【FUJIFILM】X-H2SとXF18-120mm F4 LM PZ WRで撮るバラと海
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まさに動画向けに作られたと言える「XF18-120mm F4 LM PZ WR」。
本記事ではこちらのレンズをご紹介させていただきます。
撮影したのは今の時期が見頃のバラと由比ヶ浜の海でございます。
バラは雨ではありましたがむしろ雨に濡れたバラは綺麗なのではないか、とかなり強い雨風の中撮影してまいりました。
写真に関しましては全てフィルムシミュレーションの「クラシックネガ」を使用しております。
なおこちらのレンズに関しまして防塵防滴が適用されておりますが、雨ざらしは厳しいので傘をさして濡れないように撮影しております。
予想通り雨に濡れて艶やかなバラを撮影することが出来ました。
早速ではありますが、パワーズーム及び定速フォーカスを使用した動画をご紹介させていただきます。
動画に関しましてはフィルムシミュレーションの「ETERNA」を使用して撮影しております。
前半は雨の中撮影したバラで後半は別日に撮影した由比ヶ浜でございます。
被写体のある動画であればやはりパワーズームがとても活躍してくれるな、と感じました。
風景撮影に関してもテレ端からワイド端へ引いていけば風景のダイナミックさを表現することが出来ます。
ここからは撮影したバラ達の写真を紹介させていただきます。
バラの色は「クラシックネガ」との相性も非常に良く赤がとても映えました。
今回の撮影では「X-H2S」を使用しておりレンズの定速ズームや定速フォーカスをボディ側のカスタムボタンに振り分けることが出来ます。
三脚撮影ならまだレンズ側のボタン操作でも問題なく撮影出来ますが、ジンバルでの撮影ですとどうしてもレンズ側の操作がやり辛いためボディの十字ボタンにそれぞれ振り分けました。
十字の上を定速ズームのテレ側、下をワイド側へ動作するようにし、左をフォーカスの最短撮影側、右を無限遠側へ動作するように設定いたしました。
言葉では少々わかりづらいかと思いますので簡単な機能紹介動画を作成いたしましたのでご覧ください。
この定速の動作に関してはボタンを押している間動き続けるという設定と一度押すと動き続け、もう一度押すと動作がストップするという設定のどちらかにすることが出来ます。また定速のスピードも設定で変更することが可能です。
レンズ上の操作はピントリング、ズームリング、ZOOM/FOCUS CONTROLリング、ズームボタンがあるので使用目的や環境に合わせて使い分けをすることが出来ます。
またズームボタンに関してはFnボタンがあり、このボタンを押すことで定速ズーム、定速フォーカスの切り替えが可能です。
またFnボタン及びズームボタンはカスタムが可能なのでボディ側からどの操作にするのか変更することが可能です。
動画撮影と非常に相性が良く、レンズ・ボディ共にFnボタンをカスタムすることで操作性もかなり向上させることが可能です。
写真撮影にももちろんですが、フォーカスの動きもスムーズなので動画撮影をメインとされる方にはおすすめのレンズです。