【Leica】金曜フードショー☆第17回 12538 M50mmF2用フード
みなさん、こんにちは「金曜フードショー」へようこそ!
レンズフードは、フレアやゴーストなどの原因となる有害光のレンズへの入射を防ぐためのものですが
レンズフード自体がコレクションの対象にもなっています。
このコーナーでは、実用的なものや変わった形のものなど多種多様なレンズフードを取り上げていきます。
今回紹介するのは、ズミクロンM50mmF2用の12538 フードです。
第12回で紹介したの 12585 の後継モデルで、第3世代のズミクロンM50mmF2用として登場しました。
形は似ていますが、材質は金属からプラスチックに変わりました。
12585と同じく、フィルター径39mmでフードを爪で固定する35mm、50mmのレンズに取付けできます。
構造は 12585 と同様で、左右のボタンを押し込んだ状態でレンズにセットし
ボタンを離すとレンズ先端の溝を4つの爪でガッチリと掴んで固定します。
銀色の四角いボタンを押すとフード内側の4つの爪が引っ込みます。
12538では、スリットの数が減り、2か所になりました。
側面の浮き彫りは、「12538 M2/50」。
反対側は、「LEITZ CANADA」のものと「LEICA CAMERA GMBH GERMANY」のもがあります。
また、12585 と同様に爪が二重に付いており、逆さまにして取付け可能です。
このとき、14033フードカバーを使用できます。
↑ Leica M5 + Summicron 50mmF2 + 12538
材質が金属からプラスチックに変わりましたが、プラスチック製は、へこんだり、歪んだりしませんし、軽量です。
そして何より、コストパフォーマスが優れていますね。
レンズに装着する際に、四角いボタンを押すと全体が歪んで取り付けにくい場合がありますが
ボタンと直角側を空いたほうの手で押さえてあげると取り付けやすくなりますよ。
レンズだけでなく、フードにも世代交代を感じさせるのも「Leicaらしさ」ですかね。
いや~フードってほんとにいいもんですね!
↓ こちらのフードカバーがお使いいただけます。