【Nikon】はじめて茨城空港に立ち寄って飛行機を撮影してみる
今夏に撮影したものになります。
茨城を散策に行った際に、以前より気になっていたので立ち寄った場所があります。
「茨城空港」元々は百里基地として1966年に建設されたそうで、2010年3月に首都圏第3の空港として民間共用化され茨城空港として開港しています。
筆者はよく成田空港で撮影しているのですが、アプリの「flightradar24」で飛行機の運行状況を確認していると羽田空港以外に付近で発着を繰り返している空港があり、成田空港への侵入経路の方角に存在しているので気になっていました。
茨城へ出かけたついでに立ち寄ってみました。
思い付きで立ち寄ってみたせいか、時間を外したようで全く旅客機の発着を見ることは出来ず、小型機の発着とヘリコプターの訓練らしきものに立ち会えたのみでした。
後で調べてみたら、この小型機もどうやら自衛隊の訓練機の様です。
夏の日中で滑走路付近はかなり熱くなっているため空気が揺らいでおり、場所によっては冒頭の写真のようにほとんどまともに写らない程の状況でした。
茨城の見学デッキは空港の入り口から一直線に上がればすぐにたどり着けます。
小型機の背後に見えるのが百里基地の施設のようです。
自衛隊の基地と共有されているため茨城空港から戦闘機や車両などが気軽に見ることができるのでなんだか不思議な感覚でした。
ただ、惜しむらくは、旅客機も自衛隊の機体も離着陸をほぼ行っていなかったことです。
またの機会にぜひ立ち寄りたいと思います。
空港の隣には「茨城空港公園」があります。
そこには2011年に航空自衛隊百里基地から要撃戦闘機「F-4EJ改」と戦術偵察機「RF-4EJ」の退役機を借り受けて展示されていて間近で見ることができます。
これを見に来るだけに立ち寄ってもいいかもしれません。
なんでも、2022年に再塗装が施されたとの事で迫力のある姿を撮影することができました。
戦闘機に詳しくないのですが迷彩が施された機体が偵察機で良いかと思います。
戦術偵察機 「RF-4EJ 」が機体名となり「限定改修機(初期改修型)」というもの一つと聞いています。
全部で7機あるうち、まるまる一機を展示されているのはこの機体だけらしいので貴重な機体のようです。
灰色の機体は要撃戦闘機「F-4EJ改」となるようです。
米空軍のF-4Eを改造した戦闘機でスマートな印象を受けました。
茨城空港は最大3,600台分の駐車場があり、しかも駐車料金は無料なので気軽に立ち寄れるかと思います。
自動車でいくのならば水戸市から約35分、つくば市から約45分くらいの距離になります。
二つの顔を持つこの空港に興味をもたれたならば是非、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
今回、撮影に使用した機材はD780とAF-S NIKKOR 200-500mm F5.6E ED VRとなります。
望遠レンズとしてはとてもキレがあり、超望遠のレンズとしては軽量であり価格もかなり抑えめのお値段で購入できます。
暑い時期では滑走路は熱で揺らいでしまいますが、暑さも落ち着いてきた今の季節ならば望遠レンズを活かす季節ともいえるかと思います。
航空機や鳥など望遠を活かす撮影に興味のある方は一度ご検討いただいてはいかがでしょうか。