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【HASSELBLAD】今年の秋、ハッセルはいかがですか⁈

気がつけば、11月も中旬。
11月に入ってからも夏日を記録するなど今年の天候は異例尽くしでしたが、ここに来て急に冷え込み初雪の便りも聞かれる始末。
「あれっ、秋はどこ行った?」
そんなふうに思っている方も多いことでしょう。
私もその一人。紅葉シーズンの到来を今か今かと待っていましたが、冬服の準備はまだ先と油断していました。
慌ててダウンジャケットを引っ張り出し、いざ行くぞ紅葉撮影!

そこでバッグに詰め込むのがハッセルブラッドです。

ハッセルブラッド 500シリーズ
言わずと知れた中判フィルム一眼レフカメラの王様。かつてのカメラ小僧垂涎のカメラです。

1957年発売の500Cに始まり、2013年まで販売された503CWに至るまでいくつかのモデルが存在しますが、基本的な設計はほとんど変わっていません。
大きくレンズ・ボディ・フィルムマガジンの3つに分かれますが、その他にも細かなパーツ交換が可能など、大変システマチックなカメラです。
交換レンズ群も豊富で、広角から超望遠まで幅広く揃っていたので、様々なジャンルのプロカメラマンが愛用していました。

時代はデジタルカメラに移行し、フィルム自体も日々高騰、フィルムカメラを気軽に楽しむことが難しくなっている状況ですが、それでもハッセルの存在感は色褪せることはありません。

ここでは、そんなハッセルでこれまで撮った秋の風景をご紹介します。

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C80mm F2.8

ハッセルブラッドの基本ともいえる組み合わせ。
標準80mmレンズは、35mm判換算で約44mm相当の画角になります。
この80mmだけでも時代によって様々なバージョンが存在するのですが、大雑把に分けてレンズシャッターのみ搭載した初期のC系とフォーカルプレーンシャッターにも対応した後期のCF系に分かれます。
私が一番愛用しているのは銀鏡胴のC80mm。
ツァイスレンズの代名詞ともいえるT*コーティングが施されていないレンズですが、それでも発色の鮮やかさは素晴らしいものがあります。
紅葉といえばモミジの赤が最初に浮かびますが、銀杏の黄色も秋を強く感じさせてくれます。

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C80mm F2.8

並木道の中に入っての撮影。フレアが出てしまいましたが、逆光の透明感も出ました。
現行デジタルの細密さには遠く敵いませんが、立体感は十分表せているかと。

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C80mm F2.8

画面奥の赤、手前の池の青がいい具合の色味になったと思います。
T*コーティングが施されたレンズでは、もしかしたらドギツクなってしまっていたかも。
スクエアフォーマットは情景の広がりを表すのは難しいですが、サイドがないぶん奥行き感が出てくるような気がします。

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C80mm F2.8

ケイトウの赤がとても鮮やかに浮かび上がりました。
背景のボケはローライ二眼レフのプラナーより自然にボケてくれます。

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C80mm F2.8

ローアングル、というか、カメラを落ち葉の上に置いて撮影。黄色いじゅうたんが優しくボケました。
ウエストレベルファインダーですから苦もなく撮影出来ます。ただし、周りからは奇異の眼で見られます。

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Distagon CF50mm F4

都内某所、プラタナスの並木道。
50mmは35mm判換算で約28mm相当の画角。広角レンズとして使いやすく、80mmの次の1本として価格的にもオススメのレンズです。
先に書いたように横の広がりはありませんが、逆に主題がはっきりします。

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Distagon CF50mm F4

掃除が大変そう…

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Distagon C50mm F4

こちらも広角らしい描写。
画面が狭められるぶん、足元に近い距離で撮影すると迫ってくるような迫力が出ます。

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Distagon C50mm F4

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C80mm F2.8 + Proxar 0.5m

都内某所のバラ園にて。
80mmに近接撮影用フィルターの「プロクサー」を付けて撮影。
ハッセルレンズ専用の近接フィルターですが、他のクローズアップフィルタ―より画質の低下が少なく大変優秀なフィルター。
近接の近さによって「0.5m」「1m」「2m」と3種あります。今回の「0.5m」が最も寄れるものです。
上の写真でも画面周辺やバックが流れたり乱れたりせず、ごく自然な感じでボケているのが分かります。
ハッセル遣いは是非とも携帯したいアイテムです。

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C80mm F2.8 + Proxar 0.5m

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C80mm F2.8 + Proxar 1m

普通のクローズアップフィルタ―では、周辺が乱れてうるさい画になっていたと思います。

完全マニュアル機でレリーズした時のミラーショックも大きいですから、しっかり構えてじっくり撮ることが基本となるとは思いますが、ブレさえ気を付ければ、ちょっとしたスナップ撮影も楽しいものです。

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C80mm F2.8

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C80mm F2.8

今回の写真は、主に都内の公園や土手で撮影したものです。
というのも、私は電車移動がほとんどで、数日がかりの旅行に大きく重いハッセルや交換レンズを持っていくことはありません。
残念ながら日帰り旅行のお供に連れていくに留まっています。
ですが、車移動などで荷物に余裕がある方なら、是非ハッセルを相棒に旅に出てみてください。
カメラを構え、大きなファインダースクリーンに映し出される美しい情景に見とれながらじっくりと構図を決めたら、レリーズを押し込む。
「バコッ!」という乾いた音とともに手に伝わる振動。画面がブラックアウトし、確かに情景がフィルムに刻み込まれたことが感じられます。
「情景を切り取る」、まさにその瞬間を実感できるカメラ、ハッセルブラッドはいかがですか⁈




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[ Category:etc. | 掲載日時:23年11月16日 17時00分 ]

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