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【FUJIFILM】X-E4×フィルムシミュレーションで覗くクラシックレンズの世界 Vol.1

【FUJIFILM】X-E4×フィルムシミュレーションで覗くクラシックレンズの世界 Vol.1

2月に発売された新製品X-E4と多くの写真愛好者から支持されるライカのMマウントレンズをマウントアダプターで組み合わせ、多種多彩なフィルムシミュレーションを使用してクラシックレンズの世界を覗きます。

フィルムカメラの時代から変わらない色再現へのこだわりを現代のデジタルへ受け継ぎ、多くの人に愛され支持され続けているフジフイルムのデジタルカメラ。今回登場したX-E4もそのこだわりや技術がしっかりと詰まっています。

特にフジフイルム独自で開発されたフィルムシミュレーションは「PROVIA」や「Velvia」、トレンドカラーの「クラシックネガ」など最新機種※では18色もの多彩なフィルムの色合いを堪能することができます。その80年以上に及ぶフィルム製造で培われた素晴らしい色づくりはクラシックレンズとの相性も抜群です。※2021年3月現在

Vol.1でご紹介するレンズは「Leica (ライカ) マクロエルマー M90mm F4.0 (6bit)」です。

 

2014年6月に発売された沈胴式のマクロレンズで、無限遠から最短撮影距離までの全撮影距離で優れた描写力を発揮する本レンズ。

通常の90mm(X-E4に装着した場合、35mm判換算:135mm相当)中望遠レンズとしてポートレート撮影などにも活躍しますが、「ライカ マクロ・アダプター M」と併用することで、最短撮影距離0.41m(最大撮影倍率1:2)の本格的なマクロ撮影を楽しむこともできます。レンズ単体での最短撮影距離は80cmです。

また、軽量かつコンパクトな見た目をしているので、X-E4と組み合わせたときのバランスも抜群で、同じ焦点距離の望遠レンズの代わりに選ぶ1本としても最適です。

「ライカ マクロ・アダプター M」はマクロ撮影用のアクセサリーで、カメラとレンズとの間に装着して使用します。ヘリコイドによってレンズを18~30mm繰り出せるため、撮影倍率を変更できます。

今回はXマウントボディと組み合わせるため、上記写真のとおり『M90mm F4.0→マクロ・アダプター M→Mマウントアダプター→X-E4』を装着します。

どのような描写をみせてくれるのか、さっそく覗いてみましょう。

フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード

埼玉県にある敷地が広大な公園へ、4月上旬ごろから見頃を迎えるネモフィラの花を見に行きました。

わたしが訪れた日は6~8分咲きといったところで、ところどころに蕾もありました。

この日の天候は晴れ。歩いていると少し汗ばむ陽気が気持ちよく、首にカメラを引っ掛け、片方の手のひらにはおにぎりを握りしめてひとりピクニック気分です。

ファインダーを覗くと、可愛らしく鮮やかな青色のネモフィラの花が画面いっぱいに広がりました。自然な色再現で幅広く活用できるPROVIAとの相性も抜群です。

フィルムシミュレーション:クラシックネガ

ネモフィラの周りにはたくさんのみつばちが飛んでいました。みつばちたちは花びらに体を擦りつけたくさんの花粉を収集しています。

こちらはライカ マクロ・アダプター Mを使用して、ぎりぎりまで被写体に近づいて撮影した1枚。みつばちが花びらの毛布に包まっているかのような可愛らしい瞬間を収めることができました。

クラシックネガで撮影すると、花びらの青色の鮮やかな色味がクラシカルな印象になります。

フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード

広大な公園の一角には、ネモフィラ園から約30分ほど歩いたところに色とりどりなアイスランドポピー園もございました。

太陽の柔らかな光をストロボ代わりに下から透かした写真を1枚撮ってみました。明るく爽やかな印象になります。

フィルムシミュレーション:クラシックネガ

PROVIAではほんのりと黄色みを帯びて柔らかい写りが、クラシックネガで撮影すると花びらの色味がしっかりと描写されます。また茎や葉の部分が青々とした緑色に仕上がります。

フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード

さらに20分ほど歩いた先にはたくさんの菜の花が咲いていました。元気いっぱいなビタミンカラーです。

この菜の花の周りにもたくさんのみつばちが飛んでいました。みんな花粉採集に夢中でカメラを接近させても気に留める様子もなく、その可愛らしい姿をカメラに収めることができました。

フィルムシミュレーション:クラシックネガ

同じ環境化の菜の花をクラシックネガで撮影しました。PROVIAで撮影したときとはがらりと印象が変わり、黄色味の彩度が抑えられて淡い色合いの菜の花に仕上がりました。中望遠ならではの背景ボケが相まって被写体が立体的に描写されました。


フィルムシミュレーション:ACROS

次にモノクロフィルムの名を冠した「ACROS」を使用して撮影しました。

被写体のディティール、写真としての質感がしっかりと伝わってきます。葉の産毛のようなものが1本1本丁寧に描写されて、実際には触れたことがないものでも触り心地はこんな感じかな、と思わず想像してしまいます。

フィルムシミュレーション:ACROS

ネモフィラ園の中を散歩するみつばち。あっちのネモフィラ、こっちのネモフィラと行ったり来たりして花粉採集に勤しんでいました。

こうした引きの写真でも葉の産毛やみつばちのふわふわした毛などがしっかりと質感表現されていることがわかります。

フィルムシミュレーション:ACROS

まるでフィルム写真のようなノスタルジックでエモーショナルな色合いを表現できるフィルムシミュレーションとクラシックレンズとの相性は抜群です。

これからクラシックレンズに手を染めたいという方にも、お手元のレンズ資産をフジフイルムのカメラで復活させることにもおすすめです。純正レンズだけに留まらず、マウントアダプターを利用すれば楽しみ方は無限大に広がります。

レンジファインダーのカメラを想像させる洗練されたデザインのX-E4と、豊富な種類を有するMマウントレンズを組み合わせたときの心が弾むような見た目も最高です。もちろん見た目だけではなく、実際に映し出される描写についても純粋に撮る楽しさを味わうことができます。

これからも本ブログを通して、さまざまなクラシックレンズを組み合わせてその魅力をお伝えしてまいります。

次回はどんなレンズが登場するでしょうか。乞うご期待!

 

[ Category:FUJIFILM Leica | 掲載日時:21年04月18日 12時35分 ]
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