【Leica】How to Digital Leica マクロアダプターM Typ240編 その③

「ライカで接写がしたい!」

という事でマクロアダプターM Typ240を使い接写を行ってみる企画です。
前回の【Leica】How to Digital Leica マクロアダプターM Typ240編その②では現行で販売されている75mmレンズでのテストを行いました。

今回は90mmのレンズ5本をご紹介!
前回同様の前置きとなりますが、本来の設計からは逸脱した近接撮影となるため通常であれば1~2段絞っての利用をライカも推奨しています。しかし今回も開放の描写でお届けいたします。
それではどうぞ。

まずはズマリット M90mm F2.4から。お馴染みF2.4のズマリットシリーズという事でこちらも無理のない設計でなだらかなボケ味と安定した描写が特徴。比較的安価に購入出来るレンズです。

お次はアポズミクロン M90mm F2 ASPH.
「APO」の名を冠しているようにアポクロマート仕様のレンズとなり、色滲みなどを高精度で抑制しているのが特徴のレンズです。ぼけたところのエッジに生まれる色を見ていただくとズマリットよりも抑え込まれていることが伺えるかと思いますが、無理な近接のせいか通常撮影距離と比べると分かりやすく色が滲んでしまっています。

そして真打ちマクロエルマー M90mm F4(6bit)です。このマクロアダプターM Typ240と合わせて作られており、アダプターと組み合わせて使用するレンズです。しかしアダプターにレンズを装着したままでも沈胴させてやることで無限遠撮影が行えるという優れもの。実によく考えられて作られています。
この組み合わせで目一杯寄った状態で1:2(いわゆるハーフマクロ)という撮影倍率になります。アダプターとセット使う事を想定して作られているだけあり描写に破綻がありません。

こちらはタンバール M90mm F2.2。1935年に作られたスクリューマウントの復刻版となり、位置づけとしてはソフトフォーカスレンズに当たるためピントが当たっているところも他のレンズと比べた際にじわっと滲んでいるのが伺えると思います。撮影方法によってはかなりドリーミーな描写を演出できるので上手に使ってあげるとこのレンズでしか撮れない描写が得られます。

最後に超ド級レンズのズミルックス M90mm F1.5 ASPH.
こちらもノクティルックス M75mm F1.25 ASPH.同様にレンズそのものがかなり重たくなっているため三脚座を標準で備えています。贅沢な光学系で作られたレンズだけあって、あまり破綻もなく無理に近接をしてもクリアな印象です。

いかがでしたでしょうか。次回は準広角~広角レンズで実験してみたいと思います。
お楽しみに!


[ Category:Leica | 掲載日時:20年08月09日 13時42分 ]
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