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【Leica】『L:Luxury』をSL2-Sで!~マウントアダプター編~

【Leica】『L:Luxury』をSL2-Sで!~マウントアダプター編~

動画も静止画もマルチに使えるLeica SL2-SがVer.2.0にアップデート。
動画機能が拡張され、より使いやすくなった印象です。
そこで今回は、SL2-Sの実力を試すべく、Leica担当スタッフが実際に使用して感じた使いやすさや機能について徹底解説していきたいと思います。
 
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Vol.3では、マウントアダプターを使用した静止画・動画撮影に挑戦。
選んだのは筆者も大きな信頼を寄せるキヤノンEFレンズ、
ライカにLレンズをマウントする日が来るとは…是非ご覧ください。

本記事では「Fotodiox マウントアダプター キヤノンEFレンズ/ライカSL・TLボディ用 EF-LT-FSN 」を使用して、
キヤノンEFマウントレンズとSL2-Sの組み合わせで静止画・動画両方での撮影の模様をお届けします。

 

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実際に使用して判明した機能の制限は以下の通りです。

・静止画撮影時はMF(マニュアルフォーカス)もしくはAF-S(シングルオートフォーカス)に限る。
 AF-C(コンティニュアスオートフォーカス)での使用は不可。
・動画撮影時はMFに限る。(自動的にMFへ固定)
・動画撮影時は自動でAPS-Cモードへと切り替わる。
・レンズによっては四隅が暗くなることがある。(静止画撮影時)

静止画撮影時のAFについては、瞬間的に合うとまではいかないものの予想を上回る速度で合焦しました。
手振れ補正がしっかりと効き、使用したレンズの情報も残すことができるため非常に実用的ではないでしょうか。

 

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今回試したレンズは、
EF100mm F2.8L IS USM MACRO
EF70-200mm F2.8L IS III USM
EF400mm F2.8L IS II USM」の3本です。

なお本記事で使用した静止画・動画は、人混みを避けるため屋外での動植物撮影で得られたものです。
作例に偏りがあることを予めご了承ください。

また全ての動画には音も収録しており、
「EF100mm F2.8L IS USM MACRO」の動画には昆虫と爬虫類
「EF70-200mm F2.8L IS III USM」・「EF400mm F2.8L IS II USM」の動画には鳥類が登場します。
苦手な方はお気をつけください。

 

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①「EF100mm F2.8L IS USM MACRO」
長きに渡って愛され続けるマクロレンズ。
SL2-S搭載の画像処理エンジン「LEICA MAESTRO III」との相性も良く、繊細かつ瑞々しい描写を楽しむことが可能です。
4Kでの動画撮影は植物・昆虫観察にも適しており、豊かなトーンが映像を引き立てます。

Lマウントといえば解像力のシグマが有力ですが、
もう少し柔らかい描写が欲しいケース・多少AFスピードが遅くても気にならないケースにおいては十分戦力と成り得ます。

簡単ではありますが動画もございます。
少年時代の夏休みをイメージして撮影してみました、ご覧ください。


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②「EF70-200mm F2.8L IS III USM」
動体撮影、ポートレート撮影など様々なシチュエーションで選ばれる定番レンズ。
静止画では透明感のある描写が特徴的で、
動画(APS-Cモード)では望遠端が300ミリとなり野鳥観察にも対応することができます。

望遠レンズが「アポ・バリオ・エルマリート SL90-280mm F2.8-4」の一択となるライカ・SLシステムで使うことができるメリットは計り知れません。

アオサギ・カイツブリ・カルガモ、それぞれの生活の模様をお届けします。
カイツブリが巣を交代で守るシーンは、水草をブラインド代わりにストレスを与えないよう配慮しました。

これまでほとんど動画撮影を行うことの無かった筆者ですが、
静止画では味わうことのできなかった感動にすっかり魅了されています。

 

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③「EF400mm F2.8L IS II USM」
重さも質も一級品のスポーツ撮影王道レンズ。
人間の目では捉えることのできない瞬間を、ライカの画作りで味わうことができる贅沢な組み合わせです。
使用する際は手持ちならレンズ側を持ち、三脚に据える場合は三脚座側を固定してください。
(カメラ側を持つ、もしくは三脚に固定するとマウントが破損する恐れがあります。)

今回試した全てのレンズにいえることですが、
アダプターを介した状態においても手振れ補正機能がしっかりと動くため安定感抜群。
手振れ補正機能搭載レンズがラインアップの一部に限られるSLシステムにとってこれ以上ない味方です。
(手振れ補正はレンズ側のみ使用可能、ボディ側は使用できません。)

止まり木に立つカワセミを捉えた1枚、四隅が若干暗くなっています。
静止画は35ミリモードでの撮影が可能ですが、シチュエーションによっては目立つ場合があるため注意が必要です。

このように構図を変えると四隅の暗さは気になりません。
普段「EOS 1D X MarkII」を使用している筆者ですがJPEGでの色の違いに驚かされました。
白の美しさと明るい画作りに定評のあるキヤノンに比べ、より現実的でシックな印象を与えるライカの空気感には溜息が溢れます。

AFはボタンを押すと都度合わせ直すという印象です。
静止画撮影時AF-C(コンティニュアス)での使用は現状できないため、スポーツや野鳥の追従が必要なケースでの使用は難しいでしょう。

短いですが動画もご覧ください。
APS-Cモードでの使用になるため四隅の暗さは気になりません。
MFでのピント合わせのため、若干甘いですがご了承ください。

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いかがでしたでしょうか。
望遠レンズのラインアップが少ないライカ・SLマウントシステムで動物の生態観察を行う。
そんな筆者の夢を、小さなマウントアダプターがいとも簡単に叶えてくれたのです。

ミラーレスカメラの台頭から動画撮影の時代へ。
集められた技術の粋を全て活かして、新たな映像体験を追い求めていきましょう。

 

Ver.2.0にアップデートされたSL2-Sの連載記事はこちら

 

[ Category:Canon Leica | 掲載日時:21年08月19日 19時00分 ]


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