春の訪れを感じるこの頃。こうも暖かな陽気だと、カメラを片手に出かけたくなります。
行き先は「国営昭和記念公園」、今回の相棒はFUJIFILM「X-H2S」、レンズは「XF16-55mm F2.8 R LM WR」です。
筆者が訪れた時はちょうど梅の花が見ごろでした。白、淡いピンク、濃い紅色など、様々な梅が咲き誇っていました。
花や景色を撮るときはベルビアをよく使用します。色調・コントラストの塩梅が程よく、実物以上にはっきりとした画になります。
こちらは河津桜です。すでに葉桜になっており、気付けば毎度タイミングを逃してしまう被写体の一つです。
上の写真2枚は、新しく追加されたフィルムシミュレーションの「ノスタルジックネガ」で撮影してみました。FUJIFILM曰く、
『1970年代、カラー表現の可能性を世界に提起し、芸術として定着させた「アメリカンニューカラー」の代表作を想起させる色再現を特徴とします。独特の諧調表現がハイライト部を柔らかくアンバーに描写する一方で、シャドウ部はディテールを残したままノリの良い色味を実現し、叙情的に切り取ることが出来ます。』
とのことで、梅の花の柔らかな色味をより印象的に描いてくれました。
今回使用した「X-H2S」はXシリーズの中でも大きなボディですが、ピークデザインのハンドストラップ「クラッチ」を使う事で重量が軽減され、長時間の撮影も苦ではありませんでした。ズームレンズや大き目な単焦点レンズを使う場合は、ぜひオススメしたい組み合わせです。
最後は咲き誇る菜の花で撮り納め。季節ごとに様々な植物が撮影できる昭和記念公園は、何度も行きたくなってしまうスポットです。
いかがでしたでしょうか。
今回のカメラとレンズの組み合わせは、適度な重さとボディバランスからくる取り回しやすさが印象的でした。
この組み合わせでどこまで撮れるのか挑戦してみるのもいいかもしれません。