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【Leica】365日後にレンズを買うスタッフの冒険記 第0話「プロローグ ~M型ライカ購入編~」

【Leica】365日後にレンズを買うスタッフの冒険記 第0話「プロローグ ~M型ライカ購入編~」

やわらかな春風が頬をかすめ、心華やぐ季節になりました。つい数日前、咲き揃う梅の花に酔いしれたのも束の間、桜の開花が近付いております。

毎年この時期になると著者を苦しめるものがあります。それは「花粉」と「物欲(主にカメラ機材欲)」。マイページから機材の購入履歴を確認すると、カメラやレンズを購入しているのは決まって3月から4月にかけて。出掛けに行きたくなる気候に移り変わる時期だからでしょうか、それとも咲き乱れる桜をお気に入りのカメラでおさめたくなるからでしょうか……。

花粉については飲み薬を服用して症状を抑えておりますが、物欲には投与できる薬もなくただただ我慢……。

 

 

と言う訳にもいかず、欲にのまれてカメラを買ってしまいました…。

購入したのはLeica M-E(Typ220)、Leica M9の派生モデルでアンスラサイトグレーのボディが目を引くレンジファインダー式のM型デジタルカメラです。基本的な仕様はLeica M9と同様で、フレームセレクターやUSBポートが省かれております。この”仕様はLeica M9と同様“という言葉でお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、所謂”CCD剥離問題“の該当機種。今回購入した個体は対策品のCCDが搭載されたものですが、センサーの部品供給は既に終了しており、その他部品についても供給が終了しているものが多く、万が一不具合が出てしまった場合に修理ができない可能性があります。デジタルカメラの宿命と言えばそれまでなのですが、購入にはなかなか勇気がいります。購入を迷っていたところ、同僚からの鶴の一声に背中を押されました。

 

「CCD機は、楽しめる個体があるうちに楽しんでおいた方が良いよ」

 

気付いたら持ち帰っておりました。

試しにズミルックス M50mm F1.4 後期型を装着してみましたが、シルバーの鏡筒とボディのペイントが良く似合います。著者にとって”カメラ”とは写真を撮影するための道具でありつつも”自分自身のご機嫌を取るためのモノ”でもあります。その側面から、持ち歩きたくなるデザインである事もカメラ選びにおいて重要な要素であると考えます。たとえ忙しくてなかなか撮影に出かけられない日が続いたとしても、防湿庫に鎮座するお気に入りの機材を眺めるだけでも日々の疲れが癒されるものです。

歳を重ねるにつれ、自分自身のご機嫌を取るという事が難しく感じてきました。美味しい食べ物を食べたり欲しい服を買ったりする事でもご機嫌を取ることはできますが、食べてしまったら終わってしまう一過性のものや身に纏えるシーズンが限られてしまうようなものと比べると、オールシーズン楽しめて更にランニングコストもあまりかからないカメラ(デジタルカメラだけですが…)は思いのほかコストパフォーマンスが良いのではないかと考えてしまうのです。

(と言って正当化させているのですが……。)

2012年10月に発売されたこのカメラは新品の販売が既に終了している為、今回購入したものはもちろん中古品。底蓋や軍幹部のペイントが剥がれ、地金の真鍮が顔を出しております。ブラックペイントに代表するようなライカのペイントボディは、新品で購入して自分自身でペイントを剥がしていきたいという方も多いかとは思いますが、著者は既に少し使用感のある中古品を手に入れることも一興であると考えております。

「自分以外の誰かと過ごした時間が、今の貴方を形成しているのである。」

なんて都合よく解釈すると、たとえ中古品でも愛おしく感じるものです。

ライカのカメラを購入すると、まずはアクセサリー類をカスタマイズしたくなってしまいます。もちろんそのままのデザインを楽しむのも善しですが、著者は実用性の面も兼ねてU.N.社製のサムグリップ(UNX-8576)を装着。U.N.のサムグリップは以前他のカメラを使用していた際にも購入致しましたが、ボディのデザインを損ねない金属の質感、形状は見事。こちらはM8/M9用と記載されておりますが、本機でも使用可能です。

レリーズにはcam-inのレリーズボタン、スチールグレーの9mをあしらいました。同種のシルバーに比べて色味が若干落ち着いております。色はもちろんのこと大きさの好みも人それぞれですが、9mmは大きすぎず小さすぎずシャッターを切った際のクリック感も心地良く万人受けする大きさかと思います。迷ったら9mmです。

 

と、ここまで書いておきながら買ったのはカメラのみで実はまだレンズを手に入れておりません。35mmもしくは50mm辺りの標準レンズをまずは1本欲しいなと思いつつもMマウントの標準レンズは他のマウントと比較して選択肢が多く、解放F値や最短撮影距離などのスペックや予算だけではなかなか絞り切れません。皆様はカメラやレンズを購入する際、どのように購入するレンズに辿り着いておりますか?メーカーのホームページやカタログはもちろんの事、インターネットが普及している昨今では本記事のようなMap Timesなどのブログ、Kasyapaのようなフォトプレビューサイト、YouTubeなどのレビュー動画やSNSでの口コミ、販売店のスタッフに相談される方もいらっしゃるかと思います。もちろん販売店のスタッフである著者も購入時には迷うもので、色々なレンズを試してみては「あぁ、これも良いなぁ…。でもあれも良かったなぁ……。」などと思っているのです。

予定外の出費(本機の購入)に加え7月に愛車の車検が迫っている著者、レンズに投資できる予算も限られておりこのタイミングでレンズを買うのは断念。そもそもどのレンズを購入するかも決まっていない状態の中、すぐに決心がつくわけでもなく……。ならば期日を設けて色々なレンズを試し、そのありさまを見届けて頂こうじゃないか。

という背景から、本連載は自身の理想のレンズを探し求める旅に出掛けると共に、その過程を読者の皆様に楽しんで頂きつつお客様の今後のレンズ選びの一助になればと思い開始致しました。ブログのタイトルは”365日後”としておりますが、今後どうなるかは全くの未定。中古のレンズは一期一会、1年以上かかってしまう可能性もあれば次回の第1回で完結してしまう可能性も否めません…。

第0回は読み返してみるとただの購入報告となってしまいました。いかがでしょう、読者の皆様の物欲が搔き立てられたのであれば本望です。

レンズ購入まであと365日。それでは、次回の投稿をお楽しみに。

 

次のお話はこちら

【Leica】365日後にレンズを買うスタッフの冒険記 第1話「エルマー L50mm F3.5 編」

[ Category:Leica | 掲載日時:22年03月20日 11時00分 ]

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