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【Nikon】Z6シリーズを再考する~ Z 50mm F1.8S・Z 24-70mm F4S編 ~

【Nikon】Z6シリーズを再考する~ Z 50mm F1.8S・Z 24-70mm F4S編 ~

Nikonから待望の新製品「Z6lll」が発表されました。
ニコンZシリーズのフラッグシップモデル「ニコン Z9」、「ニコン Z8」と同等の高い性能や操作性を継承しながら、世界初の部分積層型 CMOS センサーの採用など、独自の最新機能を搭載した期待の新製品。

そこで本連載ではZ6IIIの旧モデル「Z6」その後継機種「Z6ll」の魅力を再確認するとともに、オススメのレンズも紹介してまいります。
Nikonフロアスタッフが選ぶ、おすすめレンズ第1弾はNIKKOR Z 50mm F1.8 SNIKKOR Z 24-70mm F4 Sになります。

2018年に満を持して発売された「Nikon Z6」。
60年近くニコンの一眼カメラに採用され続けたFマウントとついに決別し、大型のマウント径にショートフランジバックを搭載した次世代のマウント、Zマウントを新たにまとったニコン初のフルサイズミラーレス一眼です。
発売から6年の月日が経ち、2020年には「Z6II」、そしてついに待望となる「Z6III」が発表されました。

今回は、初代Z6/Z7と同時に発表された3本のレンズのうち2本、「NIKKOR Z 50mm F1.8S」と「NIKKOR Z 24-70mm F4S」を使用して撮影に出かけました。

夜の京都散歩にZ6を連れ出しました。レンズは「NIKKOR Z 50mm F1.8S」を装着しています。
不意に訪れるシャッターチャンス、三脚を構えている時間もなく慌てて手持ち撮影を敢行しました。
新時代の到来を告げるようにZ6と同時に発表されたZ 50mm F1.8Sの画質のよさはもちろんのこと、Z6のボディ内手ブレ補正、そして高感度耐性のおかげで、手持ちでも簡単に写真が撮れます。

こちらも手持ちでの撮影です。
「NIKKOR Z 50mm F1.8S」は開放でもシャープな像を結んでくれます。
50mm F1.8というスペックは一眼レフ時代では安価ないわゆる「撒き餌レンズ」と呼ばれるレンズでよく見かけるものでしたが、このレンズは全くの別物。発表当初は価格に対して疑問の声もありましたが、この写りを見てしまうとそんな考えは一掃されます。

 

続いて水族館に向かいました。
Z6の動体AF性能はあまりいいとは言えませんが、水槽の奥で泳ぐ魚をコンティニュアンスAFで追いました。
被写界深度が浅く水槽のガラスも厚いため難しい条件ですが、きちんと狙った魚を追ってくれました。

クラゲの透明感がきちんと写っています。見たままの印象をそのまま表現できています。

 

星空の撮影に行きました。
天の川が天高く昇っていく頃、F1.8の明るさでなら天の川の星の一つ一つが描写できます。

今回の撮影は、図らずもすべて夜や屋内といった暗いシチュエーションとなりました。
Z6の高感度耐性の高さは現在でもニコントップクラスです。これまで撮ることが難しかった場面でも果敢にチャレンジできるのが魅力です。

 

レンズを「NIKKOR Z 24-70mm F4S」につけ替えました。
Z6やZ7のキットレンズとして登場し、キットレンズとは思えない高画質で世間を驚かせた1本です。
現在は価格もこなれており、非常にコストパフォーマンスの優れたレンズとなっています。

こちらも京都での撮影です。生憎の天気でしたが、高コントラストに写してくれました。ボディとレンズ両方の性能が高くないとなしえない写りです。

 

開放F値は4ですが、フルサイズに装着すれば相当なボケ量を確保できます。

沈胴構造を採用しており、旅行に持ち出す際などレンズ全長を短く抑えられるのが魅力です。
ちなみに沈胴状態のレンズ全長は、Z 50mm F1.8Sとほぼ同じです。

広角端24mmは花火撮影で使用しても迫力ある構図を作れます。

Zレンズの特長の一つが、逆光耐性の高さです。Z 50mm F1.8Sの作例でもそうですが、強い光源が構図内にあってもゴーストの発生は皆無と言っていいです。

最短撮影距離は30cm。テーブルフォトでも活躍してくれます。
オールマイティなZ6にぴったりな、あらゆるシーンに対応できる万能なレンズです。

あらゆる状況に対応できる「Z 24-70mm F4S」と、ここぞというタイミングの抑えの1本「Z 50mm F1.8S」。
この2本さえあればどんな写真も撮ることができる、そう思わせてくれます。

輝かしく鎮座する「Z6」のロゴは、登場時は新時代の幕開けを予感させるものでした。
そしてその輝きは今も色褪せていません。

新機種が次々と登場していますが、その一方でお買い得感の強い機種となりました。

スナップから風景まであらゆる場面に広く対応できるミラーレス一眼カメラ「Z6」、是非一度手に取ってお試しください。

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[ Category:Nikon | 掲載日時:24年06月18日 18時00分 ]

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