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【Leica】TL + TL60mm F2.8 ASPH.と日照時間ゼロ散歩

【Leica】TL + TL60mm F2.8 ASPH.と日照時間ゼロ散歩

冷たい雨が続いて一気に寒くなってしまった新宿。
確か10日ほど前だったと思いますが、いきなり冬一歩手前ぐらいまで時が進んだような感覚でした。
それから少し暖かくはなったのですが、今度は逆に残暑に戻ってしまったかのように気温が上がったりしました。
天気予報でも「暖かい格好でお出掛け下さい」と言っていた数日後には「半袖の出番です」と言っていました。

この不安定な日々こそが「秋のはじまり」という時期なのかも知れません。
暦よりかなり遅い気はしますが…
でも着るものを選ぶのが難しかったり、天候的に何かと忙しい今頃がやはりそうなのかと思います。

そういうこともあって、次の休日は一体どんな天気になるんだろうと心配していました。
いくらなんでも、もうそろそろ「めっきり秋らしく…」となるんじゃないかと思いながらの今日の休日。
思いっきり曇っています。
秋らしくなってきたように思える程度の心地いい肌寒さというところです。

ちゃんと丁度良さそうな格好をして、ちょっとだけ散歩をすることにしました。
一緒に『Leica TL シルバー + アポ・マクロ・エルマリート TL60mm F2.8 ASPH. シルバー』を連れて出掛けました。

ある公園の前を通ったときに目に入った「誰もいないベンチに空き缶」。
何だか哀愁のようなものを感じてしまいます。

またしばらく歩いたところで目に入った「続・誰もいないベンチに空き缶」。
これは逆に何だか微笑ましいものを感じます。

これも実に微笑ましい。
わけありということですが「にっこり」という名前が素敵。
知らなかったので調べてみたら実在していました。

ここから今回手にしたカメラとレンズの紹介を少し。
マクロレンズを選んで、そこも楽しみながら撮り歩くことが出来るセットにしました。

カメラはアルミニウムの塊から削り出したボディにAPS-CサイズのCMOSセンサーを搭載。
その姿は芸術的と言えるほど美しく、独特なデザインでありながら不思議と手に馴染むことに驚かされます。
背面は大型の液晶モニターのみで、主な操作はその3.7インチのタッチパネル上で行います。
このシリーズの最初のモデルが出た時は、非常に斬新で画期的なライカが誕生したという声が多かったのを覚えています。

今回は使用していませんが、必要に応じてマウントアダプターなしでフルサイズのライカSLレンズを装着することが出来ます。
更に専用のマウントアダプターを介して、ライカMレンズやライカRレンズを装着することも出来ます。
この幅の広さはかなり魅力的だと思います。

レンズは焦点距離60mmで、35mm判換算だと90mm相当。
ポートレート撮影などに最適な画角です。
マクロ撮影では撮影倍率1:1 最短撮影距離16cmという頼もしさ。
ボディとのバランスで言えば少し大きく感じますが、おそらく誰しもが使いたくなるようなレンズだと思います。

見上げると雲の様子が水墨画のように見える空。
日照時間ゼロ散歩でも、それなりの綺麗さに出会えるものだと思いました。

続いて絵画のように見えてしまう不思議な一枚。
もう少し撮り続けたいところでしたが、ここで雨っぽい匂いを感じた気がしたので帰ることにしました。

帰りは先ずこの道をまっすぐ行こう。
そう思わせるような道があったので、足早気味に歩き出しました。

秋はこれから色づいていくことでしょう。
深まっていくことでしょう。

そしてどんどん写真を撮りたくなることでしょう。

[ Category:Leica | 掲載日時:22年10月16日 11時00分 ]

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