたフォルムをしています。
現行機のX-E5もトップカバーにアルミの削り出しを採用したり軍幹部にフィルムシミュレーション窓を配置するなどの工夫を凝らし、カメラとしての面白さを愉しめるデザインですが、X-E4ではミニマルなデザインを基本コンセプトとしており、より日常に寄り添うようなカメラになっているように思います。
蛇足にはなりますが、FUJIFILMはデザイン関連に特化した専門の部門を設け、「CLAY STUDIO」を拠点に日々新たなデザインの創作を行なっています。
そこから生み出されるプロダクトデザインやUI/UXデザインは、カメラを撮るための道具として捉え、カメラそのものの本質的な「コト」に気づかさせるのと同時に、日常に豊かさを添える「モノ」として具現化しているように感じます。


さて、ここまでX-E4とXF23mm F2 R WR、XF50mm F2 R WRを使って日常の風景を切り取ってきました。
このような小型軽量のシステムを使うと物理的に機材が軽くなることだけでなく、心身も軽くなり心に余裕を持った撮影ができます。
その余裕はいつもなら見逃してしまうような景色に物語をつむぎだし、何気ない日常を特別な時間へと変えてくれます。
そしてその経験はいつしか撮影者自身の心も豊かに変えてくれることでしょう。
マップカメラでは「Camera is Fashion」をコンセプトに掲げ、特別な場所に持っていくカメラではなく、より身近にそして暮らしに寄り添うようなカメラライフをご提案しています。
まさにX-E4はそのコンセプトに相応しいカメラの1台です。
ぜひ今回紹介したX-E4とXF23mm F2 R WR、XF50mm F2 R WRの組み合わせで、何気なく過行く日常を作品として切り取ってみてはいかがでしょうか。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この記事が皆様の好奇心を刺激し、
それではまたお会いしましょう。
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Today’s outfit

アメリカ西海岸のコーデを参考に、TシャツはアースカラーのワッフルTシャツで温かみを出し、アウターシャツは爽やかなブルーのフランネルにして海辺でも活躍するアイテムをチョイスしました。
ボトムスにはLevi’sのデニムをもってきて、カジュアル感を演出しました。
またデニムはLevi’sのLVC(LEVI’S VINTAGE CLOTHING)の中から1947年の501XXモデルをセレクト。
やや細身のストレートデニムで、501シリーズの完成系とも言われている名盤デニムです。
そして腕元にIWCのインヂュニアを乗せることで、スポーツラグジュアリーなテイストも取り入れてみました。
IWCはスイスのシャフハウゼンに拠点を置き、地理的にドイツに近いことからドイツの質実剛健の精神が時計にも生かされています。
インヂュニアは時計デザインの巨匠、ジェラルド・ジェンタが手がけた時計としても知られ、機械式腕時計の弱点でもあるムーブメントの磁気帯びを防げる構造になっています。
FUJIFILMのX-E4も優れた実用性と無駄を省いたデザインを両立したプロダクトデザインとなっていますが、ドイツ語圏の流れを汲むIWCも同じくシンプルで実用性の高いプロダクトを生み出している企業です。
どちらも道具としての実用性をしっかりと担保しながらも無駄な部分を削ぎ落としていく「引き算の美学」を追求しているところに魅力を感じます。
X-E4はレンジファインダー風(四角い形状)のレトロな風合いを持ったカメラなので、ファッションアイテムとしてもそこまで主張し過ぎずに重宝するカメラです。
ぜひこのカメラをご自身のファッションのアクセントに取り入れて素敵なカメラライフを愉しんでほしいと思います。



