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【Nikon】幽玄の美
晴天にも恵まれ撮影日和となった、爽秋の11月某日。
神奈川県南足柄市の大雄山駅に降り立った私は、天狗の小径などをゆるゆると歩くこと1時間弱、今回の目的地である大雄山最乗寺に到着しました。
今回はその際に撮影した写真をご紹介したいと思います。

 

使用機材
Nikon (ニコン) Z fc ボディ シルバー
Nikon (ニコン) NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR シルバー

 

境内に足を踏み入れると香木でしょうか、優しく包み込むお寺の香りと、寄り添うかのような滝や川のせせらぎに、心が洗われる思いがしました。
600年以上前に開創された歴史あるお寺ということもあり、幾星霜を経て荘厳な佇まいの堂塔と豊かで彩りある自然との調和がとても美しく感じられます。

 

大天狗と烏天狗の像が両脇に鎮座する結界門をくぐり、神域の奥へと足を踏み入れます。
今回訪れました、大雄山最乗寺は天狗伝説が伝わり天狗を守護神として祀ったお寺となります。
迫力のある天狗像に畏怖の念を抱き、身の引き締まる思いがしました。

 

境内の随所で天狗の像や団扇、下駄などを見る事が出来ました。
今回使用したレンズはレンズキットとしても購入できる標準ズームレンズNikon (ニコン) NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR シルバーです。
35mm判換算で24-75mmレンズの画角に相当しており、広い風景や日常のスナップなどいろいろなシーンで活躍できる使い勝手の良いレンズとなります。

 

歩を進めると奥の院へと続く354段の階段が待ち構えておりました。
階段の途中にも天狗の像があり、まるで試されているかのようです。
息が上がり早まる鼓動を和太鼓の音に重ね合わせて、鼓舞するように一歩そして一歩と進みます。

 

階段を登りおえて息を整え、奥の院の前に立つと疲労感が充足感に変わります。
今回使用したボディとレンズ含めて約600gと小型軽量なため、急で長い階段をカメラを首から下げたままでも、負担を感じたりすることはありませんでした。

 

幹の苔や楓の葉のつややかな緑が印象的で、儚さと揺るぎなさを兼ね備えた生命の息吹を感じさせられる写真となりました。
訪れたのが葉先の色が変わり始めた頃でしたので、紅葉の見頃には天狗と紅葉の赤が両々相俟って、さぞかし美しい光景なのだろうと思います。

 

撮影を終えて。
今回使用したNikon (ニコン) Z fc ボディ シルバーはクラシカルなデザインが気分を高めてくれるとともに、お寺や神社での撮影が好きな私にとって、雰囲気にマッチしてくれるところも嬉しいポイントでした。
また今回のように坂や階段が多く、歩きめぐる撮影スタイルには、小型軽量なところに加えて2088万画素センサーの高画質での撮影など頼れる相棒になってくれるのではないでしょうか。

終わりに。
年々夏が長引くようになり、一方ではベルの音色や光の装飾といった冬の賑わいが、すぐそこまで近づいてきていますが、秋という美しくも短い季節をぜひカメラとともに過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

 

▼ 今回紹介した機材はこちら ▼

[ Category:etc. | 掲載日時:24年11月19日 15時00分 ]

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