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【Leica】最初のカメラにライカをおすすめしたい

【Leica】最初のカメラにライカをおすすめしたい


「Leica」と聞くと、「自分には手が届かない」「カメラを知り尽くした人が使うメーカー」「使い方が難しそう」というイメージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

そのどれも全くの見当違い、間違いというわけではありません。しかし、このブログではあえてこう主張したいと考えています。
「最初のカメラには、ライカがオススメ。」

その理由をこれから作例写真と共にご紹介していきたいと思います。
今回使用したカメラとレンズは、「M10-P」と「ズミルックス M35mm F1.4 ASPH. 11726」です。

まず、Leicaの魅力の一つとして日常生活で心が動いた瞬間を写真にするだけで味のある絵画のような作品になる、という点が挙げられます。
例えば、この写真は出かけようと靴をはいた際に玄関に差し込む光が綺麗だと思ったのでシャッターを切りました。
情景としては何てこともなく写真に残そうと思わなければ、ドアを開けて出かけた瞬間にはもう忘れてしまっているようなことです。
しかし、写真に残したことで1日の中のちょっとした綺麗な思い出となりました。

何気ない瞬間の写真が、自分の想像を超えて満足のいく写真が撮れた時に、カメラで写真を撮る楽しさを特に実感します。
特に、カメラを始めたばかりの時は「カメラを始めてよかったな」「カメラは楽しいな」と実感できる瞬間が多ければ多いほど
どんどんカメラが生活の中に自然と入り込んでいくように思います。
せっかく買ったカメラがだんだんと使われなくなってしまうことが一番悲しいことだと個人的には考えています。
Leicaは、ふとした瞬間を美しく描写してくれるのでカメラの楽しさに目覚めやすいメーカーではないかと思います。

続いてお伝えしたいLeicaの魅力は、カメラやレンズの種類が分かりやすいということです。
これだけ聞くと、「難しいカタカナが並んでいてわかりにくいのではないか」と考える方もいるかもしれません。
しかし、覚えてしまえばむしろ分かりやすいように思います。
まず、カメラのボディですがM型のレンジファインダーカメラであれば全て頭にMが付きます。
デジタルカメラはM8から始まりだんだんと数字が大きくなってくればくるほど販売年が新しいものになっています。
モデルごとによって細かな仕様の変更や描写などは異なっておりますが、メニューの作りや操作性に関してはレンジファインダーカメラということもあり基本的なところは全て同じとなっています。
また、レンズに関してもF値によってそれぞれ名前が決まっています。
例えば今回使用したズミルックスはF1.4、他にもズミクロンはF2などです。
オールドレンズから変わらず名称は続いているため、同じF値で揃えたい時やオールドレンズを探す時の指標になり
名前がついている方が便利ではないかと感じます。

また、カメラのメニューもシンプルな作りになっており露出を合わせて写真を撮影する時に必要最低限のものだけが記載されているところも
初めてのカメラとして考えたときにもいいな、と思うところです。
例えば、旅行などに行った時や日常のちょっとした瞬間をスマートフォンではなくカメラで残したいと考えた場合、必要な機能は露出に関する機能など限られた機能だけで他の多くの機能は特に使わないこともあるように思います。
もちろん、他のデジタルカメラに搭載されているメニューは用途によって必要不可欠な機能となりその全てが不要である、ということではありません。
ただ、シンプルに写真が撮りたい時には使わない部分も多くあるため、シンプルなメニュー構成をしているLeicaカメラは混乱することが少ないように思います。
私は、沢山のメニュータブを見ると「カメラ難しそう…」という印象を持つのでシンプルなメニューの方が嬉しいです。

「レンジファインダーカメラ」というカテゴリーだけ聞くと使い方がよくわからない、そう思ってしまいます。
ファインダーを覗いた時に表示される二重像をピントリングを回して合わせていくピント方式のことです。
最初は確かに、どこに二重像があるのか分かりにくく思う時もありました。
しかし、だんだんと合わせやすくなりピントが合った時にクッキリと浮かび上がるように感じられます。
レンジファインダーの仕組みに慣れていけばいくほど自分がカメラが少しずつ上達している実感が得られて、どんどんカメラを使いたいという気持ちにもなります。

Leicaの魅力は何といってもフォルムのクラシカルな雰囲気だと思います。
最初のカメラを私自身が購入しようと思った際に、機能面や使い勝手に加えて自分が所有してテンションが上がるかという点も重要だと思いました。
洋服やアクセサリーなどと同様に自分の好みかどうかということも今後長く使っていくかということにも繋がります。
Leicaのカメラは持った時のデザインとしての満足感も多くあります。
見た目が可愛く、首から下げて持って歩いているだけでワクワクしてきます。
お出かけする時に「カメラも連れて行こう」そう思えるか否かという点もカメラを購入する上での重要なポイントだと感じます。
その点でもLeicaは多くの方を虜にしてしまう魅力的な外観であると思います。


Leicaのレンズはこれまで最短撮影距離が0.8mや1mなどテーブルフォトなどに不向きなものが多かったです。
しかし、例えばこの2022年に発売されたズミルックス M35mm F1.4 ASPH. 11726は、液晶画面を見ながらのピント合わせであれば0.4mまで最短撮影が可能となっています。
そのため、徐々にこのようなテーブルフォトも無理せず撮影出来るレンズが増えてきています。

ちなみにこの写真はランチで立ち寄ったお店でタコライスを食べた時の一枚です。
タコライスの紹介文に「研究を重ねた結果、一つの解としてのタコライス」といった文章がありました。
Leicaのレンズもこのレストランのタコライスも慢心することなく日々研究に励んでいることに気が付かされ背筋の伸びる思いです。
このタコライスは野菜が活き活きとしていてとても美味しかったです。

Leicaの色味は唯一無二だと思います。
中心部から周辺までどっしりとした重厚感の色味は他のメーカーではありません。
色味も撮って出しで鮮やかな色味で人物なども肌が柔らかく描写されます。
そのため、撮りたい写真がどんなものであっても誰にでもしっくりくる高級感のある色味だと思います。

また、Mマウントのレンズのシリーズはズームレンズが無く単焦点レンズのラインナップばかりです。
最初のレンズには単焦点レンズではなくズームレンズが良いと考える考え方もありますが、私は単焦点レンズでも良いのではないかと考えています。
なぜなら、単焦点レンズでは撮影できる範囲が限られているためより自分の撮影したい構図などに集中できるからです。
Leicaのカメラを覗いた時には写真の写る範囲が白いフレームで表示されます。
1枚の写真のイメージがファインダーを覗きながら膨らませて写真撮影を楽しめます。
Leicaのカメラは写真撮影の楽しみを実直に伝えてくれます。

以上の理由から、機能面・描写面双方の面から最初のカメラの選択肢の一つにLeicaがオススメです。
一度使ったら虜になる魅力的なメーカー、Leica。
全ての方に一度は使っていただきたいオススメのカメラです。





[ Category:Leica | 掲載日時:24年09月04日 11時00分 ]

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