
【Nikon】初心者をはじめとするすべての人に感動を与えてくれるズームレンズ
秋の深まりとともに、色づいた木々や落ち葉の絨毯が訪れる人をやさしく迎えてくれる季節になりました。
今回は、Nikon Zf に Z 24-120mm F4 S を組み合わせて、近くの公園を散策しながら撮影を楽しんできました。クラシックなデザインをまといながらも、最新のAFや強力な手ブレ補正を備えた Nikon Z f と、広角から中望遠までを一本でカバーする万能ズームと呼べる NIKKOR Z 24-120mm F4 S。この組み合わせは、ゆったりと移り変わる秋の表情を記録するのにぴったりです。
土の上に転がるどんぐりが目に留まり、思わずしゃがんでシャッターを切りました。幼い頃にはポケットをパンパンにするほど詰め込んだり、体験教室や授業で工作の材料にしたものです。落ち葉の色合いやどんぐりの艶、土の質感までしっかり描写してくれています。
落ち葉の舞うなか濃いピンクが一際目を惹きます。
いまの季節に咲く花や木の実など、色づくものを探して被写体にしがちです。中望遠側で背景を大きくぼかすことで、主役の花が柔らかく浮かび上がりました。ズーム全域でボケが自然な印象で、植物の撮影にも非常に相性が良いと実感します。
花壇では新しく植え付けられた植物が一列に並んでいました。しゃがみこんでカメラを構え、手前の苗を強調した構図で撮影しています。流石にどの植物なのか分かりませんが、定期的に訪れる公園なのでどんな風に成長していくのか見守りたいと思います。
濃い緑の葉に入った黄色い模様、赤くて丸い実。大きな木ですがこうして切り取ってみると、気が早いですがポインセチアを想起させます。
薄暗いトンネルを抜けた先の小川はカワセミスポットです。毎回足音を忍ばせながら歩いて今日はいるかいないか、どきどきしながら向かっています。この日は通りすがりにカメラを携えた人にカワセミがいると教えてもらえました。カメラを通したちょっとした交流に心があたたかくなります。
カワセミのいる小川に接する小道の斜面は彼岸花が群生する見どころのひとつ。彼岸花の咲き終わったいまではシダ植物が黄色く色づいて綺麗な絨毯のようでした。ちょうど人のいなくなったタイミングを見計らいシャッターを切りました。
ここまで寄ったり望遠側で撮影したりと続いたので広角側でも撮影してみます。よく見ると左下のベンチに座る人影が。軽く小山のようになっているのですが、木々の大きさがよくわかる1枚、一部が紅葉しています。

冬鳥であるヒドリガモが群れをなして泳いでいました。水生植物の林の中に入り込んでいたり池を群れで泳いでいたりと観察するだけでも楽しいです。
続いて白い羽毛が眩しいコサギ。
一歩ずつ歩いては水中で脚を小刻みに動かし食事中のようでした。
色づいた紅葉にフォーカスした1枚。程よい後ボケで色づく前の紅葉と合わせて撮影してみました。全体的に紅葉するにはもう少しかかりそうです。
秋の被写体に選びがちなススキと背景に色づく木々たち。
小鳥の囀りが多く聞こえましたが姿は見えず。シジュウカラやモズがいそうな雰囲気でした。
緑から赤へ変わる紅葉がグラデーションのようになっていました。ぱきっとしたコントラストの高い紅葉も良いですが、明るめの露出でふんわりとした紅葉もいいものです。
秋の公園は、時間帯や場所によって表情が大きく変わり、一度の散策でも多彩なシーンに出会える魅力があります。
今回使用した組み合わせは、その柔らかな光や色彩を余すことなく切り取ってくれます。
広角で風景をダイナミックに捉えつつ、ふと気になる被写体を中望遠で切り取る、そんな自由な撮影が一本のレンズで完結するのは大きなメリットであり、何気ない瞬間でもシャッターをきってみると思わず感動するような1枚が撮影できることもしばしば。
レトロな佇まいと現代的な描写性能を併せ持つ Nikon Z f と、汎用性の高い NIKKOR Z 24-120mm F4 S の組み合わせは、のんびり散策しながらの撮影にも本気で作品を狙う場面にも対応できる万能の組み合わせといえます。
季節がまた次の景色へ移り変わるときも、このセットとともに公園を歩きながら小さな発見を写真に残していきたいと思います。



