
【Nikon】雨の日も晴れの日も手放せない高倍率ズームレンズ
今年は昨年よりも梅雨入りが遅れるそうですが、偶然にもここ最近撮影に出かける日は雨の日が続いています。
それなのに大雨の次の日はからっと気持ちよく晴れたりして、せっかくなら今日撮影に行きたかったなどと思うこともしばしば。
そんな最近の撮影模様ですが、筆者が雨の日も晴れの日も手放せないレンズがあります。
それが2020年7月に発売した「Nikon NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VR」です。
先月もっと超高倍率な便利ズームが発売したのでは、なんて声が聞こえてきそうですがこのレンズの程よい大きさと焦点距離がぴったりくるのです。一緒に使用したボディは「Nikon Z f」、グリップ力向上の為にスモールリグのL型グリップを装着しています。
この日は想像よりも雨が降っていましたが、大きな傘を持ちつつ片手撮影でも手ブレ補正効果5.0段のレンズシフト方式VR機構のおかげで失敗を恐れず撮影できます。このレンズはレンズ鏡筒の可動部分をはじめ各所に埃や水滴の侵入を防ぐシーリングが施された防塵防滴に配慮された設計となりますが、そこはそれとして愛着のある機材なのでなるべく大幅に濡らさないようにしつつ撮影を楽しみます。
バラも見ごろで花びらが重たげに雨の雫を滴らせていました。晴れの日に撮る植物はもちろん好きなのですが、雨の日の植物もみずみずしくて好きだったりします。こういった雨の日にしか撮影できない瞬間もこれからは撮影する機会が多くなりそうです。
雨の日の撮り方として好きなものにモノクロ撮影があります。曇天や雨の日などカラーではしっくりこない時にはモノクロームにすると撮りたかったものが撮れる気がします。この雨は前日の夜中から降っていたからか翌日にはカラッと晴れていました。
少し前の大雨が嘘のような快晴の日、変わらない組み合わせで撮影に向かいます。朝の家事をささっと終えて向かう緑豊かな公園の癒し効果は抜群です。
期待しながら向かった小鳥の水浴びスポットではシジュウカラが水浴びをしていました。数日前の雨の日は増水していましたが、この日は小鳥が水浴びするのにちょうどいい水深だったようです。
ハーブ園では赤い花が咲きだしていました。種類は分かりませんが満開になったらだいぶ華やかになりそうです。まだ花は少なめでさみしかったので赤を前ボケとして入れてみました。
小川沿いの小道を進んだ先、鳴き声を頼りに見回すとよく見かける場所とは違う場所にカワセミの姿がありました。相変わらずの愛らしい姿に魅了される人が多いのにも頷けます。
この公園ではあちこちに紫陽花が植えられているのですが、日当たりのいい場所では早くも花びらのようなガクが成長しツボミをつけはじめていました。まだまだ白いですがここから色づいていくのかと思うとすでに次の撮影日をいつにしようか考えてしまいます。
まさにちょうどいい焦点距離と重さのレンズ、これからもこの組み合わせでどんな天気の日でも撮影に出かけたいと思います。