

同じ街を歩いているはずなのに、隣を歩く「誰か」が違うだけで、全く別の景色に感じることがあります。
今回はFUJIFILM X-T5を持ち出し撮影に出かけてみました。
FUJIFILMといえば、フィルムシミュレーション。使ってみてまず感じたことは、各フィルムシミュレーションそれぞれにキャラクターがあり、まるで友達と一緒に撮影しているような親しみやすさがありました。
今回は特に個性が際立っていると感じた、3つのフィルムシミュレーションを紹介します。
CLASSIC Neg. /クラシックネガ

一見クセが強いスナップ写真に見えますが、どこか懐かしい雰囲気を簡単に表現することができるクラシックネガ。
普段なら通り過ぎてしまう景色でも「あ、ちゃんと撮れてる」と自然と思えるのです。

背中を押されたような感覚で、自由にシャッターが押せました。何気ない風景も、主役にしてしまいます。

失敗はさせない、そんなありがたい存在。
Velvia / ビビッド

言うなら「映え担当」。
少し騒がしくも、使いどころがすごく分かりやすい。
写真を見返しても説得力があり、撮っていて楽しい。
旅行先の景色、これからの春の季節に本領を発揮することでしょう。
ACROS

渋い、けどやっぱりかっこいい。多くを語らない職人といったところでしょうか。
感情を煽られることはなく、じっくりシャッターを切ることができました。そして被写体がダイナミックであるほど、色に引っ張られず構図に集中できました。

暗い高架下でも、街は線と光だけでも成り立ちます。静かで考える余白を持たせてくれました。

フィルムシミュレーションは単なる色の設定ではなく、今日どんな写真を撮りたいか気分で選べるのも楽しさの一つであります。
今回の撮影では、得にACROSが印象的でした。雰囲気重視のモノクロではなく、X-T5の高解像センサーと組み合わさることで、よりリアルな質感を表現することができました。
「FUJIFILM X-T5」がおすすめな理由
どんなに高性能でも、重くて気軽に持ち出せないのであれば、意味がありません。
「4,020万画素」のX-T5は、スナップ撮影には十分すぎるほどの画素数、高性能でありながら、先代のX-T4よりもコンパクト・軽量化されたボディは、撮影に没頭できる条件が揃ったカメラです。
また、多くのカメラは撮ってからパソコンなどで編集をしたりし、自分好みに仕上げることが多いかと思いますが、X-T5はシャッターを切った瞬間に、もう一枚の画がそこにある。そんな感覚を味わえるカメラでした。



