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【Leica】今敢えて「ズミクロン2nd」という選択肢

【Leica】今敢えて「ズミクロン2nd」という選択肢

ライカを始めたい、そんな皆様はきっと迷われるでしょう。
ズミルックス?ズミクロン?どの世代がいいの?何が違うの?と。

私がおすすめするのはズミクロンの2nd。
線が細く淡い印象のあるズミルックスも魅力的な選択肢ではありますが、少々大柄になってしまうのが懸念点です。

ズミクロンといえば初代はシルバー鏡筒が美しく描写もオールドレンズを味わうことが出来ますが、
最短撮影距離が1mであったり発売後年月が経過し状態の良い個体を探すのが難しく手が出しにくく感じます。

そこで私のオススメは2代目、2nd等とも呼ばれたりします。
2ndは最短撮影距離が70cmまで短くなり、今までよりもう一歩踏み込んだ距離感で撮影することが出来るようになりました。
また、コントラストが高くコーティング技術も進化したことで気軽にライカらしい描写を楽しむことが出来ます。

今回は6000万画素を誇るM11とSummicron M50mm F2 2ndで秋を撮ってみました。

 


光源を入れてもゴーストの発生は少なく、素直な前ボケとバブリーな後ボケが美しいです。
アウトフォーカス部へかけて滲むようにピントが外れていくのもおすすめのポイントで、
中央部のピントのキレやコントラストの高さは現代的でありながら、アウトフォーカス部は年代相応のオールドレンズであることを教えてくれます。

 


透明な物を写す、大変難しい事だと思います。
空気まで写し撮ると言われるライカですが、その神髄はレンズにあります。
奥に流れる本流とは対照的に穏やかな水面をしっかりと捉えてくれました。

 


絞り込むことでパリッとした現代的な描写に。
オールドレンズの醍醐味はやはり絞りで描写の幅を操ることでしょう。
M11の6000万画素という高画素によりしっかりとした解像感で楽しむことも可能です。

 


うっすらとハイライトに滲みが発生し、周辺へ向かうにつれ収差で少しだけ像が流れ始めます。
波紋で落葉が水の上に浮いていることにやっと気付くほど澄んだ池です。
高画素機にオールドレンズの組み合わせは賛否が分かれますが、細かな収差や滲みの全てを写すことが出来るので私は是非お勧めしたい組み合わせです。

 


2ndの特徴といえばコントラストの高さではないでしょうか。
落ち着いた緑色にすっかり実が熟したことを教えてくれる橙と赤色が映えます。

 

デジタルライカは世代ごとに色の出方が異なるため、各世代にファンがいるのが特徴です。
私は0.3程アンダーに振ったM11の色味が好みで、意図的にオーバーを出すとき以外は基本アンダーに振っています。
M10世代以降は露出計も賢くなり、描写の好みに合わせてF値のみ設定しておく絞り優先オートのような使い方ができるのも魅力の一つではないでしょうか。
高画素機故に高感度には弱いと思われがちですが、ISOを上げていっても嫌なノイズの出方はせず、粒状感のある写りを楽しむことが可能です。


すっかり日が暮れた藍色の空にオレンジの電灯が滲みます。
暴れすぎず、大人しすぎない。
全てが丁度良く、毎日を飾らずに撮るのにぴったりな一本です。

 

今回はM11とSummicron M50mm F2 2ndでお送りしました。
初代や3rd、現行フード組込も勿論良い選択肢ではありますが、クセが少なく扱い易い。
それでいてしっかりと味わい深くライカらしさもある2ndが私のオススメです。

フードもよりどりみどり。ブラックとシルバーの対比が美しいIROOA、
オーソドックスなメタルスリットタイプの12585、軽さが魅力の12538。
ボディがブラックでもシルバーでも似合うのが魅力のブラックレンズ、是非色々なスタイルでお楽しみください。

[ Category:Leica | 掲載日時:25年12月12日 12時03分 ]

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