【FUJIFILM】GFX 100Sとフジノン GF80mm F1.7 R WRで水族館を歩む
東京では秋の訪れる頃になると、雨が絶え間なく降り続くこともよくあります。
この日も天気予報に並ぶ雨を示す青い傘のアイコンを見て、今日も雨かと少し残念な思いでしたが、例え雨だったとしてもどうしても撮影に行きたくなる日もあると思います。
今回、持っていくカメラとレンズはFUJIFILM GFX 100Sとフジノン GF80mm F1.7 R WRです。
今回は室内で撮影が楽しめる水族館へと足を運びました。
水族館は非常にリラックスできる場所ですので他の人に迷惑をかけないよう、カメラのシャッター音を無音にして撮影に臨みました。
FUJIFILM GFX 100Sは、ラージフォーマットデジタルミラーレスカメラです。
2021年にFUJIFILMはGFX100という1億画素のカメラをベースに、軽量でコンパクトなデザインのGFX 100Sを発表しました。
ラージフォーマットカメラは大きいという常識を壊したという点で、これは画期的な製品でした。
約1億画素のラージフォーマットセンサーだけでなく6軸のボディ内手ブレ補正、迅速で正確なオートフォーカス、19種類のフィルムシミュレーションモードなど、これほど高性能であるにもかかわらず本体重量は900gです。
GFX100が1,320gあったことを考えるとこれは驚きの軽さと言えます。
ラージフォーマットセンサーは44mm×33mmは、フルサイズ36.0mm×24.0mmと比べて、浅い被写界深度、ダイナミックレンジ、色再現性において優れています。
さらに、富士フイルムの高性能X-Processor 4によって生成される1.02億画素の写真品質は驚異的です。
GF80mm F1.7 R WRは、35mm判換算が約63mmで、最大絞りがF1.7です。
F1.7の大口径により、室内撮影でも良好な光量と美しいボケ効果が得られます。
ボディ同様このレンズもコンパクトで軽量設計であり、重さは795gです。
また、全天候型と防塵設計を採用しているため、-10℃の低温下でも使用可能です。光学性能において、GF80mm F1.7 R WRは、各絞りでの解像度が優れており、周辺減光や歪みはほとんどありません。
高品質で優れた設計の傑出したレンズです。
この比類のないラージフォーマットミラーレスカメラは、優れた動画撮影機能も備えています。
4K DCI 30pの動画録画機能をサポートし、高効率なH.265/HEVCコーデックを使用し、広いダイナミックレンジを持つガンマ曲線の「F-Log」および「ハイブリッドログガンマ」(HLG)形式でHDR動画を簡単に録画できます。
ラージフォーマットで写真も動画もこの一台で楽しむことが出来るカメラだと思います。
持ち運びが便利な高画素のラージフォーマットカメラを選ぶ場合、FUJIFILM GFX 100Sとフジノン GF80mm F1.7 R WRは間違いなく検討する価値のある選択肢です。