
【Leica】優れた携帯性と素晴らしい画質が共存するQ3 43で秋晴れを捉える
深秋という時期は、筆者の記憶の中でいつも金色に輝いています。落ち葉が次々と舞い落ちるだけでなく、地面に散りばめられた陽光もその一部です。
幾年の秋も、まるで一台の列車のように筆者の前を慌ただしく、雲ひとつ残すことなく過ぎ去ります。ですので筆者は秋をとても大切にしています。
微かな寒さを感じる日差しの中で、心はぽかぽかと温かいです。夏の変わりやすい雨季が遠のき、久しぶりの晴れた日が筆者を外に出る気持ちにさせてくれました。カメラを持って、この一瞬の秋晴れを記録しに行こうと思います。
目の前の景色をしっかりととどめて記録する、それがカメラが存在する意味だと筆者は思います。
正直なところ、筆者は外に出るときに重くて大きなカメラを持ち歩くのが苦手です。
カメラの重さや大きさは、機能面や光学的な性能に比例する事が殆どで、それ故に良いカメラは目の前の景色を完璧に再現できることを意味していると心の中では分かっています。しかしながら筆者にとっては、持ち運べなければ結局家の中でほこりをかぶっているだけなら、それはカメラに対して申し訳ないことだと思います。もちろん、これは筆者自身の問題です。
では、最も持ちやすいカメラで、どうすれば比類のない画質を捉えることができるのでしょうか?筆者は常に考えています。
今年はその問いに答えが出そうな気がしています。ぜひLeicaの驚くべき傑作、Leica Q3 43をご覧ください。
これまでのQシリーズには、Summilux 28mm F1.7のレンズが搭載されていましたが、今回はLeicaが新たにApo-Summicron 43mm F2を採用しました。F1.7ほどの大口径ではありませんが、Leicaが昔から得意とするF2のレンズ設計が活かされています。特に、銘玉APO-Summicron 35mmや50mmは、Leica Mシリーズの中でも最高水準のレンズです。そして今回の43mmは、最も人目の自然の視野に合った焦点距離で、日常生活の風景やポートレート撮影において、Q3 43はより自然でリアルな写真を実現できます。このレンズは、携帯性を重視するLeicaのQシリーズにぴったり、まさに「1ボディ0レンズ」を実現しました。
いつも通りのマクロモードに加えて、デジタルズームではQ3よりも60mmと150mmの2つの焦点距離が追加され、Q3 43は遠距離の撮影時にも高い柔軟性を提供します。当然、6000万画素のサポートによって、デジタルズームの体験も自由に楽しめます。
このLeica Q3 43を使って撮影したことで、私の旅行体験は非常に軽やかになりました。カメラを持ち上げればすぐに撮影ができ、全く負担を感じません。
百年の歴史を誇るLeicaが独自に開発した “Leica Essential Looks” の色合いはJpegで写真を保存する際にも、その色味を自由に楽しむことができ、元のDNGデータが失われません。筆者は色鮮やかな写真スタイルが好きなので、Jpegモードを高コントラスト、高彩度に設定しています。もちろん、使用者は自分の好みに合わせて自由に変更できます。また、Leicaのアプリを使うことで、自分の写真に無限の可能性を追加することもできます。Q3 43では、Leica Fotosアプリを通じて最大6種類の「Leica Look」をダウンロード可能です。これにより、使用者の個性的な写真作品がどんどん仕上がることができるでしょう。
このQ3 43について、おすすめの機能をいくつか紹介しましょう。
例えば、Q3 43はフラッシュにおいてポートレート撮影に強みを持っています。フォーカルプレーンではなくレンズシャッターとなるため、最大1/2000秒でフラッシュシンクロが可能です。また、本格的な動画撮影仕様である8K/30fpsの撮影や、最大1080/60fpsのProRes 422HQ素材のキャプチャも可能です。
そして、今日は【このQ3 43は本当に秋にぴったり】と言いたいだけです!
毎年の秋は一瞬で過ぎ去ります。忙しい日々の中でも少しの時間を作って、外に出てみましょう。
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