【OLYMPUS】雨も滴るオリンパス ~すごいぞ!TG-6!~
最近MapCameraの所在する東京 新宿でも雨の降る日が多くなってきました。
傘を差しながら撮影する。というシーンも増えてきました。
普段、筆者はMF(マニュアルフォーカス)で撮影することが多く、
この時期は傘を差しながらだとカメラも濡れ、自身も濡れ、とてんやわんや。
丁度良いコンパクトカメラは無いかなと探しています。
今回はそんな中で出会った一台のカメラについてお話させていただきます。
それがこちら。
OLYMPUS Tough TG-6 です。名前に「Tough(タフ)」とあります。日本語にすると「頑丈な」という形容詞です。
このようにすでにズブ濡れですがへっちゃらなのです!
タフなカメラ、「タフカメ」と呼ばれることもあるような種類のカメラです。
このTG-6は、防水性能15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃、撮影レンズ前面の保護ガラスのダブルガラス化による高い耐結露性など、いつでもどこでも安心して撮れる高いタフ性能を備えています。
普段のカメラのスペック表では見慣れない言葉ばかりが並んでおり、羅列された言葉を見るだけでそのタフさが伝わってきます。
タフなだけでなくその描写、レンズの解像感には目を見張るものがあります。
いきなりモノクロでの写真から。傘越しに眺める景色は同じ道でも違って見えます。
こちらはカラーですが、雨の中の撮影でしたのでコントラスの高いウェットな写真になりました。
道路沿いに生えている植物の中にカメラを潜りこませ空を撮りました。このTG-6はコンパクトデジタルカメラ。とても小さなボディとなっています。
このコンパクトデジタルカメラですが一眼レフやミラーレスなどとは違い、良い意味で「カジュアル」に撮影できるのが良いところだと感じています。その「カジュアル」が新しい発想を生み出したり、いろんな角度から写真を生み出せるのかもしれません。
この見た目で実はズームレンズなのもよいところです。ボディの中でズームするので他のコンパクトデジタルカメラと違ってレンズの長さが変化することもありません。搭載されているレンズも4.5mm~18.0mm(35mm判換算:25mm~100mm相当)なので引いてもよし、寄っても良し。文句なしです。
ググっと寄れる点も良いところです。
様々なシーンでかゆいところに手が届いており、万能なカメラなのだと実感します。
ハイキーめなアーティスティックな写真や・・・
下のようなしっかり色を載せた写真も撮れます。また緑の色も自然に感じます。
モノクロのトーンが好きです。ヌケの良い画でかつ雰囲気があります。
フラッシュも内蔵しているので日中シンクロなども気軽に試せました。
躍動感のある「ナマ感」のある一枚になりました。
普段の機材ではできないことが可能になる一台です。
おまけ写真でこんな撮り方もできました。
中央に緑のモヤのある写真です。
これは・・・
このようにレンズに敢えて水滴を付けて前ボケにしてみました。
レンズに水を付けるなんで今までは怖くて到底できませんでしたが、このTG-6は抜群の安心感があり臆せず試せました。
また、今回の写真は全てJPEGの撮って出しです。これをRAWで撮影し、色合いなどを調整できると考えると…。
さらなる広がりを見せるに違いありません。
昨今、カメラは「多種多様」の時代。
写真を撮るだけでなく、動画に特化しているもの、小ささに特化しているもの、画質に突き抜けたものなど本当に様々なカメラが存在しています。そんな中でこのTG-6はどんな場面にも突き抜けた耐久性には光るものを感じます。
ちなみにTG-6のブツ撮りは全てOM SYSTEM OM-1とOM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PROで行いました。
こちらも濡らしても全く問題なし。
何と言ってもAF性能と画質が素晴らしい一台でした。
素晴らしい画質でしたので一枚だけ。
OM SYSTEM OM-1+OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
立体感とトーンとボケ感が素晴らしく、とても上品な写真でした。
OM-1についてはまだ後日じっくりとご紹介できればと思います。
レッドの色もカッコ良いです。