
【Nikon】旅行用レンズの最適解。ランキング上位も納得の万能ズームレンズ
世の中にはランキングというものがあるわけですが、かくいう筆者も欲しい物や気になる物の界隈のランキングを見かけると思わず見てしまいます。既にこれというものが決まっていればどのくらいの順位なのか、逆にどうしようか悩んでいる場合にも上位のものなら間違いないと思わせてくれるわけです。
今回使用したレンズはたとえどんなランキングでも上位入り間違いなしの、必携やベストセラーが頭につくようなレンズなわけですが、先に手にしていた友人から借りて試しに使用してみてから頭を離れず、気付いたら自分でも購入していて驚いた記憶があります。そのレンズは「Nikon NIKKOR Z 24-120mm F4 S」。それまでキットレンズ1本で十分に楽しめていたのに気づいたら手元にあった恐るべきレンズです。
発売日は2022年1月、発売と同時に人気に火が付き品薄な状態だったこともあり気になるレンズでありつつも縁がありませんでした。
キットレンズやレンズアダプターを使用してオールドレンズを楽しみ、気付けば2年ほど経過したある日たまたま借りる機会に恵まれて向かった旅行先での一枚です。
朝から霧深くすっきりとした撮影日和とはなりませんでしたが、バランスがいいのか想像以上に軽く感じられるうえに広角24から望遠120までのF4通し、これって旅行先に最適ではないかと感じるのに時間はかかりませんでした。
こうして川の上を渡る橋の上から目の前の風景を広く切り取ったうえで、流れる水の勢いが気になってもズームリングを回せばこのとおり思ったように撮影できます。

見どころのひとつとしていた風光明媚な目的地が、近年まれに見るとタクシーの運転手さんに言われるほど霧が深くて何も見えなくても、望遠側でスズメの群れを撮影することができました。ちなみにこれはモノクローム撮影ではありませんが霧の影響でまるで水墨画のようになっています。
泣く泣く何も見えなかった目的地から離れてもう少し人の賑わいのあるところへ向かうと何やら人だかりがありました。鮎の塩焼きやお酒など軽食メインのお店のようで、いい香りと暖かみにつられて近づきつつシャッターを切りました。肌寒かったので暖かくなる飲み物だけ購入してお昼ご飯を食べる先を探すことに。
3m先くらいで前方が見えなくなるような視界でしたが運のいいことに10分ほどで目の前にお店が出現しました。霧が深すぎて近くに行くまで全くお店に気付けず、本当に急にお店が出てきたようでなかなか貴重な体験だったと思います。店内はがらんとしていてほぼ自分たちで貸し切りのような状態、お店の人が気を使ってくれてストーブをつけてくれました。
早速いただいたそばと天ぷらの盛り合わせにテンションを上げつつ一枚。家族はもう食べ始めていたので急いで撮影しました。ちなみにこのレンズはズーム全域で最短撮影距離は0.35mとなるので座って目の前を撮るのには向いていません。
レンズを借りて思う存分楽しんでから半年、やっぱり忘れられないと程度のいい中古品を購入して早速向かった自然公園。花から花へ飛び回る蝶も追い掛け回すことなく離れた場所から落ち着いて撮影できました。
密に夢中なのか大人しかった黒アゲハは大分飛び回ったのか翅がぎざぎざです。望遠側でほぼ最短、F4でも十分にボケてくれて被写体が際立ってくれました。
彼岸花の群生地である斜面、真ん中の花にピントを合わせて前後をボカしています。いつも見頃を逃しがちな彼岸花ですがこの時はちょうど花盛りの時に撮影できて嬉しかった記憶がよみがえってきました。ただここまでボケてくれるので例年通り見頃を逃しても、よく咲いている花をメインに周囲をボカせば大丈夫だったかもしれません。
彼岸花の群生地の反対側にある小川は個人的なカワセミスポットなのですが珍しく2羽でいるところに遭遇しました。
カメラを持っている人もいない人もみんな微笑ましく見守っていました。
巷ではそれこそ神レンズとも呼ばれる「NIKKOR Z 24-120mm F4 S」は携行性と使い勝手抜群のまさに必携のレンズ。筆者と同じようになんとなく縁がなかったという人や、キットレンズの次なる1本を探している人はもちろんのこと、万人におすすめできるレンズです。




