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【marumi】Filter’s Note ~Vol.1 C-P.L.~

【marumi】Filter’s Note ~Vol.1 C-P.L.~

Filter’s Noteは、いつもより変化のある写真が撮りたい方や、現像には抵抗があるが写真にアクセントがつけたい方に向けて、マルミ光機(以下、marumi)の光学フィルターや角形フィルターを用いてその能力を紐解きながら、フィルターの重ね付けをメインに、様々な作例をできる限り紹介していきます。

 

第1回は、PLフィルターについてご紹介します。

ご存じの方もいると思いますが、まずはPLフィルターというものを振り返っていきます。

 

!Main Note!~PLとは~

PLフィルターとは、空気中の塵や水分による光の乱反射や、水面やガラスの反射をコントロールすることで、写真を鮮やかに写すことができるフィルターです。
PLとは「Polarized Light」の略で、Polarizedとは、分極化させる・分裂させるといった意味です。

偏光膜に光を通すことで光の反射をコントロールして、色彩コントラストを高めます。画像編集などの後加工では得られない、光学フィルターならではの効果です。

前枠(回転枠)を左右どちらかに回転させるとPL効果が確認出来ます。

※PLフィルターは装着しただけでは効果はでません。ご注意ください!
撮影の角度によっては、思ったような色彩コントラストが得られなかったり、反射を抑えたい部分がうまくいかない場合もございます。少し撮影位置かえるなど試行錯誤していただき最高の一枚を収めてください。

 

!Plus Note!~PLとC-PLの違い~

「PL」は1980年代以前のAF機能のないカメラに使うフィルターで、現代のAF機能が一般的なカメラに使えるようにしたフィルターが「C-PL(サーキュラーPL)」です。

※PLフィルターをデジタル一眼で使用すると、ハーフミラーやローパスフィルターとPLの偏光膜が干渉してしまい「露出」や「AF機能」に誤差が生じるため、デジタル一眼には「C-PL(サーキュラーPL)」をご使用下さい。

(marumi、FILTER ABC:https://www.marumi-filter.co.jp/filterabc/abcpl/より引用)

 

過去にPLフィルターの効果をムービーに収めた動画がありましたので、こちらをご覧ください。

画面中心の白枠部分と画面下半分にその効果の有無をご覧いただけます。

 

実際の作例でもご覧いただきます。

FUJIFILM X-T4 – XF 16-55mm F2.8

1/20 – F2.8 – ISO1600 – 37.6 mm

こちらが素の状態です。

水面から反射が発生し、実際はとても澄んでおりとてもキレイな水ですが、画面右の水面は茶色みがかかったように少し汚い水のような印象も感じます。

 

FUJIFILM X-T4 – XF 16-55mm F2.8 – marumi EXUS CIRCULAR P.L MarkII

1/20 – F2.8 – ISO1600 – 37.6 mm

こちらがフィルターの反射を一番抑えた状態です。

一枚の膜のように反射してしまった水面もキレイに目で見た状態になりました。水中にいるカニも気持ちよさそうです。

 

FUJIFILM X-T4 – XF 16-55mm F2.8 – marumi EXUS CIRCULAR P.L MarkII

1/20 – F5 – ISO320 – 16 mm

こちらも反射は最大限に抑えた一枚です。

撮影角度をもう少し調整したら中央部の水面反射ももう少し抑制できたかもしれませんが、どの角度から抑えて撮影できるかと考えてながらとるのも、CPLの面白さの一つです。

 

FUJIFILM X-T4 – XF 16-55mm F2.8 – marumi EXUS CIRCULAR P.L MarkII

1/20 – F5 – ISO320 – 16 mm

また、こちらは反射が一番起こる状態にして撮影したものになります。

水面を強く反射させているかわりに、手前の花の周り部分がもともと反射をしていないことを利用して、花がより浮き出た一枚になりました。

今見返してみると、手前の花だけを最大限に寄った一枚もありだったとまた私の撮影意欲を高めてくれます。

このように、C-PLは反射を抑えるだけでなく、装着しながら反射を最大限に生かすことも可能です。

 

Nikon Z6II – FTZ – Carl Zeiss Milvus 25mm F1.4 ZF.2 – marumi EXUS C-P.L markII

1/160 – F6.3 – ISO100

山肌の茶や緑はもちろん、空の青のコントラストも上げることができました。

普段何気ない写真の一枚でも、C-PLのひと手間で普段の写真にも変化をつけることできます。

 

SONY α7RIII – FE 24-105mm F4 G OSS | 1/100 – F11 – ISO100 – 37mm| EXUS CIRCULAR P.L MarkII

SONY α7RIII – FE 70-200mm F2.8 GM OSS | 30″ – F11 – ISO100 – 70mm|

EXUS CIRCULAR P.L MarkII – EXUS ND4 – EXUS ND8 – DHG SOFT Fantasy

 

 

 

!M100 Note!

marumiの角形フィルターはC-PLにも対応しています。

専用のC-PLをM100用のHolder Ringに装着します。反射量の調整は以下の写真の矢印の位置から行います。

 

矢印のダイヤルを回すことで矢印の部分の歯車とC-P.L for M100の歯車が噛み合いまわるようになります。

 

NDやその他特殊フィルターを装着する際だと、C-PLは回しながらの調整が必要になります。

光学ファインダーはもちろん、電子ビューファインダーでも複数枚フィルターを装着していると、C-PLの調整はかなり難易度が上がってしまいます。

marumiのM100はNDフィルターがマグネット式ですので、通常のフィルターと異なり装着に回転させることがありませんので、C-PLで調整した状態を維持したまま、NDを装着することができます!

是非とも、C-PLでフィルターワークの第一歩を踏んでみてはいかがでしょうか。

 

Vol.2はNDフィルターをご紹介します。

▼marumi EXUS C-P.L. MarkIIはこちら▼

 

 

 

 

[ Category:etc. FUJIFILM Nikon | 掲載日時:20年12月05日 20時00分 ]
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