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【Leica】SL2を連れて春の陽気を感じる

【Leica】SL2を連れて春の陽気を感じる

4月になり、ようやく気温も上がりだしました。
とりわけ日中は初夏を思わせるくらいに暑くなり半袖の姿もちらほら見かけます。
春の季節の花といえば桜。
満開にはあと少しだけかかりそうですが、気分はお花見モードの筆者は
いてもたってもいられず、カメラを連れてお散歩に行って参りました。
写真は全て『Leica SL2』にアダプターを介して『ノクティルックス M50mm F0.95 ASPH. 』の組合せでJPEG撮って出しで撮影しています。

桜の花は被写体として魅力的ですがいざ撮影しようとなると意外と難しく感じます。
広角で全体を押さえるか、中望遠で桜の花を部分的に切り取るか。
50mmの単焦点レンズだと中間の画角になるので構図を考える力が養われます。

横位置か縦位置で撮影しようか迷う時もあります。
両方撮っておくのがベストではありますが、あとからお気に入りの写真をセレクトすると
無意識のうちに筆者は日本風の絵画のような構図が好きだと再認識いたします。

『Leica SL2』のEVFは自然な色合いで覗いていて気持ちが良く、写欲が高まります。
ファインダーを見ながらMFでピントが立ち上がっていく様子をいつまでも見ていたくなります。

人が構図に入っている写真の方がストーリーが生まれ、あとから見直したくなることが多いです。
50mmの画角は標準域のため被写体にどこまで迫れるかがポイントです。
筆者の場合、被写体との距離を詰め切れずに構図に意図しないものが入ってしまうことが毎度の反省点です。

『Leica SL2』の電子シャッターは最高速度が1/40000と明るいレンズをNDフィルターを
使わずに日中、絞り開放で撮れるのでボケを活かした画面の整理に便利です。 

細い枝と桜の花を硬くなりすぎず、1つ1つ繊細に描くのがノクティルックスの味だと感じます。
写真を拡大すると紫や緑のフリンジとともに柔らかな滲みがあることが分かります。
大きなボケが立体感を生み出す様は花やポートレートでとりわけ実力を発揮します。

『Leica SL2』の大型グリップは重たい大口径レンズを付けてもがっちり握りしめていることを感じられ、
重厚感のあるアルミ削り出しボディは物としての質の良さを感じさせます。
ライカMレンズをSLボディに装着するアダプターがあればヴィンテージレンズから、
非球面レンズを使った最新設計のレンズまで様々楽しめます。
特に明るい大口径レンズは576万ドットのEyeResファインダーでピントが合わせやすく、
M型のズミルックスやノクティルックスを使用してもピントの歩留まりが向上します。
桜が見頃となった春の季節がますます楽しくなりそうです。

[ Category:etc. | 掲載日時:24年04月03日 17時00分 ]

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