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【GoPro】Vlogを身軽に〜5DMark3とマクロプラナーを携えて〜

【GoPro】Vlogを身軽に〜5DMark3とマクロプラナーを携えて〜

本日ご紹介するMapTimesで使用した機材はこちら

GoPro (ゴープロ) MAX CHDHZ-201-FW
Canon (キヤノン) EOS 5D Mark III ボディ
Carl Zeiss (カールツァイス) Makro-Planar T* 50mm F2 ZE(キヤノンEF用)

昨今では動画への導入ハードルが随分と下がり、いわゆるVlog(Video Blog)が流行るようになりました。
写真と文章ではなかなか伝えられないニュアンスや情報量をギュッと詰め込むことができるという点は、非常に面白い部分だと思います。
ここでふとVlogというものをイメージすると、自撮りをして撮影者が自らリアクションをとるものだと想像することが多いと思います。
しかし、必ずしもそうではなく、風景や街並みだけを切り取っていくのもVideo Blogとしては成立するはずです。
vlogを撮ってみたいけど自分が映るのは気が引けるな、という方も少なくないのでしょう。
ご多分に漏れず筆者もその中の1人です。

そこで今回は、自分が喋ったり映ったりしなくてもVlogにはなり得ることをお伝できれば良いなと思い、GoProMaxと写真用にカメラを携えてその様子を記録してきました。
難しい機材は持ち出さず、身軽で手軽に撮影できる環境で記録してきましたので、どうぞご覧ください。※BGMが流れます音量注意

プロフェッショナルな映像とまでは行かないまでも、手軽に撮れる割には楽しい記録にできたと思います。

2019年10月25日に発売されたGoProMAX、先代のGoPro Fusionは2枚のmicroSDカードに記録したデータを専用のソフトを用いてPC作業する必要があったところ、いまやスマートフォンの専用アプリを用いればPCがなくても簡単にその編集が可能になりました。microSDカードも1枚で完結できるようになり、本当に気軽に楽しめるようになったのです。

身軽で手軽な装備ということでミニ三脚に小さな自由雲台を乗せ、GoProMaxを乗せただけです。
歩き撮りの時には棒状にして握ることで安定感が増します。自由雲台をつけることで撮影の自由度は上がりますが、360度カメラではなくてもさして問題はありません。水平があってないようなものなので。

一点だけ難点を挙げるとするならば、頭上から360度で撮影したい時に、自撮り棒の様な伸びるものがあれば普通に歩いている様に撮影できるのですが、ミニ三脚ですので、頭の上に乗せてそれを手で押さえる必要があります。
この光景が少しシュールで人目が気になるかもしれませんのでご注意ください。

こういった極端な表現が面白くて取り入れたくなります。
タイプワープといったパラパラ漫画のような映像も編集不要で録画と同時に生成してくれます。

あとはいつも通りスナップを楽しんで、動画と合わせればお手軽Vlogの完成です。
凝った撮影や編集はあとから覚えたり試したりすればいいのです、シンプルな構成も良いと思います。

ではここからはCanon EOS 5D Mark III とCarl Zeiss Makro-Planar T* 50mm F2 ZE
の組み合わせで撮った写真をご紹介いたします。(動画本編に組み込んでいるものと同様です。)

ISO100  F4  1/1600秒
春の陽気を朝から感じながら気持ちよさそうに咲いている花を撮り始めます。
F4あたりまで絞るとボケも安定しくるように感じます。

 

ISO100  F4  1/1600秒
裏からみても可愛らしく瑞々しいです。ハイライトの粘りも好印象ですが、絞りとボケのバランス、撮り方には悩まされます。

 

ISO100  F2.5  1/8000秒

ISO100  F4  1/1000秒

ISO100  F2  1/4000秒
比較のために少し絞って撮りました。2段絞ると周辺減光もだいぶ落ち着き安定感が出てきます。
正直なところPCの画面でしっかり確認しないとそれ以上のことはぱっと見ではなかなかわからないものです。
もちろん極端な収差がある場合は別ですが。

風で揺らめく花のせいか、なにかのアニメーションにでも登場する生き物の様にすら見えてきました。

 

ISO100  F4  1/320秒

ISO100  F4  1/320秒
花やその群はなかなかまとめ方が難しいです。それを探りながら撮るのも楽しみの一つです。そして筆者はRAW現像しながら反省会をします。

 

ISO100  F2  1/4000秒
各所で桜の見頃を迎えていたので楽しみに出かけたのですが、ここはまだほとんど咲いておらず。
一本だけ咲き誇る木が通りすがる人の視線を独占していました。

 

ISO100  F2  1/2500秒
開放で寄ると、もう背景はない様なものです。色の印象だけを抽出して被写体を狙い撃ちます。

 

ISO100  F2  1/3200秒
蜂の毛だけではなく、毛の先についた花粉までも繊細に描写しています。

 

ISO100  F2  1/2500秒
見上げた写真と

 

ISO100  F2  1/3200秒
足元の写真。

見上げた写真では、等倍で見るとパープルフリンジがしっかり出てはいますが開放の割には随分抑えられているように感じます。
このサイズで見る分にはほとんど認識できない程に。

 

ISO100  F2  1/8000秒

ISO100  F2  1/8000秒
標準、広角域での開放写真てなんだか非日常的で、撮りたくなります。

 

ISO100  F2  1/3200秒
また路地に戻ってきました。真っ赤な車が一際目を引きます。

 

ISO100  F2  1/4000秒
ビルが立ち並ぶ街は、反射光があちらこちらに散らばめられていて自然ではなかなか見れない不思議な光景を見れるのが好きなところです。
それにしても、開放でこの枝のチリチリ感、恐れ入ります。

 

ISO100  F5.6  1/200秒
モノクロにしてみても、シャドウ部分よりもハイライト部分の描写の良さが見えます。特に手すりの質感がこの写真では個人的にとても好きなポイントです。

 

ISO100  F2.8  1/2500秒
最短距離まで詰めてみました。被写界深度が浅すぎるので1段絞ってそれでもギリギリです。等倍マクロでありませんが日常使いでここまでマクロ撮影することは筆者の場合ないのでとても新鮮でした。

 

ISO100  F2 1/250秒
こちらは開放で。シャープさは健在です。丁寧な色味とグラデーション、葉脈まではっきりと見えます。

 

総じてコントラストは高めですが、気持ちの良い色味に安定しています、これはセンサーとの相性もあるでしょう。
フォーカスリングの重さは程よく粘りがあり、道具として使っていて楽しいです。
一方で、近接撮影における描写の乱れは目立ちます。故に絞り、距離、構図などなど、細部に至るまで注意する必要があります。なかなか難しいものですが、それが楽しさにひとつでもあり、バシッとハマった時にはそれはもうとても気持ちが良く、とても充実した気持ちになります。

 

今回も最後までお付き合いありがとうございました。
それでは本日も素敵なカメラライフをお送りください。

 

 

[ Category:Canon Carl Zeiss & Voigtlander etc. | 掲載日時:21年04月03日 11時00分 ]

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