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【Leica】ライカを所有するということ

【Leica】ライカを所有するということ

連載中の「カメラを愉しむvol.55」は、『ライカを所有するということ』をご紹介します。筆者はなにかと道具へのこだわりが強く、その道具に対してあぁでもない、こうでもないと数時間ひとりカフェで道具への想いを手帳に書きとめる習慣があります。

その手帳の中で最もアツい想いが書かれているメーカー、それが「ライカ」でした。

私のライカ履歴書というと「X Vario (Typ107)」「X  (Typ113)」「Q(TYP116)」「Q2」という流れから今回使用した機種に至ります。そう、基本的にアナログ操作が面倒な私は基本的にサクサクスナップできる機種しか愛用してこなかったのです。

では何故ライカが好きなのに「レンジファインダー」を買わなかったのか?という理由について語りましょう。非常に几帳面な筆者はファインダーを覗いた時に自分の理想の画になるまでシャッターを切りません。ファインダーに写る木の枝はここまで構図に入れて、下の部分は少し車が見えるようにしよう!とかすべてファインダーの中で完結させて撮影後はモニターを確認せずに自宅までのお楽しみ。(フィルム時代の名残・・・)

そう、レンジファインダーだと自分の覗いている風景と撮った写真の位置がズレる。ここが一番の懸念材料でした。

ライカレンズを使いたい時はSONYのα7を活用していましたが、レンズ個性を最大限に引き出すなら「M」しかないのですね。

電子水準器なるものも無いですから、時にはこんな風に水平がきっちり取れてないこともあります。

しかし何でしょう、「M」で撮るという行為自体に『最大の価値』がある。自分の手帳にそう書いてありました。自分の中で今まで完璧な自分構図をこだわっていたのが時間の無駄だったかのように感じます。そのくらい何も考えず「M」とシャッターを切る時間というものは幸せなひとときなのです。

光を感じ、立体感を感じ、被写体の声を感じる。街中にあるあらゆるものが「撮って撮って!」と声をかけてきているように感じます。

私の中で「カメラ」と呼ぶものと「道具」と呼ぶものがあります。道具というのは自分の右腕のように身体に馴染み、愛着が湧いてくる逸品のこと。筆者が今まで使用してきた愛機の中で道具と呼べるもの、Nikon F90XやPENTAX Z1-P、Nikon D2X、Canon EOS 5D MarkII、Panasonic GM5、FUJIFILM X100S、RICOH GRII、Leica X(TYP113)、そして今回使用したLeica M10-R。百数十台所有してきてもたったの9台だけです。

これはたまたま自分のインスピレーションとマッチしただけですが、モノには時々「ビビっ」とくるものがあります。それは洋服や腕時計、ステーショナリーや車でも同じ事が言えると思います。限りある人生のなかで、最高に気に入った逸品と触れ合えるのはとても幸せな事だと思います。

「M」と出会えてよかった。

好きなカメラは世の中に沢山ありますが、自分の心と繋がった「M」。自分の凝り固まった考えを変えてくれた「M」。

筆者はライカMシリーズが大好きです。今までレンジファインダーを使ったことが無いという方、ぜひ一度手に取ってみてください。今までに見えなかった風景が手に入るかもしれません。




[ Category:Leica | 掲載日時:22年03月13日 17時17分 ]

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