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【Leica】春の水戸・大洗巡り

4月に入り都心では早くも桜が散り始めていますが、今回少し遡って半月ほど前に水戸で見た梅の花を紹介いたします。
2年連続で訪れた水戸の偕楽園。昨年と変わらない見事な花ですが種類が豊富なこともあり何度見ても飽きません。
そして園内いっぱいに広がる梅の香り。カメラの画素数が上がっても動画の機能が搭載されてもこれだけは記録できないのが残念です。
 

偕楽園の梅

使用機材:Leica M11 + アポズミクロン M75mm F2.0 ASPH.

アポズミクロンは春の柔らかい日差しと綺麗に咲き誇る花を柔らかく捉えてくれました。
75mmというちょっと特殊な焦点距離ですが、季節の彩りを撮るには最適で常用の35mmとの使い分けもしやすくお気に入りの1本です。
 

カジキミュージアム

使用機材:Leica M11 + ズミクロン M35mm F2.0 ASPH.(フードはめ込み式)

梅の花を楽しんだ後は周辺の散策が例年のパターン。昨年は水戸駅周辺を巡ったので今回は少し足を伸ばして大洗まで行ってみました。
港町ですから美味しい魚にありつけるはずとの算段です。

大洗駅から海の方向を目指すと幸先良く大きなカジキマグロのオブジェが見えてきました。
聞くところによると大洗はカジキ釣りが有名で、毎年夏には大会も行われているとか。そしてここはカジキを紹介するカジキミュージアムという施設でした。
近くには大きな水族館もある大洗ですが、特定の魚だけをフィーチャーした施設があると特別感があります。
カジキはどう食べるのが美味しいのか?否応にも期待が高まります。
 

大洗マリンタワー

使用機材:Leica M11 + ズミクロン M35mm F2.0 ASPH.(フードはめ込み式)

さらに海岸へ近づくと今度はガラス張りのタワーが見えてきました。大洗マリンタワーです。さほど高くないように見えますが周りに高い建物がないので見晴らしは良さそうです。
 

大洗港

使用機材:Leica M11 + ズミクロン M35mm F2.0 ASPH.(フードはめ込み式)

タワーから大洗港を見下ろしてみました。
大型のカーフェリーも入港する港なだけあって、接岸部はとても大きな作りになっています。船への乗船口も立派なのですが、広すぎるゆえ船の姿が無いと少し寂しくも感じます。
それは街中を歩いていても感じました。すれ違う人がほとんど居ないのです。目星をつけていた食事処もまさかの臨時休業でした。
 

大洗磯前神社

使用機材:Leica M11 + ズミクロン M35mm F2.0 ASPH.(フードはめ込み式)

想定外の出来事に足取りが重くなります。せめて有名な大洗磯前神社にだけはお参りしようと向かうと今度は大階段が待ち構えていました。
重い機材だったら間違いなく引き返していたでしょう。
 

大洗磯前神社階段上

使用機材:Leica M11 + ズミクロン M35mm F2.0 ASPH.(フードはめ込み式)

それでも頑張って階段を登ると太平洋を望むことができました。
 

大洗磯前神社本殿

使用機材:Leica M11 + ズミクロン M35mm F2.0 ASPH.(フードはめ込み式)

そして本殿へお参り。一見地味な社に見えますが、朱塗の門など所々に鮮やかな装飾が加えらており信仰の厚さを感じます。
 

大洗磯前神社

使用機材:Leica M11 + ズミクロン M35mm F2.0 ASPH.(フードはめ込み式)

 
 

神磯の鳥居

使用機材:Leica M11 + ズミクロン M35mm F2.0 ASPH.(フードはめ込み式)

階段を降り海岸に出ると、大洗磯前神社を有名にしたと言っても過言ではない神磯の鳥居を見ることができます。
荒波の中の姿や日の出を背景にした写真の投稿をよく見かけていたので、ぜひ一度訪れたいと思っていました。
ただこの日の海はとても穏やかで、期待した景色が見られなかったのが残念です。
食事処といい今回はあまり巡り合わせが良くなかったようです。まあ簡単に絶景写真が撮れてもそれはそれでつまらないものですが。

75mmで撮影した画は海の広さが伝わらず、35mmのカットは鳥居までが遠くて少し迫力に欠ける印象になりました。
今度来る時は50mmをもってこよう。下見と割り切って水戸・大洗を後にしました。
 
 

▼ 今回の使用機材 ▼

[ Category:Leica | 掲載日時:23年04月02日 11時01分 ]

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