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【Nikon】NIKKOR Zの最適解 ~Z MC 50mm F2.8~

ついにベールを脱いだNikon Z8
このナンバリングのカメラの登場を待ち焦がれた方も多いはず。

そしてそれを迎えるは充実のNikon Zマウントレンズ「NIKKOR Z」。
当社スタッフが思い思いの「NIKKOR Z」レンズを使用し、実際にご紹介してまいります。

千差万別の最適解。
あなたの最適解はどのレンズでしょうか。

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今回ご紹介するのは、「NIKKOR Z MC 50mm F2.8」。

Nikon Z 6II + NIKKOR Z MC 50mm F2.8

マクロレンズと言えば中望遠(90mm~100mm)が一般的なイメージがありますが、実は50mm前後のテーブルフォト向けに発売されている標準域のマクロレンズも銘玉が数多く存在します。
Nikonにも一眼レフ時代より「AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED」という銘玉が存在しており、そのZ版と言っても過言ではないのが今回ご紹介するNIKKOR Z MC 50mm F2.8です。

マクロ撮影からスナップ、テーブルフォトまで幅広いシーンで気軽に写真表現を楽しめる小型軽量の高性能マイクロレンズ。
気軽に持ち歩ける小型軽量サイズでありながら、Zマウントだからこそ実現した優れた描写力を凝縮。
マクロ撮影(等倍)はもちろんの事、焦点距離50mmの画角を活かしたスナップ、ポートレート、風景まで、日常の幅広い撮影シーンをカバーし、いつも持ち歩ける標準レンズとして運用することができます。

今回はこのレンズをNikon Z 6IIに装着してスナップ写真を撮影しました。



まずはマクロレンズと言えば鉄板の花の写真です。
この時期は少し散歩していると様々な所で綺麗な花を見ることが出来ます。
この三枚はすべて白い花がメインですが、しっかりと白の中に含まれている陰影や柔らかい雰囲気まで映し出しています。
ボケやシャープさは本レンズの性能ですが、この色合いを見ているとさすがZボディだなと思わせてくれます。


もちろんカラフルな色合いの花も非常に綺麗に映し出します。
50mmマクロだとボケも少しうるさくなるかな?と思っていたのですが、しっかりとした立体感と綺麗なボケ味でその心配は杞憂に終わりました。
肉眼では楽しむことのできない小さく繊細な世界を楽しめるのがマクロレンズの魅力です。

マクロレンズのシャープさはスナップ撮影にも生かすことが出来ます。現代の街並みの無機質な雰囲気とも相性バッチリ。
モノクロの設定で撮ってみたりシャッタースピードを下げてシーリングファンに動きを持たせてみたり、少し足を止めて被写体を眺めてみると、様々な表情を見せてくれます。

横浜の方を散歩していると港町らしいスポットを発見。
青を基調としたデザインの看板やドアを撮影していると、初夏の陽気の中になんとも涼し気な風が流れているように感じます。


スナップ撮影をしながら、繊細だなと思ったら被写体に思いっきりクローズアップしてマクロで撮影する。
そんな器用なことを1本のレンズで完結できるのが、本レンズの大きな魅力です。
ドライフラワーの硬くも、触ったら崩せてしまうような繊細さまでしっかりと表現されています。


洋館の雰囲気と人物はどうしてこうもマッチするのでしょうか。
1枚の写真に人物が入るだけで、たくさんの物語が生まれてくるように感じます。



洋館の中にはおしゃれなスポットが沢山存在します。
50mmという画角は一つのアイテムを切り抜くには最適で、室内でも余裕をもって撮影ができます。
開放F2.8と大口径と言われるほどの明るさは持ち合わせていませんが、それでもこの立体感を演出できるのはレンズの性能あってこそなのかもしれません。



露出オーバーな写真であったり、アンダーな写真であったり、好みは千差万別。
私はコントラストが高めなシーンが好みで、陰影が強調される部分を見るとついついシャッターを多めに切ってしまいます。
コントラストが高い環境での撮影はどうしても黒潰れや白飛びが目立ってしまいますが、Z 6II と本レンズの組み合わせで撮影していると、質感や陰影の表現が破綻せず非常に綺麗な描写を味わうことが出来ました。

マクロレンズという冠を付けているものの、様々な被写体にアプローチすることができ日常使いにも優れた一本。
単焦点デビューレンズとしてもおすすめのレンズです。

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ついに発売となったNikon Z8。

既に「NIKKOR Z」レンズをお使いの方も、新しく揃えるという方も 是非THE MAP TIMESをご覧いただいて、あなたの“最適解”をお選びいただければと思います。

明日はどのレンズが登場するのでしょうか。 乞うご期待!

5月26日発売のZ8!在庫に関してはこちらからご確認ください↓

▼今回使用した機材はこちらとなります▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:23年05月30日 13時00分 ]

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